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怒り (下) みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー347件

みんなの評価4.0

評価内訳

340 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

他人ごとにしてませんか?

2016/03/04 10:21

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

この装幀だけでも書店で平積みされているとインパクトがありますが

中身も相当考えさせられます。

物語の時間設定は現代です。

あくまでもミステリーとしてエンターテイメントとして

読んだ人を楽しませるものとして高い完成度ですが、

その中で投げかけられる私たち社会の問題の多さ深さ!

知的障害者とその家族に対する

母子あるいは父子家庭対する

性的マイノリティに対する

基地問題も含めた沖縄に対する

私たち一人一人の理解と寛容性と共有感への

痛切な問いかけ。

今を真剣に考え直すことを迫ってくる作品でした。

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紙の本

愛子には幸せになってほしい

2020/08/06 22:04

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

容疑者は3人、どの人もいい人そうに思えるので、だれも犯人であってほしくなかった。悲しい結末を迎えた人もいて読んでいて辛かったが、愛子にはこれから幸せになってほしいと願った

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紙の本

人を信じるということは

2017/02/13 13:31

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ひさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

人は、なにをもって人を信じるのだろうか。
社会的立場、経済力、容姿、出自、態度、言葉、、
相手の情報をどれほど得たとしても、最後は、自分の信じる力の強さによるところが大きい。だから、信じた相手に裏切られたとき、人は、深く傷つく。自分に失望し、相手に絶望する。絶望は、時に怒りに変わる。
 けれど、人は、本能的に人を信じたいと思う。そして同時に、本能的に自分が傷つくことを避けたいと思う。その狭間で、私たちはもがき苦しんで生きている。

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紙の本

愛じゃないと否定する少年、肯定する読者

2016/10/20 02:22

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻から下巻へ一気になだれ込む。少しずつではあるが男たちの足取り、素性がはっきりしてくる。一時でも関係をもった人たち、信じたいが信じ切れない正直さで男たちを裏切っていく。裏切られたのを分かってか、知らないままか時同じくして千葉の男も、東京の男も姿を消す。そして彼らの真相が暴かれる。ひとつひとつ可能性が潰され、犯人でないことが分かる。すっと幕が下りるように物語にピリオドが打たれる。残ったのは沖縄の男。無人島に残した猟奇的な落書きこそが彼の正体。それを読んだ少年の取った行動。誰もが思うであろう、これこそ愛と。

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紙の本

キーワードは「信頼」そして「再生」

2016/10/01 00:24

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

とても切ない物語である。人が人を本当に信じるということは難しいことである。そして、そこから様々な悲劇が生ずる。これは推理小説のような内容に見えるが、本質はそこではない。キーワードは「信頼」そして「再生」かもしれない。

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紙の本

人の信の心を問う推理小説

2016/03/28 22:41

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さんしろう - この投稿者のレビュー一覧を見る

血文字の意味、動機など、本流であるはずの八王子事件に関しては謎を残し、その他の3つ(4つ?)の人間物語は終結させるという想定外の結末には、いい意味での裏切られた感が残った。、並行して進むいずれの物語も、人の「信」の心を問うており、日常我々が踏み込む機会の少ないだけに考えさせられた。吉田作品は初めてであったが、このような展開でありながら、読後破綻を感じさせない作者の力量は、さすがの一言。

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紙の本

吉田修一氏が贈る傑作ミステリー、いよいよ完結です!

2020/09/08 10:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、『悪人』(毎日出版文化賞及び大佛次郎賞)、『横道世之介』(柴田錬三郎賞)、『国宝』(芸術選奨文部科学大臣賞及び中央公論文芸賞)などの名作で知られる吉田修一氏の作品です。同書の内容は、上巻に引き続き、犯人と思われる山神一也は整形手術を受け逃亡している、と警察が発表します。洋平は一緒に働く田代が偽名だと知り、優馬は同居を始めた直人が女といるところを目撃し、泉は気に掛けていた田中が住む無人島であるものを見てしまいます。日常をともに過ごす相手に対して芽生える疑いはどんどんと大きくなっていきます。三人のなかに、果たして、山神はいるのでしょうか?犯人を追う刑事が見た衝撃の結末とは一体どのようなものなのでしょうか?吉田修一氏が贈る傑作ミステリー、いよいよ完結です!

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紙の本

怒りは苦い

2016/08/16 14:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

冷めたコーヒーを口に含んだ時の苦みが広がった、しかし次の瞬間、豊かな味わいを予感させるような読後感。大切な人と出会った時、今のその人だけがいればいいと思うのだけれど、長い時を一緒に過ごそうとすれば、素性が気になるものだ。信じ切ることの切なさと、信じられなくなる瞬間の残酷さが、心に薄い刃跡を残した。人は怒りを覚えなくては、生きていけないのだろうか。

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2022/10/03 22:50

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2016/03/15 13:04

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2016/08/19 11:03

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2016/02/08 22:31

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2018/06/25 15:11

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2016/04/06 08:24

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2016/01/31 16:12

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