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我が国の民俗学の巨人とも言われる宮本常一氏によるこの国における海洋民の役割を歴史的に解き明かしてくれます!
2020/05/18 12:02
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の「民俗学の巨人」と言われる宮本常一氏による代表的な傑作です。四方を海に囲まれているこの日本という国の歴史において、その文化形成に果した海洋民の役割はどのようなものだったのかということを、徹底的なフィールド調査から解き明かした興味深い一冊です。歴史において欠落しがちなこの重要な分野に光を当てた画期的な書とも言えます!同書は、「旅で死んだ漁民」、「狩猟と漁撈」、「海人の里」、「安曇連」、「内海の海人の生活」、「東国の海人」、「角鹿の海人」、「船住い」、「鐘ケ崎の海人」、「対馬の海人」、「舳倉の海人」、「壱岐の海人」、「志摩の海人」、「官船と水夫」、「海人の陸上がりと商船の発生」、「エビス神」、「和寇と商船」などのテーマで話が展開されます!
歴史の裏面
2016/05/10 22:01
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投稿者:kaketaro - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴史と言えばどうしても武将や志士が主役となりがちだが、日本人の歴史としてみた場合、民衆の歴史に光を当てる民俗学は日本人を知るうえで非常に重要な分野だと感じる。本書は、海辺の日本の民衆のくらしにスポットをあてていている。同じ民衆でも農民よりもさらにスポットの当たってこなかった人々の現実を知るうえで貴重な本であるとおもう。歴史もさることながらつい2、30年前まで存在していた船上民に驚きを感じる。
船の形や漁法でなく海で生きる人々に光を当てた名著
2016/02/23 21:36
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投稿者:Shigenobu Fujioka - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮本常一が、日本の漁民の歴史について、トピック的にまとめた書。
古代から海の近くで暮らしてきた人々が、定住化していく過程や、江戸幕府が成立して、定住が求められる中でも、逞しくそれに反してきた様子が淡々と語られている。
宮本は、これまでの日本の漁民の歴史は、船の形や漁法などばかりが取り上げられ、漁業を営む人々に、光を当ててこなかった、と語っている。
船の形や漁法でなく海で生きる人々に光を当てた名著
2016/02/20 22:08
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投稿者:Shigenobu Fujioka - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮本常一が、日本の漁民の歴史について、トピック的にまとめた書。
古代から海の近くで暮らしてきた人々が、定住化していく過程や、江戸幕府が成立して、定住が求められる中でも、逞しくそれに反してきた様子が淡々と語られている。
宮本は、これまでの日本の漁民の歴史は、船の形や漁法などばかりが取り上げられ、漁業を営む人々に、光を当ててこなかった、と語っている。
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