新装版 不祥事
著者 池井戸潤
2014年4月スタート日本テレビ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」原作本!主演:杏「ベテラン女子行員はコストだよ」そう、うそぶく石頭の幹部をメッタ斬るのは、若手ホープの”狂咲...
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商品説明
2014年4月スタート日本テレビ系ドラマ「花咲舞が黙ってない」原作本!主演:杏「ベテラン女子行員はコストだよ」そう、うそぶく石頭の幹部をメッタ斬るのは、若手ホープの”狂咲”こと花咲舞。トラブルを抱えた支店をまわり(=臨店)、業務改善を指導する舞は、事務と人間観察の名手。歯に衣着せぬ言動で、歪んだモラルと因習に支配されたメガバンクを蹴り上げる!(講談社文庫)
目次
- 激戦区
- 三番窓口
- 腐 魚
- 主任検査官
- 荒磯の子
- 過払い
- 彼岸花
- 不祥事
著者紹介
池井戸潤
- 略歴
- 1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒業。2010年「鉄の骨」で吉川英治文学新人賞、11年「下町ロケット」で直木賞を受賞。ほかの著書に「ロスジェネの逆襲」など。
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女性版「半沢直樹」の物語
2013/09/06 20:39
8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
銀行の仕事を熟知している池井戸氏ならではの短編集です。8つの話で構成され、それぞれが緩く繋がっています。
内容は、銀行の窓口を舞台として、勃発する数々の不祥事に挑む女性行員(ヒロイン)の物語です。半沢直樹シリーズと比べると話のスケールは小さくなりますが、悪事を暴き悪人をやっつける痛快ストーリーは、まさに女性版半沢直樹です。
銀行はカネを扱う職場ですから、時代が変わっても不祥事は絶えません。すなわち偶発的な事務ミスもあれば、それこそ犯罪に繋がる事件に事欠きません。本書は小説ではありますが、たいへんリアルな感じがして、そこがまた面白いと思いました。
とにかく、半沢直樹シリーズに優るとも劣らない仕上がりで、期待を裏切らないでしょう。
素晴らしい本です
2024/08/29 16:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
事務処理に問題を抱える支店を訪れて指導し解決に導く、臨店指導で若くしてその大役に抜擢された花咲舞は、 銀行内部の不正を見て見ぬふりなどできないタイプです。すっきりしますよ。
不祥事
2018/11/03 15:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ごんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
銀行で日常ありそうなミスや事件がリアルに展開していくところが面白いです。また平の花崎舞が銀行管理職のお株を奪い活躍するところもTV以上に面白かったです。
すっきり
2017/06/24 10:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とうふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終えた後で胸がスーッとしました。後日談はなく、サクッと終わるところもまたいい味が出てました。
これぞ池井戸作品
2015/12/26 18:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はる - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は8つほどのストーリーに分かれているので、とても読みやすいです。それぞれの作品の中では、花咲の鋭い指摘と突き詰めていくストーリー性の充実が読んでいるものを楽しませてくれます。ぜひ読んでみるべきだと思います。
ドラマを見た人にもおすすめ
2015/11/13 22:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ガチャピン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマが好きで見ており、放送が終わってから原作を読みました。
ドラマは少し脚色されていた部分がありますが、読みながら「あぁ、こんな話があったな」とドラマを思い出しました。そうこう思っているうちに、あっという間に読み終わるような、読みやすい作品です。物怖じせずにハッキリものを言う舞が、もう見事の一言!!こんな人がいて欲しいです。
半沢直樹女性版風
2014/02/19 12:51
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:てつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
半沢直樹女性版風ですが、短編集のように1話完結なのであっさりしています。読み易い感じですね。
この作品も映像化されたなぁ...といまごろ。
2020/11/09 14:55
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
未読だったと手に取ったら、主人公が花咲舞で、内容はまたも銀行内幕モノ。
数年前のTVドラマの原作でした。この作家の本は、すいぶんたくさん映像化されてるなぁと思いつつ読み進む。
主人公花咲舞は、シゴトのできる銀行テラー(窓口業務担当)出身。その腕がかわれて、銀行窓口で起こる不祥事や事件の調査・指導をおこなう「臨店」担当に。
彼女は、悪いことは悪いとはっきり口にする、スジを通すための苦労は厭わず、銀行員としての腕っぷし(スキルですが…)も抜群。銀行内のおんな正義の味方って感じで、とにかく痛快でした!
半沢直樹の二匹目のどじょう狙いでしょうが、この原作ならば、TVドラマもおなじくスカッとすること必至かと。ドラマが未見なのが残念。
昔を少し思い出した
2017/03/29 22:27
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投稿者:鯉狂い - この投稿者のレビュー一覧を見る
新卒で入った会社で配属になった部署のトップに言われたことを思い出す。
『お金とは凶器に近い。君達はこれから想像だにしない金額を動かす。ただ厄介なことに数字上で動かすことになるから実感が伴わなくなるかも知れない。だから、常に君は凶器を扱っているのことを意識して欲しい』
我々は見えない凶器を扱っていたが、銀行の窓口はより身近にそれを感じるところなのだろうな?とページの節々に描かれる表現から、それが伝わってくる気がした。そんなプレッシャーの中で働くことの難しさや、プレッシャーを忘れた際に人が何を起こしかねないのか?ストーリーと外れた部分に思いを馳せずにはいられなかった
「半沢直樹」の女性版「花咲舞」が大活躍!
2016/02/15 08:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説は、ドラマにもなった「半沢直樹」の女性版ともいえる作品です。主人公「花咲舞」が半沢直樹以上の活躍を見せます。とはいってもこちらもドラマになりましたのでご存知の方は多いのではないでしょうか。銀行業務をテーマに、そこで巻き上がる様々な理解しがたい銀行理論。それに「言葉に衣をきせぬ」大胆な言動で花咲舞が立ち向かいます。とてもワクワクする作品です。
女・半沢
2015/12/25 02:49
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大手銀行の調査役とアシスタントの花咲舞が、臨店指導を通して、管理上の事故を解決する。女・半沢直樹といった趣もあって、とりわけ女性読者には受けるのではないか。相変わらず元バンカーの池井戸氏ならではの銀行裏話もあって興味を引く。
面白かったです。
2015/09/20 11:06
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投稿者:ya - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを見てからの購入となりましたが、重ねながら楽しく読むことができました。忙しい毎日を送る疲れた頭や体へのいい活力剤となりました。
撲滅
2015/03/17 13:53
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投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
女性の花咲舞が主人公とあって他の池井戸作品より「弱きを助け、強きをくじく」色が薄い気がしたが、これはこれで十分楽しめた。ATMもコンビニとかですませる昨今、銀行にはほとんど行かないが、池井戸氏の銀行を舞台にした小説を読むとますます足が遠くなってしまう。未だに「腐魚」、「不祥事」の様な腐った輩は存在することだろう。
スーパーレディ
2015/01/03 11:35
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投稿者:JUMBO - この投稿者のレビュー一覧を見る
趣旨は企業倫理への問題提起か、花咲なる女性の活躍か。女性起用による多様性が重視されている時期だから、昔よりは花咲のパフォーマンスの受け取り方は変わってきているが、ここまで立派な女性は現実から離れ過ぎだから、小説であり、嫌味になりかねない。そんな感じ方自体が時代遅れだろうか。