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電子書籍

色悪作家と校正者 完結

著者 著:菅野彰,イラスト:麻々原絵里依

実はファンだったが絶対近づくまいと思っていた人気作家・東堂大吾(とうどう・だいご)に、その校正担当者・正祐(まさすけ)は行きつけの居酒屋でつい声をかけてしまった。心の支えでさえあった大切な大好きなキャラが、彼の新刊の中で死んだことが許せなくて。「今殺したいくらいあなたが憎いです」。自分の正体を隠していた正祐だが、ある日ついに大吾にバレてしまい……。書を愛する、水と油、対照的な二人の、ビブリオ・ラブコメ!!

色悪作家と校正者の不貞

税込 682 6pt

色悪作家と校正者の不貞

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みんなのレビュー48件

みんなの評価4.4

評価内訳

  • 星 5 (27件)
  • 星 4 (20件)
  • 星 3 (0件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

これはよかった

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る

スピンオフにしてもらえてよかった。本家からは繋がりのない脇脇の脇みたいな人だったのに、不幸の影が濃すぎて気になっていました。幸せになれてよかったです。
とても大人な話で、がっつりBLはもういいかな、と思ってる私にはちょうどいい感じでした。
永田町のお話ですし、心情メインでボディはちょろっとですよ。今までのお話とちょっと趣が違って堅苦しいのがとてもよかったです。

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紙の本太陽はいっぱいなんかじゃない

2023/09/29 10:26

永田町BL

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「ドリアングレイの禁じられた遊び」で長年の想い人に振られてしまった白州英知。その後の話。
新人議員の彼に付いた公設第一秘書の藤原四郎。
一期目冒頭だというのに当選時の覇気も無くした英知に対して物怖じせず、対応してく有能な人。
英知の中にずっと凝っていた、過去に受けていた暴力からくる諦念。やっと気付き、動き始めた彼の時間に沿ってくれる相手ができて良かった。

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時の流れ

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

正祐に初めての友だちが出来た。そういえば親しくしていても宙人も白洲も篠田も同業者や仕事の関係者の括りだった。
正祐に友だちが出来たことも大悟との関係が少しづつ変わり安定したことも時間の流れを感じさせ、鳥八の百田さんの件は時の残酷さと人間の逞しさやるせなさがいりまじる。
今回は大悟と正祐と篠田、白洲と宙人の集まりの話が最高だった。宙人の他のメンバーとは違った目線に始めは笑いが、次にどこか本質をついている言葉に胸を打たれる。このシリーズでは宙人が一番魅力的に感じて好きだ。

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紙の本ドリアン・グレイの激しすぎる憂鬱

2023/04/23 05:48

愛すべき宇宙人

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

色悪作家シリーズのスピンオフです。
白州絵一と伊集院宙人の話
スピンオフは元作読まなくても大丈夫なものもありますが
色悪作家シリーズの彼らがでる巻までは読んでから
読まないとだめな作品です。
最初が大吾と正祐から始まるのでアレ?って思ったくらいですから。

白州絵一の拗らせぶりが思っていたよりすごくて
これは宙人くらいの人でないと突抜けられなかったですね。
白州さんの宙人の言葉にフリーズしてしまう様とか
殺意を覚える様とか
そして、彼がどうしてその筆名を名乗っていたのかとか
色々なものがかき回された感じが半端ない
宙人の天然でお馬鹿キャラでも本質を見誤らずにぐいぐいくる加減がすごい。
いや、その加減がなければ、白州さんはああならなかったでしょうねぇ。
宙人の名前を何度も呼ぶ意味がきゅんときます。
そして、全編に流れる「銀河鉄道の夜」
ジョバンニとカンパネルラを思う。
そして大吾と正祐が裏で語る「春琴抄」
思っていた以上にとても良い話でじわじわときます。
キワモノと思っていた宙人がここまでと思うと愛すべき宇宙人というレベルになりました。

ちょいちょいはさまれる大吾と正祐のシーンは
鳥八の百田さんが出してくれるアテと日本酒がドストライクで
持ってこーい状態です。
大好きな文学と美味しいものと日本酒でもだもだしてしまう作品であります。

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紙の本色悪作家と校正者の初戀

2023/02/24 08:55

やられた~

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

表題含め3編(表題+短編2作)。
大悟と正祐の二人が、お互いに新しい感情に出会い変わ変わら無いものはないという事に向き合って行く。

と、表題読み終わり後の穏やかな感想を。
巻末の話でもってかれた~
大悟正祐に篠田さん、白洲さんと伊集院くんの5人で集まるときの主題を伊集院くんに決めてもらったらまさかの漫画…最初は国民的知名度高いロボットのになるかとおもったら、同著者さんの他作品。速攻で全巻セットを正祐達の会社宛で3セット手配するとか、伊集院くん手際よい…
漫画読んだ事ない正祐が大悟に漫画の読み方を教えてもらうのは、らしいな〜とは思った。
その後集まって始まる会話で出てきた感想のズレが、そうだけどそうじゃない〜!って面白かった。

今回は文学に絡めた講釈っぽさが控えめだったからか読み進めやすかった。

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紙の本色悪作家と校正者の初戀

2023/02/21 12:58

友達ができた

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

あの正佑に友達ができた!
正佑と同業者で同じく半ば本の世界の住人。
そして最近になってやっと人になれたような人。
片瀬さん、どうか正佑とずっと友達でいてください!

今回は宮沢賢治を語り合う場面が多かった。
正佑がその作品を宗教書のように感じるのは何かわかる気がする。

大悟と正佑
もうお互いの肉体の奥底を知っている。
あとは語り合うことで少しずつ魂の距離を近付けていくのだろう。

この関係性に稀有な美しさを感じる。

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決別と得たもの

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る

色悪作家と校正者シリーズのスピンオフ、ドリアン・グレイ〜の第2弾。スピン元と合わせても一番好きなお話になった。
幼く今まで思い込み目を背けてきた真実に目を向け、対峙する白洲の変化はすべて宙人がもたらしたのだ。初登場時には宇宙人のようで正直キワモノキャラだと思っていた伊集院宙人だが今回は愛おしくてたまらない。
作家白洲絵一の名前の元になった因縁の男登場に揺れる白洲と健気な宙人に胸が痛くなる。
本編の主人公CPとのおかしな友情?の芽生えと、どこに居ても巻き込まれる篠田さんには思わず笑いが込み上げて来て、シリアスムードを壊してくれるので助かった。

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紙の本ドリアン・グレイの禁じられた遊び

2022/12/28 10:50

宙人くんとっても頑張ったね…!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:せつこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

年下まっすぐ大型わんこにほだされて心がまーるくなった俺だけど、ある日突然幼なじみ兼初恋の人が白馬に乗って迎えに来た!どうする俺…!?的な展開でした(本当はもっとシリアス)。このスピンオフシリーズ、本編より好きかもしれない。双葉の愛し方と宙人の愛し方、それと双葉の初恋の人の愛し方、それぞれ違っていて、すれ違ったり重なったり、とても近いのに平行線だったり…。随所で胸が痛いけど、でもとっても綺麗で、特に銀河鉄道のシーン(いくつかある)は何回も読み直しました。見たことのない映画作品がたくさん出てきたので、見てみたいと思います。作品を通して過去の名作を知れるのは、校正課シリーズと同じで楽しいです。雑誌にさらにスピンオフが出てるらしいのですが、多分もう書店にはない…。この続きが出たら、英知のお話も読めたらなーって思います。

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電子書籍色悪作家と校正者の別れ話

2022/11/01 21:13

今回も面白い

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

別れ話と聞いて、おおよそ恋愛を扱った小説で想像する理由からはかけ離れていて
それがこの2人のキャラクターと齟齬がなくて納得の面白さでした。

snsのおかげで芸能人や著名人の声を身近に聞けるようになった昨今、
人となりを知らなければ良かったと、そっとフォローを外すこともしばしばあった自分には正祐の気持ちが少しわかる。
本に主題をおいたこのシリーズ、今作もブレていなくて本当に面白かったです。

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面白かった

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る

このスピンオフシリーズも元のお話も、近代文学や古い映画がたくさん話題にでてきます。それらで彼らのキャラが構成されていると言ってもいいほどです。
今のご時世の登場人物の年齢と合わないんじゃないかと思いましたが、そういう人もいるんでしょう。わたしには宙人の方が普通の人のように思いました。
濡れ場を期待しているとガッカリします。でもとてもいいお話でした。現近代文学が好きな人にはたまらんシリーズです。

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宙人の言葉が優しくて涙でた。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆきちん - この投稿者のレビュー一覧を見る

校正者シリーズのスピンオフ、伊集院宙人と白州絵一の2作目。
宙人というキャラクターがどこまでも優しくて健やかで、読むほどに好きになっていきます。
宙人は天使かな。
1作目の感想でも書いたけど、こんなにこの2人が好きになるとは初登場時には思いもしませんでした。
菅野さんの小説の中では長らく、ひとでなしとの恋愛(ろくでなしも含む)がベストでした
が順位が入れ替わり、一番好きな一冊になりました。
お兄ちゃんのスピンオフも読もうと思います。

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紙の本ドリアン・グレイの禁じられた遊び

2022/10/01 06:46

一区切り?

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:桜橘 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「色悪作家と校正者」シリーズスピン
新人作家伊集院宙人×数々の受賞作持ち作家白洲絵一。
今回、白洲が長年想って心の凝りとなっていた想い人との関係に決着がつく。
裏切られた人で作家として名前もプロフィールも全てその人から奪って。なのに忘れられないままだった人からのアプローチ。
宙人とは恋人?な筈なのに。
え?宙人に勝ち目無くない?ってずっとハラハラしたまま読んだ。

今回の話に絡まってくるのが宮沢賢治で良かった…
本編シリーズでも話の中に出てくる文芸作が残念ながら名前しか分からないからちょっと話に入りこみにくくて(汗)
本編シリーズよりもこっちのが宇宙人…もとい、宙人キャラ設定のおかげで、文芸に疎いけど分かりやすくて好き。
読み手の「わかんない」を代わりに言ってくれて、それを絵一が分かりやすく噛み砕いてくれてるので助かります
最後までしっかりと宙人は頑張ってた。

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紙の本色悪作家と校正者の多情

2022/02/19 07:45

「男の子」の話

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

色悪作家と校正者のシリーズ4作目
(このジャンル本当にタイトルで順番わかりづらいの
なんとかして欲しい・・・背表紙とか表紙でわかるようにして欲しいです)

本と文字と文学蘊蓄がふんだんにあって
その上に美味しいお酒と肴がちりばめられている作品が
私の嗜好にドストライクです。

大吾は気の毒なくらい叩き潰されてましたねー
多くの女性にぷんすかされているという大吾ですけど
私は2巻のあたりからちょっと気の毒にすら思ってました。
(俺様気質ではありますが色々やられてますよね?)
年上美人女史の校正者慶本さんを含めて
この作品に出てくる女史の皆素敵なことよ。
そして、大吾は「男の子」なんだなぁなるほどって思ったしだいです。
正祐の気持ちがまた不思議色で切ないです。

大吾は本当にお気の毒な有様でした

書き下ろしは大吾の気持ちと正祐の気持ちのすりあわせ。
「馬、馬」言う正祐も歌舞伎に行こうとした大吾の気持ちも
とても好きな作品です。
余談ですが、森鴎外の「舞姫」は初読の頃から
腹立たしく感じる作品です。
あの時代の作家の中では森鴎外は好きな方なのですけど
「なぜこんな話が教科書に載っている?」って思っていました。

さらに余談ですが、
篠田さんが「読みたい本を全部読まないで死ぬんだろうなぁ」
って言葉がまさに私がずっと思っているところです。
(幼い頃は図書館に通いながら、
大人になったら世界にある本は全て読めると思っていた子供でしたから)

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電子書籍色悪作家と校正者の別れ話

2022/01/31 19:05

別れ

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る

別れ話ですが別れないとは思ってましたがもっと喧嘩したりとか何かしたあってかと思ったらマサスケの色々考えた結果でしかも別れない笑
らしいですよね

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紙の本色悪作家と校正者の純潔

2022/01/29 05:47

文通

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

ネタバレあり
色悪作家と校正者のシリーズ3作目
(このジャンル本当にタイトルで順番わかりづらいの
なんとかして欲しい・・・背表紙とか表紙でわかるようにして欲しいです)

本と文字と文学蘊蓄がふんだんにあって
その上に美味しいお酒と肴がちりばめられている作品が
私の嗜好にドストライクです。
正祐が稚きってだけでなく、
本当に文字の中で生きてきた感じで
いままで良くこの世界で生きてこられたなぁってびっくりするくらいです。
顔認識までそこまでかーな感じですが・・・
稚きだけでなくて爆弾持ちで怖い・・・不思議な人です。
文通って言葉だけでも懐かしくそして愛おしいです。
(白い便せんと封筒ってところが正祐らしすぎますけど)
大吾の俺様も正祐の不思議な存在に踏みしだかれている気もします。

白州さんも怖くて不思議な人です。
(蔵にいた大叔父のこととても気になるのですが・・・
これは後日何かあるのでしょうか)

大吾の賞が欲しいって気持ちがまたいじらしく。
そして、正祐の「大吾が否定されるのが嫌」という気持ちが
またいじらしすぎますね。

今回も「お勝手」と「お台所」にきゅんとしました。

書き下ろし
夏目漱石の話
(百田さんの仲裁がとても粋なのですけど・・・)
我輩に対する彼の気持ちになんか正祐が愛おしくなります。
(私はあの作品の最後にただただ目が点になりました)

篠田さんの人の良さ(しっかり巻き込まれているし)
伊集院宙人の心根の良さをも楽しみながら
百田さんの美味しい肴で美味しい日本酒を飲みたいなー
と思う次第です。

【余談(こんなことを書きたくなる作品ということで)】
夏目漱石に関しては私も文豪であることは確かだと思うのですが
作品自体は私の性とあわないみたいです。
ほとんどの作品を読んでいるのですけど、
琴線に触れてこないという点で好きな作家とはならない。
まあ、投げ捨てたくなる激しい感情も起きないのですけれど。

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