神のダイスを見上げて
2021/10/13 20:36
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投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
巨大隕石のダイスが地球を襲う究極の世界での殺人事件を追う異色の作品です。お姉さんが弟と最後を過ごしたいと思う心がそうさせた殺人とわかり最後まで゛面白い作品だと思いました。
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
地球人類の終末期、人の終末期が重なる、ミステリー。姉を殺された主人公が、殺人の真相を、殺人犯を追うのだが、なかなかたどり着けないことに、もどかしさを覚える。予想外の真相に驚くばかりだが、十分に楽しむことはできた
青春!!!って感じ。
2021/12/15 18:35
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投稿者:ひとみん - この投稿者のレビュー一覧を見る
お父さんがまったく頼りなくて別居してる状態のなか、唯一の頼りどころであるお母さんが逝ってしまったら兄妹は唯一の兄妹であり、親友であり、恋人になってしまうのかなぁ…。
結局の所お姉さんの怖いくらいの独占欲ってことで終わるんだけど、実はこうなんじゃないか!あぁなんじゃないか!と考えながら読むのが面白かったです。
面白かったですけど、終わり方がちょーっと今までの知念先生とは違うかなぁ…って感じです。
今までならハッピーエンド!か、立ち直れないほどの救いようのなさ!!!
だったかなと思うんですけど、なんだかお姉さんの独占欲でした!ちゃんちゃん!って感じがイマイチだったかな。
神のダイスを見上げて
2023/10/07 18:42
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小惑星が地球に衝突し、人類滅亡の恐怖が世界を覆うが、政府は否定する。世の中が信じられなくなって、人々がおかしくなっていくのは当然だろう。
その人の、本当の姿も見えてくるのかもしれない。が、主人公含め、皆なんだか歪。歪んでいる。読んでいて、滅入ってきた。
ラストも、こんなラストは嫌だな、と思っていた通りで、新鮮味が無かった。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだかなあ、と思ったのは、姉と弟ってこの年齢だともっと疎遠だと思うが、うーん……。から、始まりました。それと、ダイスの接近。これは、かなりの緊迫感あります。しかし、色々と作者は無理してませんかね~。ラストも。
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面白いです。
本当に読みやすいので、リズム感良く読めます。
内容もとても面白くて、最後まで誰が真犯人なのか分からなかったです。
結末にも納得しました。とても良い作品です。
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知念さんの青春物は初めて読みましたネェ。
高校生だったら、メチャクチャ感動するかも。
もちろん楽しかったです。
若いっていいなぁ。
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この作家さんの話は何冊か読んだことがあったので、勝手に医療ものかと思ってたら全く違って。
ダイスと名づけられた巨大隕石衝突の可能性のある裁きの刻。そして姉の死。
両方の解決はどうするのか気になって。でもまさかの最後ダイスはどうなるか分からないところで終わり!
ある意味それがいいのかな。姉の事件もまさかで首謀者は姉って!
仲の良すぎる姉弟。だからこそ招いた悲劇?なかなかトリッキーな結末
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隕石落下による終末を迎えつつある世界で、姉を殺された弟が復讐を誓い犯人を追っていくお話。個人的に終末ものは好きなので楽しめた作品。読んでいてなんだか実際に終末にいるような感覚になりました。
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小惑星ダイスが地球に接近し人類滅亡の恐怖に晒される中で姉を殺された弟が復讐のために犯人を見つけようするが…。犯人は誰なのか、人類は滅亡するのか、2つの結末がどう絡むのかドキドキしながら読みました。
読後はミステリーと青春小説を併せたような満足感がありました。面白かったです。
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期待してるほどではなかった……が、犯人の予想は外れ、意外な人物だったが後半に盛り込みすぎて慌ただしい印象。描写は綺麗。
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知念さんの作品の中では割とあっさりしている方だと思います。
知念さんの、描く青春も素敵だなと思いました。
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知念実希人『神のダイスを見上げて』光文社文庫。
近未来を舞台にした二転三転の時限ミステリー。
人類滅亡と倒錯した愛という、余程巧く書かないと陳腐になりがちなネタで随分と感動の押し売りをするクサい青春ミステリーを描いたものだ。人類が滅亡したかどうかもハッキリさせていないし、主人公が復讐を果たしたのか否かも曖昧なままに、死んだ者だけが浮かばれないという、全く子供騙しも良いところ。これまでの知念実希人作品の中では最低ランクではないだろうか。
2023年10月、小惑星ダイスが地球に激突し、人類が滅亡するまで後5日。主人公の漆原亮にとって唯一の肉親である姉の圭子が殺害される。人類が滅亡する前に犯人を捜し出し、復讐することを決意した亮は同級生の四元美咲に協力してもらい、姿の見えない犯人を追うのだが……
本体価格680円
★★
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2日続けて2冊の知念作品を読了です。
いつも以上に読みやすい作品で、一気に読み終えました。
小惑星ダイスが地球に衝突し、人類が滅亡するかも知れない日まであと5日。
最愛の姉を殺された本作の主人公・亮は人生最後となるかもしれない5日間で姉を殺した犯人への復讐することを決意。
そんな亮を助けるクラスの同級生であり、学校内では村八分にされている美咲。
犯人への復讐を果たす為、ダイスパニックが起こっている隙に犯人確保の手柄を上げ、それを自身の出世の為に利用しようとする女性警察官ともお互いの腹の探り合いをしながら情報を共有し、残された僅かな時間で憎き犯人を探す。
そんな亮を嘲笑うかのごとく、亮のみならず周囲の人達も狙われ始める。
謎が謎を呼びながら、ようやく犯人に辿り着き、まさに復讐を果たそうとした時に美咲から渡された御守りの中に書かれていたメッセージにて、亮は全てを理解する。
最愛の姉、その死の真相が明らかとなり、亮が向かったのは美咲がいる公園。
ミステリー作品ではあるが、ラストはやはり心動かされるものがある。
これが知念作品の大道。
説明
内容紹介
知念実希人の感動ミステリー!
人類滅亡まであと5日。僕の姉さんが殺された――
【内容紹介】
二〇二三年十月、小惑星ダイスが地球に接近。
人類滅亡の恐怖に世界が混乱する中、亮の姉・圭子が殺された。
残された五日間で復讐を決意した亮は、謎の同級生・美咲の助けを得て、犯人を追うことに。
しかし亮や周囲の人間が狙われ、謎は深まり続ける。
姉の死の真相と、亮が終末に目にする光景とは?
感動止まらない、青春と絶望のカウントダウン・ミステリー!
著者について
【著者略歴】
知念実希人(ちねんみきと)
1978年、沖縄県生まれ。
東京都在住。東京慈恵会医科大学卒、日本内科学会認定医。
2011年、第4回島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を『レゾン・デートル』で受賞。
'12年、同作を改題した『誰がための刃』で作家デビュー。
「天久鷹央の推理カルテ」シリーズが人気を博し、『仮面病棟』が2015年啓文堂書店文庫大賞を受賞、ベストセラーに。
他の著書に、『優しい死神の飼い方』『黒猫の小夜曲』『屋上のテロリスト』
『時限病棟』『ひとつむぎの手』『レフトハンド・ブラザーフッド』
『十字架のカルテ』『傷痕のメッセ―ジ』「神酒クリニックで乾杯を」シリーズなどがある。
今もっとも多くの読者に支持される、大注目の作家のひとり。
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小惑星ダイスが地球に接近する。
政府は「衝突しない」と言うが……
学者の一部は衝突の可能性はあると言う。
確実な未来などないとは思うけれど、
確実を欲する多くの人は迷い、一部は過激な行動を起こす。
その時点で世界は終わると信じる人は、それぞれの道を進む。
水樹和佳「月虹」を思い出した。