デビュー25周年記念作品
2025/02/21 21:27
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投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
長さ的には短編なんだと思うけど、記念作品だからか一冊の本として出版されており装丁もよい感じ。内容は…なかなか不気味。だけど好きです。面白かった。
人は物語を求める
2025/02/09 10:39
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
そうなんだよね、そうやって何かしらの理由を付けて納得させようとするんだよね。
そうじゃないと心が壊れちゃうのかな。
なかなかシンプルな作品だった。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
なかなか素敵な装丁に惹かれた一冊。
「オーデュボンの祈り」に触れていたのは嬉しい。
三蔵法師のいない西遊記といった趣きかと思えばなんとも寂しい物語。
あの身体能力の塊のような3人が最期はなす術もない…
人間は静かに切除されるしかないのだろうか。
五十九彦を気に掛けてくれた教師の名前
印刷の関係か、ルビが薄くて読めなかった。
こういう不親切なところは改善希望。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
舞台は、人工知能が登場する近未来です。西遊記、からネーミングされてるようで。感想は、こうなるの、でした。毒もあるし、こんな結末というか……。人工知能、天軸の暴走で、天軸を探す旅とは。探す者の名前も、西遊記っぽい。
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
西遊記のようなお話なのかなと思いつつ読み進めましたが、結局のところ「自然を大切に」みたいなことを考えてほしかったのかなと少し拍子抜けしました。
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投稿者:AIZOU - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎の新作だ読んでみるかー
ぐらいの感じで読んだので
いまいちよくわからん
という感想
私が好きだった伊坂幸太郎は
私の好きと違う方向にいってしまったのかな
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伊坂さんらしい、ちょっと毒気がある話
装丁も綺麗だし、紙もしっかり、挿絵も沢山
作中にも何度も出てくるように、読者にそれぞれの物語(ストーリー)を感じさせる手法なのだろうか?
ただもう少し踏み込んだ長編で読みたかった
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最近の伊坂幸太郎さんの作品は私は難しくてよくわからなくなってきているのですが、これはオチがわかればそれでいいのか疑問に感じてしまいよくわからなかったです。
ストーリーは短編なのでとても簡単です。
おそらく時は近未来『西遊記』を思わせる名前の三人の男女が混乱する世界の原因となる人工知能『天軸』を探す旅に出ます。そして彼らが見つけたものは…。
伊坂さんってエンタメ作家さんですよね。
でもこの短篇はエンタメなのかな?と思いました。
なんだか童話のような感じがしました。
最後の場面は確かに皮肉でした。
ここで読者は作者が何を言わんとしているのか、考えてみろと言うことなのかな。
途中喋る案山子がちらっと出てきた時には「おおっ」と思いました。伊坂さんのデビュー作に出てきた案山子なので。
伊坂さんはデビュー25周年を意識されて意図的に登場させたのかもしれないと思いました。
装丁は確かに綺麗だと思いますが。
にしてもこの薄さで特にカタルシスもない内容で(私はなかったです)税抜き1500円は高すぎます。
私は伊坂さんのデビュー作以来の熱烈なファンなので(実際にお会いしてお話したことが2度あります)敢えて辛口レビューをさせていただきました。
星も少なめにしました。
次回作に期待を込めて!
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地球を「人間たち」から助けに来たSF作品「地球が静止する日」
人類以外の地球の生物を保全する目的という点で本作と合致している
地球外から見ても、地球側からみても、残念ながら人類はもはや不要なのだと思い知らされる
2025年
これまでに何か変わっただろう
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人はどんなものにも物語(ストーリー)があると思い込む。
大規模停電、強毒性ウィルスの蔓延、飛行機墜落事故などが立て続けに発生し、世界は急速に混乱に陥った。これらすべての原因は謎の人工知能『天軸』の暴走と考えられ、五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗の選ばれし3人が、人工知能の開発者が残したという巨大な樹の絵画『楽園』を手掛かりに、暴走する『天軸』の所在を探る。旅路の果てには、誰も想像できない結末が待ち受ける。
大好きな伊坂幸太郎さんの新作。ページ数はそんなに多くないので、あっという間に読めてしまいました。伊坂さんらしい、壮大なお話でした。
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デビュー25周年を記念して書かれたということで、楽しみにしていた本。美しい装丁が印象的。
読み終えてから改めて眺めると、黒をバックに浮かび上がる緑色の自然に畏怖の念を抱く。
現実に起こっている様々な問題の原因も、この物語に描かれていることと通ずるのかも。
帯の「人はどんなものにも物語があると思い込む。きっとあなたもそのひとり。」
確かに。
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25周年の書き下ろしなのか。どおりで…これは伊坂作品を読んでる方にはうんうんとなるようなストーリーで、あの案山子とかちょろっと出てきたりとファンサービスもあり。
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壮大な設定だが、短編のような長さ。伊坂幸太郎だから、実験的な意欲作として捉えたが、長編にしてもいい内容。でも、短編にしてしまうのが、伊坂幸太郎なのかな。
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久しぶりの伊坂幸太郎さん。新刊が出ると知って買いました。
(西遊記の登場人物をもじった)選ばれし3人が謎の人工知能『天軸』の暴走の所在を探しに旅に出る物語で、サラリと読めました。
印象深い珊瑚嬢の言葉。
「理由を欲しがって、勝手にストーリーをでっち上げるまでやっちゃう〜」
情報が不透明さがある故に推測を図ろうとした、その人が描いたストーリーって人間特有の行動。この物語で人間特有の行動によって、その後を左右する展開で表現されてる印象を受けました。
そして御時世に対しての『皮肉』にも感じました(今だからかもしれない…)。
人間=自然の中にいる動物として見た場合、人間にとって『楽園』って何かを考えた読後感。
帯に書いてある『不思議』。これはきっと本質的なものを深堀ってみたら、また違った角度が見ることができるかもしれない…そんな独特な世界に誘われた感覚でした。
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天変地異や感染症を治める為に「先生」を探しに出た五十九彦、三瑚嬢、蝶八隗。最遊記の様なテイストもあり、それを現代風にアレンジしたのが斬新でした。
楽園の楽園とは?
ラストも中々衝撃でした。