一路 (下) (中公文庫)
著者 浅田次郎 著
中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われる。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、御殿様の発熱……。さらに行列の中では御家乗...
一路 (下) (中公文庫)
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商品説明
中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われる。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、御殿様の発熱……。さらに行列の中では御家乗っ取りの企てもめぐらされ――。到着が一日でも遅れることは御法度の参勤交代。果たして、一路は無事に江戸までの道中を導くことができるのか!
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浅田次郎氏の参勤交代をテーマにした痛快時代小説です!
2020/07/20 16:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、浅田次郎氏の傑作時代小説です。中公文庫からは上下2巻シリーズで刊行されており、同書はその下巻です。同書は、上巻に引き続き、中山道を江戸へ向かう蒔坂左京大夫一行は、次々と難題に見舞われます。中山道の難所、自然との闘い、行列の道中行き合い、御本陣差し合い、御殿様の発熱などです。さらに行列の中では御家乗っ取りの企てもめぐらされています。到着が一日でも遅れることは御法度の参勤交代ですが、果たして、一路は無事に江戸までの道中を導くことができるのでしょうか?続きは、ぜひとも同書をお読みください。
今回も楽しく読みました。
2020/01/29 08:01
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
「江戸時代、侍はかくあるべし」といったことを説いているかと思えば、ファンタジーの世界に迷い込んだような楽しさも、そこかしこに描かれていて、下巻もあっと言う間に読み終えました。
改めて表紙を見ると、「ひーちゃんやーい」と言っているお殿様に、笑ってしまいました。
欲を言えば、一路たちの「その後」を少しだけ描いてほしかったです。
それは、読者の想像に任せるということなのだと思いますが。
ブチちゃん、あなたはどう思う?
面白かった
2016/09/02 00:13
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投稿者:にらめっこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
テンポが良くて、実に面白かった!ドラマ化もされたけど、本の面白さの方が数十倍でした。
おーとーのーさーまー!
2015/10/20 07:16
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投稿者:しゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかくお殿様が大好きになりました。
お殿様像を保ち続けるためにいろいろ考えているところも、どこか子どもっぽいところも、いざという時にとびきりかっこいいところも全部ひっくるめてお殿様が可愛く見えてきて、今ではすっかりお殿様ファンです。
間違いなく楽しめる一冊です
2015/10/16 11:57
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投稿者:川越ながちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に楽しく読めました。テレビドラマが物足りなくなる(再現が難しい)内容でした。
難所を抜け、難敵に見ゆ
2024/06/26 15:45
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投稿者:ブラウン - この投稿者のレビュー一覧を見る
中山道の難所を越え、獅子身中の虫がいよいよ動き出す。参勤交代の道中で繰り広げられる御家騒動、錯綜する思惑、トラブルに次ぐトラブル……それを屁でもないように踏み越えてしまえるのは、古の武家の魂を降ろしたからか、人徳か、人の縁か。奇妙に絡み合う人々の模様がおもしろおかしい時代劇だった。
登場人物
2020/04/07 00:23
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投稿者:藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
やっぱり、登場人物みな面白い。
仕舞いには、悪役までも憎めなくなってきて…伊東はかわいそうだったなぁ。
御殿様と将監も仲直りできたらよかったのに。
最後はブチの場面で物語は終わり(笑)
人物だけでなく、登場馬も面白かったな。
江戸時代を旅気分
2015/10/21 08:40
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投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻で明らかになった、蒔坂左京大夫の後見人、蒔坂 将監のお家騒動の企み。お殿様を亡き物にして、自分が取って代わろうと言うその企みに、いよいよ一路は気付いて阻止しようとするが、相手ははるかに目上の存在。自分から手を下すわけにもいかず、相手の出方に神経を張りめぐらせる日々。しかし参勤交代共頭の立場から、次々に降りかかる災難を振りはらわねば元も子もなく、日に日に憔悴して行く一路であった。また普段はうつけものの馬鹿殿のと言われるお殿様であったが、実は深い思いがあっての行動だった事が明らかになってくるにつれ、物語はクライマックスを迎えてくる。そしてとうとう業を煮やした将監が、河渡しを最後の機と見てお殿様に直接手を下そうとするが・・・。
いよいよ江戸入りした一行を待っていた、驚くような展開。「大団円」、そんな言葉が、胸に浮かんだ。
作品を読むに連れ、自分も参勤交代の列に加わり一緒に厳しい旅をしている気分になれた。だから初めて、参勤交代と言う物を身を持って感じる事が出来たと思う。そういう点でも本当に意味深く、味わい深い物語でした。
左京太夫の一所懸命に拍手
2015/10/12 14:58
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投稿者:さんしろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
車も電車もない時代に、冬の中山道を歩いて岐阜から東京までとは、考えると気が遠くなる。その道中をコミカルに書いた本作だが、道中次々に降りかかる災難に殿様を悪家老から守ろうとする闘いがプラスされた難行軍は、実に読み応えがあった。ただ、ぜいたくを言わせてもらうと、終わりがあっさりしすぎであり、少し肩透かしを食ったような感も残った。
TVドラマより
2023/05/04 12:17
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この原作本をおすすめします。これは解説も檀さんだし。TVでは、放送されていなかったことも色々と。浅田次郎さんは、時代小説をたくさん、執筆されていますが、シリアスものも笑える系統のもどちらもいいですね。
爽快!
2016/09/07 09:35
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投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻は、昔の言葉遣いや知らない単語にてこずり、なかなか進みませんでしたが、下巻は慣れた分一気に読めました!
最終的に丸く収まり、スカッと終わって、読後感もとてもよかったです。
お殿様が実はできるお人であった、と一路にもわかったので、これからも心からお仕えできるでしょうね。
ドラマ化されていると聞いたので、登場人物たちをどの俳優さんがやっているのかも見てみたいなと思います。