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投稿者:すけさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の「すべては『左遷』から始まった」ことが書かれていた。自分も職場の担当部署が変わったことがあり、がっかりしたこともあったが、著者のように知識が越境することにより、今の担当で役立つことがあるということで「なるほど」と思った。複雑化した現代において、問題を解決するためには、知の越境(リベラルアーツ)が必要である。これからは、担当部署が変わっても前向きに生きていきたい。
なぜ池上さんの話はわかりやすいか
2018/08/21 08:43
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投稿者:和田呂宋兵衛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
どんな話題でもわかりやすく説明する池上さん、その秘密は、「週刊こどもニュース」だけではないのです。NHKの論説委員にはなれなかったけど、すべての人事異動をプラスにとらえ、担当先で様々な人に出会い、知識を吸収していったことが、今の活躍につながっているのだと思いました。
知的好奇心の薦め
2018/07/19 15:37
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投稿者:凄まじき戦士 - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上先生による知識的探求心を養うためのハウツー本という感じでした。
木になったこと、疑問に思ったことを質問して追求していくことで知識とは身についていくということが改めてわかる内容で、ある意味で教育書としても役立つと思います。
勉強のモチベーションが上がらない人などにも読んでほしいです。
集中力より好奇心
2018/07/11 02:32
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投稿者:walkalone - この投稿者のレビュー一覧を見る
素朴な疑問が新しい世界への第一歩。専門分野に固執せずに、どんな分野でも興味をもったら、その世界を覗いてみる。きっと、新しい世界を見つけられるはず。
”なぜだろうなぜかしら”の進め
2018/06/27 08:07
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投稿者:nobita - この投稿者のレビュー一覧を見る
深く、広く物事を理解する学び方である。表面上のビジネス本を読むよりこの本は遥かにためになる。老若男女が読んで実行すれば今からの人生においてとても充実してくると思う。池上さんのエンジンは好奇心と負けず嫌いである。又現場主義を大事にしているのは自分の目で見たい聞きたいということである。
最近事実が事実でなくなっている&白を切れば逃げ切れるという場面が残念ながら最近多い。池上さんが今後とも事実で世の中を正常に戻していただきたい。(私事で恐縮であるが、私も他分野の越境をすることで、自分の職域や自分の使命が見えてきた。又弱者の立場も多少理解できるようになった。)
学びについて書かれた分かり易い書です!
2018/06/16 11:48
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、時事問題を分か易く説明してくださることで有名な池上氏による作品です。池上氏は、素朴な疑問こそが新しい知をひらく鍵だと言います。専門分野を決めず、どんな分野にも興味をもってその世界を覗いてみる、そして疑問をもつことが新しい学びにつながると言います。非常に分かり易く解説された学びの書です。ぜひ、多くの方々に読んでいただきたい作品です。
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新聞、TVをはじめとして、インターネットが生活に欠かせないものとなったいま、メディアの重要性が問われていると思う。扇動的なtwitter、ポピュリズムが動かす直感的な体制批判、格差が原動力となる隣の芝は青く見える的な不満。その中で、池上さんは頑張られていると思う。本来はメディアが担わなければいけない役割を池上さんが担っていると思う。
池上さんはもともと新聞記者になりたかったそうだ。ただ、時代のいたずらもあってNHKに入社。NHKでは記者やディレクター業をこなしながらニュースキャスターを担当するようになる。これが池上さんにとっての大きな越境の一つになる。週刊こどもニュースを担当することで、広く他局にも知られるようになったようだ。その後、NHKを退社してフリーランスになるが、このときの経験が、いろいろな人に声をかけてもらう縁になっているようだ。
池上さんの人生は越境の人生だったという。その池上さんが、「日本はいろいろな意味で越境のしにくい国だと思う」という。学生、社会人、そして定年後。それぞれのステージの生き方に「幅」がないように思うそうだ。多様性がないともいえるかもしれない。そのため、池上さんはリベラルアーツを大切にしようという。日本のリベラルアーツ教育は、何度か恣意的な波に洗われたという。このままではいけないという危機感も、池上さんの世界の様子を伝える姿勢の原動力になっているのだろう。
今の時代は、世界が複雑化し、物事の白黒が簡単には付けられなくなってきているだけに、人は複雑なことを考えたくなってきている時代だろう。世界紛争、貿易問題、格差社会、そして国家の覇権。複雑な課題群ばかりだ。だからこそ、自分の頭で考えて意見を持つことが大切になる。越境することで多様な視点を持つこと、そして越境することで自分を相対化すること。これが停滞を破る突破口となる。そんなメッセージが伝わってくる。
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<目次>
はじめに
第1章 「越境する人間」の時代
第2章 私はこうして越境してきた
第3章 リベラルアーツは越境を誘う
第4章 異境へ、未知の人へ
第5章 「越境」の醍醐味
第6章 越境のために質問力を磨く
終章 越境=左遷論
<内容>
専門分野のプロは多くいるが、ちょっと越境すると「私は専門外」となってしまう。しかし池上氏は、NHKの記者からキャスター、「こどもニュース」と必然的に越境してきたが、そのたびに自らに課題を課して、自らを磨いてきた結果、現在のような活躍に繋がっている。その過程の話と、「リベラルアーツ」=「越境者」の観点から、スペシャリストよりもゼネラリストをめざせ、と説く。役に立つフレーズが多くちりばめられている、役に立つ本である。
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池上さんの本だから、それなりに面白くは読めたけど、基本的に内容は既刊本で触れられている内容。
左遷=越境と解釈するのも、ポジティブ・シンキング思考としてはそうなんだろうけど、池上さんやその他色々な事を成した人ってのは、そういう状況にあっても、初めから左遷とすら考えないんじゃないかなぁ〜。
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テーマは「越境」。自らの半生やリベラル・アーツの重要性などを、脱線を交えつつ語っている。
ビジネスパーソン向けということだが、まさに色々な分野にも応用できる考え方が書かれている。ネットでも、自らの好きなジャンルに固執してそこに閉じこもり、ほとんど精神病の様相を呈しているアニメファンの人をよく見かける。好きな気持ちをバネに「越境」すれば、もっと楽しいことがいっぱいあるだろうに、何とももったいないと思う。
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この1冊だけで、幅広い話題にふれることができ、これもまた「知の越境」の1つかもしれないと思う。
印象に残ったエッセンスは以下。
・アウトプットを意識したインプット
・日本は1つのことをやり通すことがいいという思想があるが、それが選択肢を狭めている可能性がある
・すぐに役立つものは、すぐに役立たなくなる
・質問を抑え込むのは、本人の成長の機会ばかりでなく、周りの人も賢くなる機会を奪う
・人をだしに使う質問法
・越境の醍醐味(無知の知、未知を知り停滞を破る、共通点を見出す、多数の視点を持つ/自分を相対化)
特に越境の醍醐味に関して、分野の狭間に橋を架ける発想や、トヨタとメルセデスの話で信頼関係の重要性と売りたいものの周りを演出するという視点は、ぜひ取り入れていきたい。
直接的に「質問力を磨く」ハウツー本ではないが、質問力を磨くためのマインドは少しわかった気がする。また、何より今の自分のおかれた環境からすると、励まされたのでよかった。
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何か読んでいて自分が情けなくなった。
池上さんのようにストイックに知を追及する生き方が必ずしも絶対素晴らしいという訳ではなくて、気楽に生きたい人達には全く参考にならない本だと思う。
でも自分のように、目標があり少しでも自分の人生を変えたい人種には頭を鈍器で何十回も叩かれたくらい衝撃的だった。
池上さんのため息が出るような努力には遠く及ばないものの、少しでも近づきたいと強く強く思った一冊。
それとその池上さんでさえ足元にも及ばないと言わしめる人物が数人いることは素直に驚き。
上には上がいるとはいえレベル高すぎ。
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知の巨人、池上彰さんが越境を繰り返してきたことによって今があると語り自らの越境方法について語っている本書。
ターゲットがビジネスマン向けだからかいつもの池上さんの本より少し難解。
老若男女、様々な階層の人に向けて話ができるのが池上さんのすごいところ。
内容としては自発的、受動的かは関係なくそこで新たな知識を手にし、それらを組み合わせることによって一段階自分の教養力を上げることができるという話。
ホリエモンの語っている多動力とほとんど同じ話のように感じる。
一見すると対照的に見える2人が同じようなことを話しているのはとても興味深い。
きっとこれが真理なのだろう。
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池上さんが、自らのキャリアを振り返り、いろいろな分野で能動的に知識を身に着け、経験を積んできたことが役に立ったとアドバイスされている一冊。確かに、会社で意にそぐわない仕事をすることになっても、前向きに取り組んでいけば、あとで必ず何かの役に立つ。また、いろんな人とつきあったり、さまざまな分野の本も読むことは、自然と自分ができることの幅を広げてくれる。
池上さんがおっしゃる越境というのは、好奇心と勇気がベースに必要となるものと思いますが、それらは年をとってくると、徐々に失いがちなものでもありますね。人生100年といわれますが、いつまでも好奇心と勇気を持って、越境していきたいものです。
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池上さんの相変わらず読みやすい文章。
内容としては以前の本と似ていて「週刊こどもニュース」をやっていた時の経験から子供にもわかるように説明できるようになって初めて自分の知識になるということ。
学生時代のジャーナリスト下積み時代に触れてるのはこの本が最初じゃないかなと。
左遷について非常にポジティブに書かれているので会社などで今そういうポジションの方にもオススメです。