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みんなのレビュー1,210件

みんなの評価4.5

評価内訳

1,210 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

生と死

2023/10/25 18:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:悟空 - この投稿者のレビュー一覧を見る

心理学者が実際に強制収容所にいた時の体験などが書かれています。読んでいて、うっとなるようなシーンもありますが、そう言った悲惨な出来事が実際にあったということを、どれだけ時間が経っても忘れてはいけないと感じました。

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電子書籍

絶望の淵に立たされた心理学者の考察書

2023/08/20 07:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:もしもし - この投稿者のレビュー一覧を見る

ユダヤ人の心理学者がナチスの収容所生活について記した書籍。
自身や周りの収容者や監視の心理状態を考察書物し、絶望の淵でも希望を持って生きながらえるにはどのような心理状態でいればいいのかの考察をしている。

絶望のなかにどのようにして希望を見出して生き抜くことができたことが記されているが、運に恵まれ生き抜くことができたからそんなことが言えるとも受け取れる。
生きる意味があるのかという問の答えをこの本から見出すことはできない。自分で見出すものと結論づけているから。

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紙の本

あとがき含めて名著

2023/02/17 21:33

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投稿者:いしかわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

新版のみを初めて読んだけど、旧版新版両方の訳者のあとがきが収録されていて、
どちらもとても興味深く、旧版との違いなども解説されていて良かった。

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紙の本

極限状態での「人間性」が試される『夜と霧』

2021/12/07 15:03

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投稿者:永遠のチャレンジャー - この投稿者のレビュー一覧を見る

精神科医師(心理学者)という立場から著者ヴィクトール・E・フランクルが自らの強制収容所体験を極めて客観的に書き記した本書は、初版から三十年後に【新版】として書き改められた。

それは、訳者あとがきで触れられるとおり、国家的な、即ち民族的、宗教的、社会的な対立抗争にあっては、憎悪がより増幅され復讐が叫ばれ勝ちとなることに心痛めた著者が、良心的な人物(著者の表現では「まともな人間」)は「敵」の中にも存在したこと、逆に残虐非道な人物(同じく「まともではない人間」)が「味方」の筈の同胞にも居た事実を語り継ぐためであった。

極限状態での「人間性」が試された中味を読み進めること自体が、また読者の「人間性」が試される試練でもある。

本書を踏まえて、フランス人映画監督アラン・レネは、ドキュメンタリ映画の「夜と霧」を撮った。この監督は後年、原爆被災地ヒロシマを舞台にした『二十四時間の情事』("Hiroshima mon amour")で日本でも広く知られるようになる。

戦後十年を経たアウシュビッツ収容所跡を捉えたカラー映像に、モノクロ(白黒)の記録映像が差し挟まれ交差するこの映像作品は、仏蘭西語のナレーションが歴史的な大量虐殺の事実を淡々と語る。

映し出されるものは目を背けたくなる骨と皮ばかりの死体、切断された首、大量の誰のものか判らない頭髪や靴などの遺品の数々。

人間の尊厳を奪われた強制収容所生活の末に亡くなった人々は、死者を鞭打つようにブルトーザーで「穴埋め」処理される。その悲惨さに、ナチス独逸の狂気と蛮行を憎まずに済む人間が在り得るだろうか?

日本でも、医学部出身の作家どくとるマンボウこと北杜夫が、「夜と霧の隅で」と題する短篇小説の傑作を残している。

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紙の本

夜と霧

2021/07/23 17:45

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投稿者:Humpty - この投稿者のレビュー一覧を見る

過酷な環境下にいる人間が何を想い生きるのか、解放された後に精神にどのような影響を与えるのか、について書かれている。
ここで語られている、生きる意味についての問いをコペルニクス的転回によって捉え直すことが興味深かった。
繰り返し読もう。

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紙の本

いつか我が子に読ませたい

2020/12/14 00:50

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投稿者:藤兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

有名な本だが、何となく敬遠していて読んだのは30代も半ば。というのも、ナチスの悪事の告発本のように思っていたからなのだが、そんな程度に収まるものではなかった。通勤電車で読んで危うく涙しそうになったこともあった。解放後、自己の権利を勘違いしたような同胞に対して書かれた非難めいた記述は、思わず背筋が伸びた。もう10年早くこの本に会っていたかったと思うし、いつか成長した我が子に読ませたいと思う本である。

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紙の本

行動が問われている

2020/06/27 09:50

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投稿者:アラン - この投稿者のレビュー一覧を見る

読んだきっかけは、猫町倶楽部の読書会の課題本だったこと。
ナチス強制収容所の経験を記した本、という程度の基礎知識しかなかった。

読み始めて感じたのが、自分自身のものすごい凄惨な体験を、
客観的に、時にはユーモアすら込めて描いていることである。

圧巻は、「生きる意味を問う」の項だと思う。
読みながら思わずラインを引いた箇所を引用する。

「生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題・・・
わたしたち自身が問いの前に立っている・・・
考えこんだり言辞を弄することによってではなく、
ひとえに行動によって、適切な態度によって、正しい答えは出される。
生きるとはつまり、生きることの問いに正しく答える義務、
生きることが各人に課す課題を果たす義務、
時々刻々の要請を充たす義務を引き受けることにほかならない」

人生の意味に悩むのでなく、
「お前がどう行動するかが、お前の人生から問われている」ということ。
強制収容所で想像を絶する経験をした心理学者だからこそ、
迫力をもって書くことのできる本である。

以上が。読了後・読書会前に書いたことである。

読書会では、様々な読み方・目の付け所があることが分かり、
大変刺激を受け、楽しかった。
ほんの少し紹介すると、自分を客観的に見るとよい、という点について、
「ユーモアは自分を客観視できるきっかけ」
「近くから見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇」という言葉を
忘れないというようにしたいと思った。

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電子書籍

さざ波のようにこころに届く

2020/04/18 22:39

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投稿者:ブン - この投稿者のレビュー一覧を見る

これだけの苛烈な体験を筆者は感情的にもならず声高に責めもせず、
ただ冷徹に自己のあるいは人々の深層心理を考察していく。
心に響く言葉が数多く散りばめられていた。一生の本。

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電子書籍

人間性と決断

2019/05/22 10:33

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投稿者:きたじま - この投稿者のレビュー一覧を見る

極限状態の人間の心理、ふるまいが克明に詳細に書かれている。
収容所ほどではないにしろ、誰しもが経験しうる人の手で作られる地獄。
人生を楽しんでいる方より、苦しんでいる方が読む方がわずかばかりの救いになるかもれない。

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電子書籍

胸にどんと、、

2018/05/01 01:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る

どん、というか、ズシっ、というか、読み終わった今、表紙を見るだけでもその世界が未だに本の中に眠っているようで、とても不思議な気持ちになります。淡々と現実を受け止める強さ、冷静さ、或いは、職業病ともいえるかもしれない筆者の心情を、どう受け止めるべきなのか、考えさせられる一冊です。

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紙の本

夜と霧

2017/11/24 18:12

6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る

一度は読んでおくべき本だと思います。

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紙の本

あのとき、なにが起こっていたのか

2017/04/22 09:57

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さびねことほんだな - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画を見ているかのように、フランクル博士が見た情景を再生できる一冊です。
難しい本なのだとばかり思っていましたが、新訳のおかげか、ただ読む分には全くストレスは感じません。ただ、描き出される情景があまりにも克明なのでページをめくる手が何度か止まりました。
歴史を繰り返してはいけない。なぜ?
その答えがここにあると思います。

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紙の本

名作

2016/02/02 11:11

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校の教科書で読んだ以来、6年ぶりに手に取った本。精神分析学者がナチス強制収容所にいた時の体験をつづった名作。今回読んだ池田訳は高校生向けに書かれたとのこと。読みやすい。昔、高校の教科書に載ってた「夜と霧」は霜山訳かな?

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紙の本

極限の人間

2016/01/31 22:49

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちくわ - この投稿者のレビュー一覧を見る

先日読んだ『エンデュアランス漂流記』にも通じるが、極限状態でどのように目的意識を持つことが重要なのか考えさせられる。
ただ、南極で沈没した船と違うのは、相手が同じ人間だということ。また、家族や仲間が待っていてくれているかどうか分からないということ。
同じ人間に人間以下に扱われても、人間の尊厳を守ることの出来る人とすぐ諦めてしまう人。ほとんどの人が先も見えない状況で生きることを諦めてしまう。
加えて、家族や大切な仲間も同じ境遇にあるかもしれないという状況で、心理学者である著者がどのように考えていたのか。
最後に記載されている文章。
「人間とはなにものなのか。人間とは、人間とはなにかをつねに決定する存在だ。人間とはガス室を発明した存在だ。しかし同時に、ガス室に入っても毅然として祈りのことばを口にする存在でもあるのだ。」

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紙の本

夜と霧 新版

2015/08/30 23:00

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る

ジークムント・フロイトに精神医学を学び、ウィーン大学医学部精神科教授を務め、学者としても「実存分析」を唱えるなど、世界の精神医学・脳外科医学に多大なる貢献をしたヴィクトール・エミール・フランクルは、ユダヤ人の血をひくが故に、ヒトラー率いるナチス政権から様々な迫害を受けた。職を解かれ、ドイツ人に対する治療を禁止された。それのみならず、結婚9ヶ月語には強制収容所に送られた。両親と妻はその後別の収容所に送られ、再会することはなかった。彼は悪名高きアウシュビッツ収容所に送られが、幸運にも3日後には別の収容所に送られ、無事に生き延びた。
この本は、収容所生活を淡々と綴ったものである。収容所での生活は「生きているの不思議」といわれるほど過酷なものであるが、これだけ酷い目に遭ったにもかかわらず、彼は政権に対する恨み辛みを一言も言わず、淡々と日々の出来事を綴っている。その姿勢に、胸を打たれる人は多いだろう。本書は1956年の初版以来、長らく霜山徳爾の翻訳で発行されていたが、12年前に池田香代子の新訳が出たが、ここで紹介しているのはそちらの方である。かように過酷な体験をしたのに、なぜ彼はユーモアを絶やさないことが出来たのか?それが不思議である。

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