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紙の本
泣けるわ~。物語として読めるのが良い
2012/09/19 09:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sleeping lion - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済の重要な考え方をストーリー仕立てで説明してくれる書籍は、『ザ・ゴール』が有名である。
ストーリーとしてそもそも優秀で、読んでいてワクワクし、続きをすぐに読み進めてしまう面白さがある。
本書も同じ手法と言えなくもない。
ストーリーとして面白いから、勉強的な気持ちにならずに一気に読み通してしまうのである。
詰まるところ、入門書としてこれほど上手くできた小説はなかなかないと思えた。
強いて言うなら、そこにラノベ的要素がわずかに入った事かな。萌え要素は全くないが、ライトな感覚と、高校生活が題材であることが、ラノベ的。
しかし、面白かった。
実は読むのが二度目だが、それでも本当に感動した。
ありがとう!
紙の本
一冊で2度楽しめる本!!
2010/05/16 20:35
7人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しのぶザエモン - この投稿者のレビュー一覧を見る
一冊で2度楽しめますよ。
一度目はライトノベル感覚で。
二度目は自己啓発感覚で。
難しいドラッカーの「マネジメント」が引用されてますが、
読んだだけでは、イマイチわかりません。
けど、大丈夫です。
その引用されているところを、主人公たちの行動や考えなどで書かれているので、わかりやすくなっています。
ドラッカーの「マネジメント」を読む前に、入門編として読むのに、
オススメです。
紙の本
マネージャー北条文乃(あやの)の支え
2011/08/06 10:54
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら 岩崎夏海 ダイヤモンド社
漫画の本を読み終えたような余韻(よいん)が残ります。そこそこ胸を打たれます。ベストセラーでありなおかつロングセラーとなっている本です。経済学の本という初対面の印象があって敬遠していました。労働において、仕事は一生懸命働いて、疲れたら体を休めることを繰り返すという意識しかありません。なぜこの本はこんなに売れ続けるのか興味をもってついに読んでみました。作者の岩崎夏海さんという人に特別な魅力があるのだろうと思って読み始めました。
高校野球の強豪高校でもない都立程久保(ほどくぼ)高校の野球部員が、主人公2年生マネージャー川島みなみのマネジメントによって、夏の甲子園大会を目指すというストーリーです。部員数は合計で23人となっています。
この野球部の最初の状態は、「自由=規律なし」が風土となっています。マネージャーとしての必要条件とか、マネジメントの資質は「真摯さ(しんしさ、まじめで熱心なこと)」とあります。何事にも通じる言葉です。「感動を生む創造力」が、物語全体に流れているキーワードです。
野球漫画では、よくあるありふれた展開ではあります。134ページ付近では、野球を素材とするよりも「メタボリック症候群の克服」を素材にしたほうが、理屈がわかりやすいとひらめきました。多用される「イノベーション」は、技術革新の意味で、そのための手段として、1年生マネージャー北条文乃(あやの)が、関係者の心を通い合わせるための通訳としての役割を果たしていきます。
現役プレイヤーが、マネジメント職を兼ねないほうがいいことは明白です。プレイヤーはプレイに専念する。マネージャーはマネジメントに専念する。当たり前のことを当たり前にする。だけど、それがむずかしい。
紙の本
一大ブームを巻き起こした画期的ビジネス書
2021/07/31 23:44
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投稿者:empath - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラッカーの名を一般の人にも知らしめた本として、日本社会に多大な貢献をした作品と言えると思います。
本書の中で触れられるドラッカーの知見はごくわずかですが、企業経営のような営利活動よりも難度の高い非営利活動を題材にしたところが素晴らしいですし、マネジメントの方向性を決定づけるマーケティングを「見舞い面談」というカタチで結実させたアイデアも秀逸です。
紙の本
「マネジメント」とセットで読んでこそ
2018/09/14 20:26
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投稿者:和田呂宋兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
発売当時読んだ時は、「そこそこ面白いけど、しょせん古臭いスポーツ根性ものだな」と思って、すぐ人にあげてしまいました。最近ふとしたきっかけで、「マネジメント」とセットで買って読むと、主人公がドラッカーの言葉を生かして弱小チームを変えようとするプロセスが、実に面白かったです。「経営学者」という枠にハマらない異色の思想家・ドラッカーの、一つの読み方と考えれば良いですね。
紙の本
もしドラ
2017/06/30 21:41
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投稿者:なえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一時期大ブームになって、映画にもなった作品の原作小説。ストーリーが面白かったです。この本を読んだらドラッカー関係の本を読んでみたくなりました。
紙の本
ドラッカーに関心を持つきっかけに。
2016/07/01 14:45
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投稿者:sacchibi - この投稿者のレビュー一覧を見る
P・F・ドラッカー、名前は知っていたけれど、小難しい本という印象でした。
小説の中にドラッカーの「マネジメント」のエッセンスを盛り込んであります。
私は、この本をきっかけにドラッカーを読み始めました。
賛否分かれることはあれど、画期的な本だと思います。
ストーリーは、オーソドックスで、先が読めたけれど、それでも悪くないと思いました。
紙の本
ラノベと侮るなかれ、経営学の骨組を学ぶ好機になります
2016/03/27 14:39
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題の本だったので手に取り読んでみました。
甘ったるい青春ストーリーではありますが、何とも
魅力的な文体で、中年の私でもスイスイ読めました。
しかも経営学用語を簡明に説明してくれているので、
ビジネス書を読み始める基礎知識が効率よく、頭に
入っていきます。
紙の本
もしこの本を「ビジネス書は難しそうだけど小説なら読めるかも」と思って読んだら。
2010/04/20 02:38
17人中、16人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:サガ - この投稿者のレビュー一覧を見る
もしあなたがこの本を「ビジネス書は難しそうだけど小説なら読めるかも」と思って読んだら、小説としては文章がとても拙いことに愕然とすることでしょう。人によっては途中で投げ出すかもしれません。
なぜなら実はこの本、小説に見せかけたプロット(あるいはト書き)なのですから。
逆にビジネス入門としてなら平気だと思います。でも今度は逆に、本当に入門でしかないので物足りないかもしれません。
単純に言えば、この本を「『マネジメント』へのパンフレット」と取るか、「小説」と取るかで評価が変わります。
前者なら★3、後者なら★1です。
言ってみればビジネス書にもなりきれず、小説にしてはレベルが低い、どっちつかずで中途半端な本になってしまっているのです。
でも、コンセプトはとても面白いです。
お話では高校野球の女子マネージャーである主人公が『マネジメント』を手に周囲を巻きこんで、どこの組織にも存在する、それでいて扱いの難しい様々な問題を解決していきます。
難しくなりがちなテーマを身近な話題に置き換えた、とてもいいアイデアだったと思います。
しかし、残念なことに筆者自身がそれを生かせていません。致命的に文章力が無さ過ぎます。
普段本を読まない人は平気ですが、小説が好きな人にはお薦めできません。
小中学生レベルの作文に耐える覚悟が要ります。
(中には「これはビジネス書で小説ではないから文句言うものじゃない」と仰る方もいると思いますが、あの表紙と挿絵と書き方でそれは通りません)
ただ話の展開自体はオーソドックスですが悪くありませんでした。
料理の仕方次第ではかなり良くなる要素はあったと思います。
でも読んでみるとすぐ気がつくことですが、
そもそも登場人物の描写が少ないから存在感が希薄な上に
作中で唐突に新しい登場人物が現れて説明が始まるとか、
前触れもなく伏線が出現したかと思うとそのページ中で回収してしまうとか、
何より主人公の立ち位置が不明な上に上から目線なので「何でこの人嫌われないの?」と読みながら心配すらしてしまうとか、
そういった難点が目につきます。
また主人公がことある毎に『マネジメント』に答えを求め、
何かあるたびに「マネジメントでは」「マネジメントによると」「マネジメントの通りに」と妄信する様もまるで変な宗教にハマった人みたいで気持ち悪いので、この辺りも本職の小説家なら上手く料理しただろうと思うと残念でなりません。
着眼点は面白いだけに、この基本設定を元に、何で元放送作家で小説は素人の筆者が書いてしまったのかが分からない。
この辺りの問題は専門の小説家にリファインしてもらうか編集者が指摘すれば何とかなっただろうに不思議です。
作中で「人を生かすことが重要」と書いているのに、関係者が人を生かせていないことを証明しては説得力がない。ここは人を生かして欲しかった。
なお、作中の何人かはアイドルグループAKB48のメンバーをモチーフにしているそうなので、筆者が元放送作家であることとAKB48を手がける秋元康氏を師事していることを考えると、既にモチーフ元のアイドルを使ったドラマ化か映画化の計画が進んでいることも考えられます。
その際にはまた違った料理の仕方で今度こそ設定を生かしてくれることを期待して、★3にさせていただきます。
紙の本
野球部は「感動を与えるための組織」か
2011/01/07 15:05
13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Genpyon - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラッカーの原著「マネジメント」を引用しつつ高校野球に応用することで、ドラッカーの考え方を紹介しようという構成で、それが本著の最大の売りのようだ。
著者が最も伝えたかったドラッカーの考え方は「顧客という観点から組織を定義する重要性」のようで、このテーマに最もページを割いている。逆に、このテーマの後は、あれよあれよという間に話が進んでいってしまう。
著者は原著からキャデラックの成功例を引き、正しい組織の定義を見出すことが重要、とのドラッカーの考え方を敷衍する。本著の主人公もこの方法論で野球部の定義を見出し、野球部は甲子園出場を果たす。
ドラッカーによれば、組織の定義については、「わかりきった答えが正しいことはほとんどない」が、「顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができる」と説く。
だが、答えることができたからといって、その定義が正しいとは限らない。キャデラックの成功例や野球部の甲子園出場というストーリーが暗示するのは、結局、結果が成功であるから、定義は正しかったのだ、という結果論ではないだろうか。
そして、その野球部の「正しい」定義が「感動を与えるための組織」である。残念ながら、ここで私は違和感を感じてしまった。
その違和感は、本著を読み進んでも解消せず、逆に増幅していく感があったが、最終的に、本著の著者が、高校野球を「感動を与えるコンテンツ」と考えられる業界の人であることを知り、その後の牽強付会ぎみな深夜ドラマばりのストーリー展開も含め、もちろん納得はしていないが、そういうことかと理解することはできた。
幸いなことに、同種の違和感を感じられる人は少数派ではないようで、たとえば、本著と直接関係のないこのページでも、決して少なくない人が同じ違和感を感じていることがわかる。
紙の本
影響
2011/04/25 21:53
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今更ですが、先日読みました。
発売当初は表紙の萌え系な絵にひいてしまい、手に取りませんでした。
読んでみたら…
正直、小説としては文章も内容も稚拙で、読み進めるのが大変でした。
でも、主眼がストーリーにはないことが分かっているので、それは置いておいて。
ドラッカーは1冊も読んだことがないので、読んだ気にさせてくれたことが良かったかな。
そして、最近の会社の改革?が、この本から来ているような気がしました。
かなり多くの人が影響されたんだろうな。
紙の本
いつかはこんな本が出版されるのを予感していました。
2010/01/31 21:34
6人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつかはこんな本が出版されるのを予感していました。
現代の「知」の巨人、ドラッカーのマネジメントの考え方は、企業経営だけでなくあらゆる組織に適用できるものです。
本書は、弱小野球部を舞台にマネジメントを実行していったらどうなるかを青春小説風に仕上げた本です。
本書の中で、マネジメントの使い方はたしかにドラッカーが言っていることなのですが、なんだか違和感があります。
若者やドラッカーに触れたことのない人には、ドラッカーを読むきっかけとなってほしい本ですが、「マネジメント」を読んだことのある人には、しっくりこないのも事実です。
理由はストーリー展開にあると思います。
マネジメントの考え方を伝えるためには、いたしかたない面もありますが、少し安易さを感じてしまいます。
企業経営の場面では、もっと複雑な問題が絡んでいるため、「そんなに簡単にできるの?」という気持ちになってしまうのです。
ともあれ、ビジネスマンには人気の「マネジメント」を平易に取り組みやすく解説しているのは確かです。
これからドラッカーを読もうとしている人にはいいのかもしれません。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
電子書籍
ストーリー形式で、原書の引用もされながら…
2022/01/16 01:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アルファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの通り、『マネジメント』という有名な(私はビジネス書を普段多めにレビューしている割に、ドラッカー氏と『マネジメント』のことは、この本を読んではじめて知りましたが)ビジネス書の内容を実践しながら成長していく野球部の女子マネージャーのお話を書いた1冊です。
似たようなタイプでいうと「まんがでわかる」シリーズなどもありますが、こういうストーリー形式にすることで、一見ハードルの高そうな人生訓や自己啓発本に親近感を抱かせるという目的については、十分達成できているかと思います。
ただ、野球の話に関しては、某掲示板サイトの実況板で、「ノーバント・ノーボール戦法なんてやるわけないだろ!」という感じのツッコミがあったらしいですが…w
同じように、『マネジメント』の引用箇所とその実践についても、著者の岩崎氏の個人解釈はある程度含まれるかと思います。
が、正確さはともかく、上記のようなストーリー形式の本で取っ掛かりをつかみたいのであれば、読む価値はありそうです。
電子書籍
ドラッカーと野球を
2020/04/18 06:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
女子高生とマネジメントの組み合わせが、セーラー服と機関銃のようなミスマッチで味わい深いです。難病を抱える幼なじみなど、青春小説のお約束も用意されています。
電子書籍
それなりに楽しめる
2017/09/02 18:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
数年前に話題になった本であり、あらすじだけは知っていたが、ちゃんとは読んでいなかった。電子書籍で購入して読了。
内容は題名通りで、弱小野球部のマネージャーになった主人公が、「マネジメント」を武器に野球部をマネジメントして甲子園出場を目指すもの。
これを読んだからと言ってドラッカーのマネジメントを理解したことにはならないが、読み物としてまあまあ面白いし、少年少女がマネジメントに興味を持つきっかけにはなるのかも。