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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回三部作の最終章であったが、美咲と基子が心通じることができたのが何よりよかったと思います。ミヤジとジウの関係をねじ曲がった心と日本の法律にも裁かれない闇を背負った二人の犯罪だったと思いました。いずれにしても政治家が手を汚さずに世の中の中枢につこうとする姿が一番醜いものに思えました。
誉田哲也氏による大人気の「ジウ」シリーズの完結編です!
2021/04/04 13:21
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『国境事変』『ハング』、『歌舞伎町セブン』、『歌舞伎町ダムド』、『ノワール 硝子の太陽』、『歌舞伎町ゲノム』などの作品で知られる誉田哲也氏の作品です。同書は、大人気「ジウ」シリーズの完結編でもあります。新宿東口で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生します。大混乱の中、伊崎基子らSAT隊員が総理の身柄を確保し、警察上層部は一旦安堵しますが、それは、さらなる悪夢の始まりに過ぎなかったのです。「新世界秩序」を唱えるミヤジと象徴の如く佇むジウですが、彼らの狙いは何なのでしょうか。そして美咲と基子はどうなるのでしょうか。続きは、ぜひ、同書をお読みください。
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
SATに所属する伊崎基子は殺された雨宮が新世界秩序の一員だったことを知る。そして新世界秩序の宮路からの勧誘で彼女もその一員として加入する。基子率いる部隊は総理大臣を誘拐する計画に参加するのだが・・・・・。
ちょっと現実離れした内容なので、理解にし辛かったですね。平和ボケしているのかもしれませんが。大阪の釜ヶ崎で暴動がありましたから、発生してもおかしくはないのですが。ないと信じるしかなさそうですね。
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
自分がやりたいことだけをやるのが秩序ってことね。
数百人の同士はどうやって集まったんでしょう?
でも、自分がすぬかもしれないってなったら、さっさと逃げるんだね。
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ジウシリーズ、第三弾。完結編。無茶苦茶面白かった!!美咲、基子、ジウ…etc、魅力的な人物、大スケールな事件。これを初めから壊すつもりで描いたとか、なんて贅沢で勿体無いのだろう…。すべての人に薦められる作品。シリーズ通して、星五つ。パーフェクト!
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新宿駅前で街頭演説中の総理大臣を標的としたテロが発生。歌舞伎町を封鎖占拠し、〈新世界秩序〉を唱えるミヤジとジウの目的は何なのか!?〈解説〉友清 哲
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母から借りた本
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ジウシリーズ最終巻
2巻を読破して3巻は「新世界」とか言う変な思想が中心に進むのだろうな…と思っていたら、やっぱりわけ分からん方向に進んで行きました
もう着いていけないと思ったけど、どんな風に終わるのかは気になったので最後まで読みました
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事件に関わる二人の正反対な女性警察官
やっぱり美咲は好きになれないままだったなー
なんかフワフワしてて警察官としてどうなの?と疑問に思いました
一方、基子はかなりぶっ飛んでて共感はできなかったけど、その境遇に同情はちょびっとしました
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映像化もされてますね
ぶりっ子警察官美咲に多部未華子、ぶっとび警察官に黒木メイサ
なるほど〜
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ジウ三部作ここに完結。
なんだか重苦しいけど、救いたかった人はたくさんいたし…でもおもしろかった。しかーし!次はも少し軽いもの読みたい(笑)悪いいみでなくずーーーんと沈む三部作であった。
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面白かったし後味も結構スッキリしていて、読後の満足感がすごいです。
気になっていたところを全部解決してくれたし、結末にも納得がいくものでした。
物語が都合よく進みすぎなところは少し気になりましたが、それはそれでいいかなー、なんて思いながら読んでいました。
このシリーズの一作目と二作目では、二人の女性主人公の門倉と伊崎の対比がとても鮮やかで違いもハッキリしていましたが、この三作目では二人の色が少し混ざった感じでとても良かったです。 誉田さんの他の作品も読みたいです。
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日常が突然地獄に変わる、壮大なスケールの話でおもしろかった。場面描写も丁寧だからゲームの画面のように頭の中で再現できる
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ジウ三部作が新装版で出たと知り、これを機に再読。
その犯行の残酷さ、凄惨さと、ジウの無垢さや孤独などが矛盾しないということにまず驚いた。
黒幕は別にいるということも関係しているとは思うが、やはりジウのバックグラウンドがあまりにも悲惨というか、何とも言えない哀しさがある。
でも、決して犯罪を犯してはいけないのだよね。
どんな理由があっても、人を傷つけたり殺したり、存在を脅かしてはいけない。
ジウの哀しさと警察側の正義、具体的には東と美咲の地道な捜査と正義感のコントラストが強くてくらくらしてしまう。
そこに伊崎基子という、これもまたジウに似た背景を持つ孤独な人間の人生も交錯してきて、これは警察小説というカテゴリーではあるけれども、人間というものについていやでも考えざるを得ない物語だった。
世界に愛があふれて、孤独から犯罪を犯す人がいなくなればいいのに、なんて、子どもみたいなことを考えてしまった。
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スピードもスケールもとてつもない!興奮して一気読み!どういう終わり方するのかなて思ってたけど、これってめでたしでいいのかな?…
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ジウ3部作、完結編!
スケールはでかいけどなあ、意外とはまらんかったなあ
美咲と基子が急接近したり、基子の雨宮に対する感情がん〜、なんともなぁー、若干違和感を覚えた
やっぱり秀逸なサスペンスとか警察小説の方が好きなのかなあって思う
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ハリウッド映画のような展開。
やや尻すぼみの感はあるけれど、まァ、いいんじゃない。
伊崎基子にはなかなか感情移入できなかったけれどシリーズ3作目でようやく親しみが湧いた。
歌舞伎町を舞台にスケール感のあるエンターテイメントに仕上がっている。
I〜IIをメインにTVドラマ化した〜おれの脳内キャストとは違うけれど、多部未華子の美咲と黒木メイサの基子は悪くなかった〜のは観たけれどこのIIIメインにして映画化しないのかなぁ。
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警察小説。切れ味抜群のアクション満載。女子2人の人情にグッとくる。
悪漢のミヤジもまた苦悩の果てに大人になった人と2巻でわかっている。
ジウの来歴は1巻の犯人が語っている。あの生い立ちで、そのセリフは…。何を言ったか美咲が知った時、私も思わず泣けてきた。
悪い犯罪者だとは知っている。憎むべきだとわかっている。それでも、この子の人生って、と思うと、抱きしめてやりたいような衝動に駆られる。
どちらサイドでも、主要な人物には彼らの人生があって、そこが深みになっていると感じた。
人物の背景がしっかりしているから、物語の運びに説得力がある。展開もスピーディ。
とても面白かった。