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紙の本
医学的にではなく、小説引用で追求する内容に驚きました。
2023/11/13 21:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:広島の中日ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
高所恐怖症や集合体恐怖など、様々な人間の恐怖症について、著者が追求していく内容の1冊です。
当書の最大の特徴は、著者は現役の医師ですが、決して医学的に恐怖症を説くのではなく、様々な恐怖に人が脅えるシーンの文章を引用して説明している点です。他にも、著者ご自身の様々な恐怖体験を余すことなく掲載し、大変人間味の溢れる内容になっています。「医師の書いた本だから」と構えずに、気を楽に読み進められる、およそ科学書とは違う書籍です。それにしても、著者は様々な小説をご存知だな、とその文学への博識ぶりに感心しました。
紙の本
恐怖とはなにか
2024/02/01 21:09
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
恐怖というテーマで、その定義からそれがもたらす精神的な反応まで、様々なアプローチで語られる。人は、いろいろなものに対して、それぞれに恐怖を感じる。しかし、その理由はよくわからない。得体のしれない何かが、恐怖をもたらすが、その恐怖は人それぞれらしい。著者がなぜ恐怖に関心を持つかは理解できたが、恐怖そのものにかんしては、よくわからないままだ。
紙の本
怖いものはたくさんある
2023/10/29 16:21
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投稿者:ツクヨミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
春日先生にとっては、甲殻類ですか。自分はアレルギーなので、甲殻類は(もしかしたら)死の予感で、いやですね。
恐怖の3要素、勉強になりました。言えてると思います。
世の中、怖いものだらけです。怖いものを怖いと感じられなくなるのも、また怖いことですね。怖いものは怖いままにしておくのがよいか、と。
紙の本
「死は、恐怖の対象において別格の扱いとなるだろう。」本文より。
2023/12/21 19:40
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投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極夏彦先生の帯に惹かれて購入しました。
ネタバレがあります。
コンテンツは以下のとおりです。
1.恐怖の生々しさと定義について
2.恐怖症の人たち
3.恐怖の真っ最中
4.娯楽としての恐怖
5.グロテスクの宴
6.死と恐怖
本書は作家で精神科医でもある著者が、「恐怖というテーマにさまざまな角度からアプローチを試みた」ものです。
はじめに恐怖とは何か。事件や体験談をもとに整理し、三つの条件が「恐怖」という感情をつくると定義したことに興味を持ちました。
そして恐怖の種類や、恐怖の真っ最中(!)、娯楽やグロテスクさの恐怖、さらには死と恐怖について、さまざまなジャンルの本や映画、体験談などを紹介しながら説いています。
私にとっての恐怖とは、痛みや理解できない事象・心情のことを意味していましたが、どうやらそう単純なものではなかったのです。
「知りすぎてはいけないーーー」
帯にそう書かれていますがまさにそのとおり。
人形恐怖や「予言◯」の話は個人的にトラウマになりそうです。
紙の本
著者が集めた「恐怖」たち
2023/12/20 13:52
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投稿者:みよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本自体が「怖いもの見たさ」みたいな一冊。
集合体恐怖症の話とか、それまで特に意識してこなかった現象について気づかされてしまったような、今後恐怖を感じるようになってしまいそうな、パンドラの箱的な本かもしれない。
紙の本
こだわり
2023/10/20 16:20
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
怪異や非日常から身につまされる体験など様々な出来事が含まれる恐怖。恐怖のツボ、グロテスク、回天などを例に挙げ、自称鬱屈精神科医が恐怖の正体に迫る。