- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本
ピアノ曲が聴こえてくるようです。
2019/09/14 23:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:robi - この投稿者のレビュー一覧を見る
4人のコンテスタントのピアノを弾いている情景が浮かぶようです。ピアノ曲を実際に聴いてみたくなりました。下巻が楽しみです。
紙の本
涙が止まらなくなるので、人前では読みづらい
2019/09/09 22:28
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いい作品に出合えて幸せだった。亜夜とマサルの再会シーンには涙が出てしまった、そして亜夜が再びプロコフィエフ第2番を弾こうとする場面も。「蜜蜂と遠雷」というタイトルはどこから来ているのだろう。作品の中では蜜蜂について「明るい野山を群れ飛ぶ無数の蜜蜂は、世界を祝福する音符であると」と、遠雷については「遠いところで、低く雷が鳴っている。冬の雷。何かが胸の奥で泡立つ感じがした。稲光は見えない」と表現されている。「音楽を外に連れ出せ」という恩師ホフマンの塵に対する宿題がタイトルになっているのである。「理解できる天才」のマサルと「理解できない天才」塵、そして両方を兼ね備える亜夜、3人とも好きだったので最後は誰が優勝してもいいやと思ってしまった、そして、明石さんの存在も忘れらない、素敵な人だった
紙の本
この恩田陸が一番好き!
2019/07/13 23:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みー - この投稿者のレビュー一覧を見る
恩田陸の本は好きで色々読みましたが、“蜜蜂と遠雷”は新たな全く新しい恩田陸ワールド。恩田陸らしい、普通な日常の隙間にゆれる現実にはない世界感がが、この話の中ではもっとリアルに力強く躍動感を持って迫ってくる。大人がもっと自由に飛躍したくなれる、そんな本だと思います。
紙の本
蜜蜂と遠雷 上
2019/06/27 22:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
風間塵の自由奔放な演奏、亜夜のピアノへの復帰など、コンクールに参加する一人ひとりの思いや感情をあますとこなく書かれていると思いました。クラッシックだけでなく、章のタイトルにジャズのナンバーを入れるなど工夫をこらした作品になっていると思いました。一気に上を読んでしまいました。さすが、直木賞、本屋さん大賞を受賞した作家だと思いました。期待を裏切らない作品です。
紙の本
転勤族
2019/06/13 01:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞、本屋大賞のダブル受賞作。(ついでにいうと茨城県表彰ももらっている)
タイトルの蜜蜂は登場人物の一人が養蜂家の息子で蜜蜂王子と呼ばれたことから。作者がこの作品の為の取材を開始した2006年に「ハンカチ王子」が流行語大賞に入賞しており、時代を感じさせる。
ピアノコンクールを題材にしているのは「のだめ」や「ピアノの森」に通じる。何でいずれもメインキャラクターが野生児なのだろうか。
転勤族というのは、作者のことで、(「6番目の小夜子」や「夜のピクニック」など母校の水戸一高を舞台にした作品が多いので水戸出身と思っている方もいるかと思いますが、水戸に住んでいたのは高校時代だけ)たぶんピアノを買うなんて事はなく、弾くとすれば親の実家のピアノというような境遇だったと想像され、その辺が蜜蜂王子や明石に反映されているのではないかと勝手に想像しています。
音楽を映像にしてそれをまた文章にするという作業を黙々とされたのでしょう。お疲れ様です。
出てくる曲を聴いてみたいと思うのですが、映画化も決まっているようなのでそのうちサントラが出るのを期待しています。
紙の本
一気読みしました
2019/06/09 09:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小さな花 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ページをめくる手が止まらない経験は久しぶりに味わいました。この天才達の未来を想像するだけで幸せな気持ちになりました。
紙の本
うれしい
2019/05/31 11:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
こんなに早く文庫化されるとは、ありがとうって感じ。
音楽を文章で表すってどんな感じ?それもコンクールをってすごく楽しみにしていました。
もしかして、タイトルからしてネタバレ?とか思ってしまいましたがそんな簡単なものではなさそうで、とにかく面白い!!ってピアノに興味なんてなくてもおすすめ出来ます。
電子書籍
音楽にかかわる人々の思い
2019/05/30 17:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はりえっと - この投稿者のレビュー一覧を見る
音の描写の素晴らしさ、ピアノが好きな方は是非読んでいただきたい。登場人物が多く、しかも独白でありながら混乱もなくすらすらと読め、しかもそれぞれの心の流れに胸が掴まれる。そして読後爽やかな気持ちに包まれる。つい何度も読み返してしまう心地よさ。音にかかわる人々の思いを見透かしているかのような恩田さんに脱帽。
紙の本
全部
2019/05/24 01:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この舞台で考えられる
すべての物語が詰まったんじゃないかと思える作品。
一度ステージを降りた天才少女。
人生最後のコンテスト。
天才の跡を継ぐ天才。
生まれながらの音楽家。
音楽はどこで生まれるか。
紙の本
恩田陸氏の読者を魅了する世界の始まりです!
2019/04/22 09:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、多彩な分野の小説によって、常に読者を魅了し続けてきた恩田陸氏の最新文庫です。同文庫は上下二冊に分かれており、上巻では、有名なピアノコンクールを巡っての競争が繰り広げられます。恵まれない家庭の風間君、かっては天才少女と言われながら、突然ピアノが弾けなくなった栄伝亜夜さん、楽器店に勤める高島さん、完成度の高い素晴らし技術をもったマサル君の4人の天才が出場するピアノコンクールの結果はどうなるのでしょうか。ストリーは、ドキドキワクワクで、読者は、いてもたってもいられなくなってしまいます。