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歴史の大文豪に失礼なんですけど、こうやったらうまく男を操縦できますよ、みたいなマニュアルが書けちゃうんでしょうかね。融通利かない一豊と変幻自在の千代の出世物語、現代にも何やら通じそうな話です。
あ、だから大河の原作になるのね。
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(1)織田信長編(黄金10枚名馬買い)(2)豊臣秀吉編(3)徳川家康編(4)山内一豊一国一城主編(土佐高知城主)2006年MHK大河ドラマが決まりミーハーで手に取る。夫の働きを内で支える妻(内助の功)の美徳はいまどきではない、と反発しつつ完読。●実力はなくてもなんとなく出世気分を味わいたい人へ●実直で無能な男を自分好みに育てたいあげまん女子へ
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今年の大河ドラマの原作。大大大好きな上川隆也さん出演のドラマなのだけど、仕事で一度もon airを見れません。。せめて小説だけでもと、久しぶりに司馬遼太郎氏の小説を読みました。
こんなに氏の小説は読みやすかったっけってくらい、テンポがよく、話に引き込まれます。本を読みながら大笑いしたのは久しぶり。登場人物の人間臭さが生々と描かれていて、これをどうドラマで表現しているのかとても気になってしまいます。時代描写は映像を見ずとも映画を見ているような気分になります。4巻のうちの第一巻ですから今後の展開も気になります。それは山内一豊という歴史上の人物について全く知識がないためだけではないと思います。改めて、氏の歴史小説の奥深さを感じたのでした。(06/2/25)
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仲間由紀恵さんと上川隆也さんのコンビに惹かれて毎週見てますよ。原作の一豊は相当凡庸に描かれていて才気溢れる千代とのコントラストが面白い。男としては羨ましいなぁ。
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この手のもの書かせたら司馬遼太郎って本当に上手です。無駄な箇所は省いてるけど要所はきちっと書けてて、それで流れのリズムがとっても良いので読み易いのです。
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全4巻。するする読みやすい時代物。「いかに夫を操縦するか」がよくわかる、新婚さんに読ませたほうが良いのか悪いのか悩む本かも(笑)
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歴史小説は司馬先生のしか読めませんね。どれもとっても面白いです。千代の聡明さに惚れ惚れしました。やっぱりドラマより原作の方がいいですね。
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初めて読んだ司馬作品。面白くて、怒涛の勢いで4巻読み通した。武士の生き様に憧れると同時に、千代のように夫を支える妻になりたいと思った。良妻賢母という言葉がしっくりくる女性だと思う。
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能力や実績のない人が,上司の出世レースの中を巧みに泳ぎ,おべっかの使い方だけで出世を果たすという,サラリーマン的サクセスストーリー.その本人ではなく彼を操った妻の話なので,女性が読む分には面白いんだろうけど,やっぱり,男の子としては,歴史ものを読むときは血沸き肉踊る感じが欲しいですね.土佐入国後の話をもっと詳しく書いて欲しかった,というのもある.
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2006年大河ドラマ『功名が辻』の原作。意外と読みやすいです。自分の能力がわかっていてうまく立ち回っているところや気付かせずにうまく一豊を動かしていく千代が魅力的です。一豊は千代だけでなく運も味方についてる感じですね。
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面白いっす。山内一豊なんて戦国武将、山内容堂の先祖?くらいしか知らなかったが、そんなマイナー武将でもオモロイんだ!!話がうまいなぁ〜。戦国武将の人物像を語らせたら司馬遼太郎以上の人は居まい。。。
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親の決めた結婚をする所から始まり、一番有名な馬のエピソードが最後にあります。
あっと言う間にドラマに追いついてしまいますね〜。
少女時代に出会ったとか、燃えるお城の中で結婚を決める、といったあたりは脚本家の創作でしょうねー。
のちには大名になったので、ある程度記録も残っているはずですが、若い頃のことは詳しくはわかってないのでしょう。
大河で存在感が強かった男女の忍者二人のことは小説中にしっかりあるんですね…
司馬さんにしては色っぽい設定だなあ〜賢い女房と木訥な一豊だけじゃドラマが不足してるという判断なのか…?
歴代の大河ドラマでは戦国時代が視聴率が高い、と新聞に載っていました。
激動の時代の流動性がスリルがあって好まれるのか、女性も江戸時代より婦徳などと言われず比較的活躍の場があったのも良かったのではと分析されていました。
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まだ一巻だけしか読んでいないけど、おもしろいね! 速く続きがよみたい。大河ドラマのほうは見たことが無いのですが(惜しかったな)
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大河ドラマもいいけどやはり原作(全4巻)。千代を盛り立てるためか、一豊をちょっと誇張して頼りなさげに書いてある風だが、土佐24万石の大名に上り詰めるまでを司馬氏が雄弁に綴っている。
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全4巻。豊臣か徳川かを悩み、徳川を選ぶところはTVでは簡単に書かれていたけど違う。やっぱり原作は面白い。仲間由紀恵さんと上川隆也さんをイメージしながら読むと楽しい。