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星を掬う みんなのレビュー

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みんなのレビュー635件

みんなの評価4.2

評価内訳

635 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

心のありようというか、心痛、安堵というか、ストーリー外れて自分の心根覗くような気持ち

2022/05/15 09:54

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

現代女性を取り巻くさまざまな問題が詰め込まれた作品。正直、読み続けることも辛く感じるほどの内容ではあるが、美しく印象に残る文章がページをめくる手を止めさせない。町田さん、52ヘルツのくじらたちに続いて、題が上手すぎる。登場人物たちの言葉が、傷を抉るようなド直球の正論で、「もう勘弁してあげて」と思う反面、清々しさも感じる。初対面でこんな風に言い合えるのってすごい。最後に救いがある終わり方で、本当に良かった。最後泣きながら読んだ。人間の怖さ、どうしようもない絶望が恐ろしくて、でも希望と温かさがある。生きるって大変だけど頑張ろうと思える。どうかお母さんの掬う星に、千鶴が触れられますように。

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紙の本

母と娘、女同士であるからこその、物語が生まれる。

2022/02/06 12:35

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

生きることの、辛さ、哀しさ、寂しさを、生きてきた過程で受けた痛みのせいだというのは、楽なことだろう。なにが普通かわからないが、「普通」の関係を気づけなかった母娘の4人が営む共同生活が、何かを変え、何かを明らかにしていく。誰かを理解できると考えるのは傲慢で、寄り添うことはときに暴力となる。相手を傷つける歩み寄りは迷惑でしかないし、自分を傷つけないと近づけない相手からは、離れることが大事なんだ。母と娘、女同士であるからこその、物語が生まれる。

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紙の本

心に残る作品

2021/11/28 23:24

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぼちぼち - この投稿者のレビュー一覧を見る

元夫のストーカーやDVに怯える毎日を過ごす千鶴。実母に捨てられたという過去もあり地獄のような日々を送っていた。ひょんなことから実母の居場所がわかり一緒に暮らすことになるが、なぜ母が自分を捨てたのかがなかなかわからないまま。しかし自分たち以外にも辛い過去を抱えた同居人がいて千鶴は少しずつ自分を取り戻していく。この作品は不幸な人生を歩んだ人にこそ読んでほしい一冊。幸せに近づくこと間違いなしです。

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紙の本

ハイツ

2022/06/13 17:25

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公が夫から逃げる為に向かったハイツは、一体どういうところだったのだろうと思いながら読み進めました。そこでの共同生活から、さまざまなことを学んでいく主人公の生き方に共感が持てました。

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紙の本

【思い出の海に沈んだ美しい記憶をそっと掬い集めよう】

2023/02/07 21:06

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:えびし - この投稿者のレビュー一覧を見る

夫から激しいDVを受ける千鶴は、かつて自分を捨てた母親が住まう住居に身を寄せ、そこで出逢う人々と共に、気付きや変化を齎していく物語。

母親に捨てられたせいで不幸になったのだと、世界を僻んでいた千鶴。
夫に人生を支配されて、身も心も傷だらけだった。
静かな絶望に身を窶す中、自分の母親が住む住居に転居出来る機会を手にする。
そして、そこで出逢う人々と幸せの形を模索する。
自分が下した人生の責任は自分だけの物。

認知症を患った母親と共に零れ落ちる記憶を掬い集めていくのだ。

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紙の本

すれちがう母と娘

2022/06/29 08:25

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:チップ - この投稿者のレビュー一覧を見る

母はなぜ私を捨てたのか
母に捨てられたという思いが建ちきれない娘
元夫のDVから逃げる為に自分を捨てた母と一緒に暮らす事になる
様々な事情を抱えた人が暮らすハイツの人々と暮らすうちに娘の心に変化が訪れる
人により感想が変わると思う。

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紙の本

不幸な連鎖を断ち切る勇気

2022/02/22 21:30

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る

すれ違う母と子。
DV、子供を捨てた母親、自分の思い通りにしようと子供を虐待する母親、そんな人たちが交わり助けを求めて集まる。
家族であれば全てが許され分かり合え、理解し合えると思い込む幻想。
多くの人がそんな幻想に縋りつきたくなる。
しかし、多くの人が自分の苦しみ不幸を母親のせいにして迷路に迷い込み、不幸を背負ってしまう。
本当は自分のせいなのに、母親のせいにして、恨み続ける。

不幸な描写が続き読むのが辛い。
簡単に進められないが、辛い部分を読み続け、なんとか辿り着いた場所には希望と感じる光があった。

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紙の本

最後に救いが

2022/11/23 11:34

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る

救いのない人たちの物語かと思うほどだったけど、最後に救いがあってよかった。
親子であれ夫婦であれ、もちろん他人も含めて、どんな人と関わるかって重要。
自分じゃ選べない場合もあるけどね。

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紙の本

人の狡さ

2021/10/20 11:23

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る

母に捨てられた小1の夏から心の成長が乏しいまま大人になった主人公が、運命の悪戯で生き別れになっていた母の住まう共同住居で共に暮らす事に。『52ヘルツのクジラたち』と通じる部分もありながら、あれ程の理不尽は感じず…微かな不満の欠片をわざわざ掬い集めて甘えちゃってる人間の弱い部分が巧みに浮き彫りになっていた。

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電子書籍

母、娘

2022/03/11 02:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

読むのが辛くなります。現実にこんなところで再会したらね……。まわりの人たちも、それぞれヒトクセありそうなスタートでした、……が、その後ー。

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2021/09/26 00:30

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2021/12/22 00:29

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2022/10/02 20:53

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2022/02/05 20:43

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2021/10/24 17:03

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