読割 50
電子書籍
空の中
著者 有川 浩
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは? 一...
空の中
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
空の中 (角川文庫)
商品説明
200X年、謎の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者と生き残った自衛隊パイロットは調査のために高空へ飛んだ。高度2万、事故に共通するその空域で彼らが見つけた秘密とは? 一方地上では、子供たちが海辺で不思議な生物を拾う。大人と子供が見つけた2つの秘密が出会うとき、日本に、人類に降りかかる前代未聞の奇妙な危機とは──すべての本読みが胸躍らせる、未曾有のスペクタクルエンタテインメント!!
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
SF味が強い作品
2020/06/25 11:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者の初期作品 自衛隊三部作の一つで一番SF的な味付けが強い作品だと思う。
比較的軽さが際立ち泣かせどころを用意した外連味もあるので、読みやすくはあるが数ある有川浩の作品の中ではあまり好きでない。
紙の本
苦手じゃないんだけど
2016/03/03 11:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
SFとか苦手じゃないんだけど。。。
集団、民主主義、多重人格などなど、なるほど国とかのなりたちといっしょなんだな~なんてディックと共に改めて勉強できたけど。
ちょっと、読むのに時間がかかった^^;
途中からフェイクがとっても悲しかったけど、瞬の想いが間に合ってよかった。
人とのかかわりあい、それもいい人とのかかわりあいを、私も大事にしていきたい。
電子書籍
設定が面白い
2015/08/23 23:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:paguapgu - この投稿者のレビュー一覧を見る
空に浮かぶ謎の物体の設定がとても面白いと思ったが、その物体と対策本部のやり取りが結構長く、堅苦しい日本語を使う物体の会話文を読むのが苦痛だった。全体的な話の内容は面白かったので、そこだけ残念。登場人物の宮じいが格好良かった。
紙の本
有川版「ソラリス」
2011/12/15 19:56
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Yosh - この投稿者のレビュー一覧を見る
メディアワークスより2004年に刊行。その後、掌編「仁淀の神様」を加え2008年に角川文庫版が刊行。
近未来、原因不明の航空機事故が相次ぎ、メーカーの担当者春名高巳と自衛隊パイロット武田光稀が、事故現場を調査したところ、高度二万メートルで謎の「物体」を発見する。一方、高知県の海岸では高校生の瞬と佳江が不思議な生物を拾う。当初全く無関係に見えた二つの物語が次第に交錯するのと平行し、日本および世界に想像を絶する大きな危難が降りかかってくる・・・。
処女作『塩の街』は、半ば廃墟と化しつつある近未来が舞台だったが、SF的趣向よりも荒廃した世界の中を生き抜こうとする人間群像の方に重点が置かれていた(Cormac McCarthy “The Road”をもうちょっとソフトにしたような感触)。一方、この『塩の街』は謎の物体に接触するのは「第三種接近遭遇」(Close encounters of the third kind)を、高度な知性を有する謎の物体【白鯨】の正体はスタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』を連想させ、後半の高巳と【白鯨】との遣り取りは極めて知的かつスリリングで、本書で最も読み応えがある部分だ。この「センス・オブ・ワンダー」を核に、瞬と生物および瞬と佳江との交流が描かれ、ビルドゥングス・ロマン的味わいも深い。
スケールの大きさ、多彩な人物・物語を捌く筆力、台詞の巧さ等々、デビュー作よりぐっと完成度が高くなり、その筆力はとても第二作目とは思えない。なるほど、担当編集者がハードカヴァーで出すことを強力に主張したわけだ。
勿論、有川ファン期待のラブコメ的要素も入っている。本書P498の台詞「時期で競うなら私だってもっと前からだ!」なんて最高ですな。
紙の本
もっと読みたい!
2022/11/19 16:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みみりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
つっぱって生きているファイターパイロットの女性自衛官、光稀と
事故調査委員会の高巳。
この二人の恋愛模様、
これだけ引っ張って、最後これで終わり!?
もっと読みたい!と思いました。
そんな彼らの後日譚は、
有川浩さんの短編集「クジラの彼」に載っていますので、
お楽しみください(笑)
紙の本
面白かったです
2022/03/14 13:04
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
土佐の高校生が浜で未知の生きものを拾い、それを飼い始めるという、ウルトラマンにありそうな話。高校生は父を亡くしたばかりで、心の隙間を埋めるかの様にその生きものに没頭してゆきます。その後の自衛隊や国防を絡めた展開は著者の真骨頂で、とても面白かったです。
電子書籍
世界観がやばい
2020/09/11 07:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ななせ - この投稿者のレビュー一覧を見る
難しい言葉が沢山文中に出て来ますが、コミカルでテンポ良く読めました。言葉遊び最高です。
そして自衛隊三部作の中で、一番描写がグロくない。
しっかりと恋愛要素も含めてて、最後はニヤけが止まりません
紙の本
最後はしんみり
2018/11/19 11:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
自衛隊シリーズ第2弾。
前作の塩の街と比べると甘々度が随分と控えめな仕上がり。
甘いの期待してました(笑)
この中では高巳が1番好きなキャラ。
能力はあるけど、しっかり弱い部分も見せれて、好意を全面に見せれる男の人って惹かれます。
頭のいいディックとのやり取りも笑えたけど、個人的には、高巳とフェイクの会話のやり取りが見てみたかった。
きっと爆笑できたと思えると残念…。
いい所や、いいセリフは全部宮じい発信のものだっただけに、後日談は淋しかった。
紙の本
宮じいが全部持ってく
2016/03/22 23:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
フェイクがかわいいし、高見も弱さを見せれたり、頭が良くて頼りになるしで、なかなか登場人物に好感が持てる作品なんだけど、最後に全て宮じいに持ってかれます。後日談は寂しかった…。
紙の本
近未来ゆえにSF
2016/02/22 02:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
相次ぐ航空機事故。調査のため高空へ飛ぶパイロット。一方、子供たちが海辺で奇妙な生物を発見…近未来を描いているから、当然、SFと受け取っていいのだが、一方、川漁師の宮じいが叔父のある役回りで登場したりして、彩を添える。SFと評したが、ライトノベルとの中間か。
紙の本
色々なものをぎゅっと詰め込んだ、贅沢な作品
2011/08/27 08:19
13人中、13人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
謎の航空機事故が続いて起こり、メーカーの担当空の中
者と自衛隊パイロットは調査のために事故空域に飛んだ。
そこで、彼らはあるものと出会う。
一方、パイロットの父を事故で失った少年は、海辺で未知の生物と出会う。
胸躍らせる出会いは、やがて皮肉な運命を連れてくる。
自衛隊三部作・空自編。
SFとかロマンスとか少年の成長物語とか、人間の弱さや強さなど、色々なものをぎゅっと詰め込んだ、贅沢な作品。
主人公カップルは空自・F15Jパイロットの光稀と事故調査員として派遣された高巳。そして高校生、瞬と佳江。
二本柱の仕立ては、大人もライトノベルを楽しめるようにという工夫だろうか。
ええ、存分に楽しめましたとも。
瞬の良き友人であり、保護者も兼ねているような感じの宮じいという人物がいるのだけど、この宮じいと佳江の土佐弁の暖かな響きが、瞬と未知の生物、『フェイク』との交流を語るのに、とてもいい効果を上げている。
彼らの関わり方は本当に感動もので、胸にぐっと来た。
そして、突如と現れた未確認生物に対する光稀と高巳の真摯な対応にも、胸を打たれる。
著者の作品はキャラクターたちがみな一所懸命で、とても好感が持てるのだ。
また、『知能が高いけれど知識のない』生物に対して、コミュニケーションに苦慮する様はなかなかに読ませる。
他者とのコミュニケーションの難しさは、未知の生物とに限ったものではないのだけれど。
文庫バージョンでは「仁淀の神様」も追加収録されている。
本編が気に入った人には感涙もののおまけだ。
紙の本
素晴らしい読み応え
2016/03/26 09:34
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリー展開は2方向。謎の空港機事故に端を発して、謎の生命体にファーストコンタクトしたメーカーの担当者春名高巳と事故にあった機と一緒に演習参加していた自衛隊パイロット武田光稀のコンビと、事故死した自衛隊パイロットの息子であり、事故当日に謎の生き物を見つけた斎木舜とその幼馴染の天野佳江。その大人と子供のカップルが謎の生命体マターで交錯していく。
その主要4人の個性もさることながら、その他の登場人物も実に生き生きとして魅力にあふれていたり、素敵に狡猾だったり。未知の生命体を巡るSF的研究的要素もあれば、政治的な駆け引きもあり、多感で傷ついた少年・少女の成長物語でもあり、大人なのに微妙にもどかしい進展しかしない恋愛物語でもあり、と、様々な要素が満載の贅沢でエンタメ性の高い小説です。
紙の本
初期の有川作品らしさが詰まっています
2015/05/04 00:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
現在の有川作品といえば心温まる人情系の作品が多いですが、初期の作品はSF色が強く、エンターテイメント性の高いものでした。
特に「空の中」を含めた「自衛隊三部作」と呼ばれる作品群は初期の特徴を色濃く残していて、個人的には大好きな作品群です。
UMAと人間の交流を描いた作品でありながら泣けるSFとして強く読むことをおすすめします。文庫版には追加エピローグも収録されています。
電子書籍
自衛隊シリーズ第二弾
2022/10/16 11:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただの異生物スペクタクルではなく、人間ドラマもしっかり描かれていて、やはり有川作品だなと感じられる。なかなかの長編だが一気読みできる面白さがある。あとウルトラQっぽい
紙の本
空の中
2022/08/17 16:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
色々な方向から話が進んでいくので、読み応えのある量なのに、どんどん読み進める事が出来ました。
仁淀の神様、は泣きながら読みました。
私が望んでいた結末で、本当に良い本でした。
塩の街も空の中もSF要素がたっぷりで、海の底を読むのが楽しみです。