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稲見教官の集大成
2022/06/11 17:40
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
見事な弁護、見事な判決。
沈みゆく客船で起こった事件で、緊急避難で無罪判決の栃野を絡ませたストーリーは読み応えがあった。
御子柴弁護士の調査も見事だった。
稲見元教官を無罪にするために全力で弁護を行ったが、稲見は殺人の意思があったと法廷で告白し罰を与えて欲しいと願う。
罪を与えられなかった者の辛さ、罪を償って生きていく辛さがある。しかし稲見にはもう残された時間がない。だからこそ罪を与えて生きる道を与えたのだろうか。
良い本です
2024/09/28 19:40
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
御子柴シリーズ3作目です。今回は刑務所時代の刑務官が介護施設で職員を殺し、その弁護人になる話で、これが凄いのです。
さすが
2023/06/01 11:21
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
御子柴礼司シリーズ3作目。例によって終盤の伏線回収が前作にも増して炸裂しています。予想だにしないどんでん返しがたまりません。
恩師の案件
2022/10/02 18:37
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
御子柴ちゃんの恩師が容疑者に。御子柴ちゃんが弁護します。
恩師は罪を認めているが御子柴は納得せず、真相にいきつきます。
恩師を助けるのは恩を返すことになるのか。
人々の気持ちが交差するお話。ムネアツです。
御子柴礼司シリーズ第3弾
2022/08/20 19:43
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
少年院時代の教官で、今は老人ホームに入っている恩師の弁護を引き受ける。しかし、恩師は自分の有罪を主張し、御子柴の弁護を断る。それでも持ち前の行動力で調査を進め、最後に驚きのいろいろな事実を明らかにする。果たして御子柴は勝ったのか。。。とても微妙で深い結末です。
一気読み
2022/08/15 16:59
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投稿者:タンタン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なになに?ってどことどこが繋がってるのか知りたくて、次々読み進みました。
無罪は勝ち取れませんでしたが、それぞれの思惑に着地したい所に着地した読み終わって何故か心地良さを感じました。
是非お勧めしたい文庫です。
御子柴シリーズ第3弾
2021/08/19 22:06
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投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
1作目、2作目に続きあっという間に読破。
前作と較べるとスッキリ爽快感はやや少なく、奥歯に何かが挟まったような読後感…
老人たちの頑迷さをもどかしく思い、本気で腹立たしく感じたり。
でも、最後の手紙で少し救われた気がした。
シリーズを重ねるごとに、御子柴が人間らしい感情を見せるようになるのが興味深い。
サカキバラ事件を思い起こさせるような小説にはいつも嫌悪感を感じてしまうのだが、御子柴には嫌悪感を感じつつも、もっと色んな顔を見てみたい、とも思う。
因果応報という言葉が思い浮かぶストーリー
2019/10/24 23:09
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投稿者:ノッポ - この投稿者のレビュー一覧を見る
御子柴シリーズ第3弾。初めて読み心に沁みました。少年院時代の恩師の稲見教官の弁護士となった御子柴は “助けたい” “恩返ししたい” の一心で裁判に挑むものの、被告人となっている稲見教官はどういう理由であれ人を殺めてしまえば罪を償うのが自分の贖罪だという。人によって違う「贖罪の仕方」を深く考えさせられた。事件の解決の糸口は過去の事件からそれぞれの家族へと繋がっていき、読み終えた後の満足感がしっかりと残る本でした。
とうとう教官が
2018/06/24 15:15
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
御子柴弁護士シリーズ3弾。悪徳弁護士の名で知られていたのに、あの「死体配達人」が名前を変えて弁護士になっていたことが、世間や法曹界まで御子柴の孤立を際立たせた状況に。依頼の仕事も顧問契約先も激減するなか、広域暴力団向龍会のナンバー3の山崎に顧問弁護士になる依頼を受けるが、条件があると交渉する。御子柴の医療少年院で担当教官をしていた稲見が、入所していた特養ホーム伯楽園で介護士の栃野を鈍器で殴打し殺害したという記事を読む。教官を助けるべく奔走する。
いつもの冷静沈着はすっ飛び、御子柴の新たな人間性を垣間見た気がした。稲見が貫いた心情も変わらずにいてくれ、そういう人がいてもおかしくはないのか、と。次作も目が離せない。
御子柴シリーズ
2023/01/05 19:14
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この弁護士、どうですかね……。恩師と向き合う悪徳弁護士・御子柴礼司……なのですが、彼は、少年犯罪をかつて犯していました。法廷ものですが、サスペンス要素満載
良かったです。
2022/02/07 08:00
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投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
恩師を助けようと走り回る先生かっこいいですね。
思い道理にはいかなかったけど教官の「言葉ではなくて態度で表せって」
いい言葉ですね。
本当にそう思います。
なかなか難しい裁判でした。
罪とはなんだろう?
2021/05/05 12:05
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
「カエル男」のあのおぞましい光景が脳裏に焼き付いているが、この作品もなかなかおぞましい。
特別介護老人施設が舞台。そこである事件が起こるのだが、その前日譚といえる"ある出来事"が全ての切っ掛けとなる。
高齢者施設という閉鎖環境、そこを利用せざる得ない人々の心情、そこで介護士として働く人たち。
複雑に絡み合う"糸"を如何にほどいていくか、誰かが誰かを庇い続けるのか。
弁護士の御子柴が、利用者と被害者、加害者の心理や過去を暴く過程は、いかにも中山七里らしい書き方で面白かった。