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みんなのレビュー184件

みんなの評価4.4

評価内訳

184 件中 1 件~ 15 件を表示

電子書籍

書籍版は字が小さく読みづらい...

2021/07/22 23:14

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

上巻を読了、作品の内容については下巻読了後にするとして、印象だけを書いておきます。
 前二作にくらべると、読んでも読んでもなかなか進まない印象があり、それは話の内容というよりは、活字が小さくなってページを繰るのが遅くなっているだけと思われる。ただ、数ページ程度のエピソードが並べ立てられているためか、話のつながりが悪く感じる。
 特に気になるのが、前二作でも感じたが、ある時に英雄として奉られた人が、少し時代が変わっただけで手のひらを返したように評価が反転し、悪人として扱われるところ。
 これは現実世界でもよくあることではあるものの、称賛か批判のどちらかしかなく、その中間的な状態がほとんど見られないというのが気になり、ちょっとついていけない感じがした。 作者としては意図的にそういう書き方をしているのか、それとも自然にそうなってしまっているのかは分からないが、何となく現実の中国の世情が反映されているように感じてしまう。
 それを端的に示しているのが、第一作冒頭の文化大革命のエピソードであるのだが、単に中国共産党による独裁がそうさせているのではなく、中国という国や民族の歴史がそうさせているのではないかと感じた。自らの知らぬところで、いつの間にか政権がひっくり返されてしまい、まったく別の民族が支配者になってしまえば、反対意見を言っても無駄であり、無条件に従わざるをえない、あるいは従ったふりをしなければ生きていけない。そういう世界に生きていると、時流に合わせて考え方が変わってしまう、というのもなんとなく納得できてしまう。その一方、心底まで考え方が変わってしまうわけではなく、虎視眈々と次のチャンスを狙っており、いざという時のために、あるいは保険のために、二の手、三の手を用意しておく。
 そういう中国人のメンタリティやしぶとさのようなものがにじみ出ており、日本人では作り出せない作品であり、また完全には受け入れることはできない作品であるとも感じた。

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紙の本

SF史にその名を刻んだ作品の、有終の美。

2021/06/05 18:18

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

本作はハードSF要素が前作及び前々作をも遥かに凌駕しており、より純粋なSF小説と言えるだろう。
気が遠くなるほどの時空的にも概念的スケールに圧倒され、胸の高鳴りを押さえることはできない。
これほどのスケールを描くには、膨大な科学的知識とそれを基にした独創性が欠かせず、著者はそのどちらもが世界最高峰だと再認識させられた。

また、ストーリーテラーとしての手腕にも度肝を抜かれる。
ストーリーの緩急、伏線、意外性、衝撃の展開など、どれをとっても一級品。
予期せぬ怒涛の展開が繰り広げられ、読者は著者の導くまま身を任せる他ない。
常に先の展開が気になり、ページを繰る手が止まらないといった読書の醍醐味を味わえる。

そして「三体」シリーズを通して浮き彫りになるのが、人類社会の脆弱性だ。
本作でも、どれほどの危機に直面しようとも団結せず、自己の利益を追求し足の引っ張り合いを幾度となく繰り返す人類が淡々と描かれている。
都合が悪くなると手のひらを返し、自己保身と正当化に傾倒する人類こそが三体文明以上よりも恐ろしいと感じるのは私だけだろうか。

しかし、そんな人類だからこそ持ちうる感情や道徳観・倫理観の尊さも同時に描かれている。
宇宙から見れば陳腐で強靭さとは無縁の存在かもしれないが、それでもそこに一筋の光が、美しさが、希望が見出せる気がした。

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紙の本

今でも日本人のイメージって芸者と忍者なのね…智子

2021/12/12 14:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Ap - この投稿者のレビュー一覧を見る

最初はさくさく読めたのですが、途中から頭が追いつかなくなり、読み返し読み返しようやく読了。
真面目な感想はたくさん書かれているみたいなので、個人的な感想で。ラストの、程心と雲天明の逢瀬を見て、キュンキュンしているだろう三体世界を想像して、初めて三体世界が愛しく思えました。

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電子書籍

面白かったです

2021/12/03 10:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る

地球人類と三体人たちの戦いの物語第三弾前編です。前作で絶体絶命ののち、奇策を用いてかろうじて引き分けに持ち込むことができましたが、今作ではそんな危うい均衡状態が破られ、またしても人類は侵略の危機に陥ります。さらに新たなより手強い敵の影も見え始めて、非常にアップダウンの激しい状況です。この先どのように話が展開して、人類はこの危機を乗り越えるのか全く想像つきません。下巻を楽しみにしたいと思います。

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紙の本

本編前の「これまでのあらすじ」がありがたい

2021/09/28 22:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る

そして本編は前巻以上に怒涛の展開、相変わらず面白い。
インパクトの強い場面の連続だけど、個人的にオーストラリアへの大移動のくだりは結構はっとさせられた。移住を強制され農業に専念せよと命じられるって…やっぱりこの作品、この作者にとって文革は本当にトラウマなんだろうなと思った。旧日本軍的な恐ろしさを連想させる智子with日本刀も相当怖かったけど、そっちは美少女アンドロイドというポップな味付けをされてるだけまだ余裕を感じたというか。そしてあれらは全て三体文明が地球人のやったことを学んだ結果なんだろうという皮肉さよ…

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電子書籍

中国の現代小説に興味のある人へ

2021/09/17 20:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Totto - この投稿者のレビュー一覧を見る

中国と言えば、長い歴史を持つ国で、その古典は学校でも読みますが、
本書は、中国の現代小説に興味のある人へ、最初の一冊として読むのに
おすすめできる本です。
SF小説なので、普段の世界からも離れられ、とてもおもしろいです。

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紙の本

ハードSFよりの壮麗なスペースオペラ

2021/05/29 12:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Hyperion64 - この投稿者のレビュー一覧を見る

久々に充実した読後感を味わった。概していえば、かなりハードSFよりのスペースオペラだ。そのバランスは絶妙である。加えて達人芸のストーリーテリングのコンビネーション。
 スケールの大きさは文明が数ページで滅び去り、何億もの人類の危機が数行で記述されることでも、明らかだ。ほぼ神の視点である。
 主人公たちの運命も波瀾万丈だ。英雄が失墜し名誉挽回かと思うと一私人になる。
たとえば、人生の失敗者のような境遇の雲文明はおとぎ話に託して、人類の救済の筋道を与える。そのおとぎ話も見事な出来で、それ自体で楽しめる。
 主人公たちは、エンジニアだったり、自然科学者だったりする。本来、目立たぬプロフェッションの人たちが大活躍というのも本書の「ウリ」の一つだろう。

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電子書籍

ようやく

2022/01/04 21:39

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る

物語の世界観にひたって読めるようになりました。もしかすると、3が一番読みやすかったかもしれません。続きが気になって、すぐに下を手に取りました。

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紙の本

いよいよ終章へ

2021/06/12 07:02

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

三体完結編へ突入。前章で、地球の太陽系宇宙艦隊が殲滅された後の、地球の運命を描く。ハードSFの真髄ともいえる物理理論に基づいた展開は、途轍もなくワクワクさせる。問題が解決したかに見えて、簡単には終わらせてくれない。この後半の展開が楽しみ。

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紙の本

さすがに上手い

2023/05/30 10:46

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

シリーズがここまで続くと、第一巻の感動を維持するのは難しい。
本作でもそれは免れていないが、舞台を変えたり視点を変えたり、色々な方法で飽きさせないようになっている。

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電子書籍

令和の銀河英雄列伝

2021/07/24 17:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

壮大でまるで銀河英雄列伝を読んでいるような気分になりましたね、作者も確か影響を受けたとか書いてあったな嬉しいけど。

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2021/06/13 09:41

投稿元:ブクログ

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2021/12/21 20:20

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2021/07/03 10:44

投稿元:ブクログ

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2021/07/04 22:52

投稿元:ブクログ

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