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銃・病原菌・鉄 下巻
新大陸のインカ帝国の大軍勢が、旧大陸から来た少数のスペイン人に征服されたのはなぜか。強力な武器と強力な病原菌の有無によると言われているが、ではなぜその逆は起こらなかったの...
銃・病原菌・鉄 下巻
銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎 下巻 (草思社文庫)
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商品説明
新大陸のインカ帝国の大軍勢が、旧大陸から来た少数のスペイン人に征服されたのはなぜか。
強力な武器と強力な病原菌の有無によると言われているが、ではなぜその逆は起こらなかったのか?
インカ人が欧州に遠征、あるいはアフリカ人が北半球に攻めいらなかったのはなぜなのか?
この問いへの回答を、大陸のかたちや気候、植物と動物の分布と農耕牧畜の発展との関連など、
科学的実証データに基づいて圧倒的な説得力で提示する。
歴史の見え方が変わる話題の書。
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紙の本
世界各地域の発展度合いが違っているのは何故なのか?
2017/04/29 08:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コスモス - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中に蔓延る、貧富の差などの社会問題がどのように生じてきたのか?
膨大なデータや資料を分析し、この問題についての考察していきます。
結論として著者は、人種間の遺伝的な優劣を全否定し、世界各地域の地理的な要因が影響を及ぼしていると述べています。
(上巻とレビュー内容は同じ)
紙の本
斬新な歴史観
2019/12/23 12:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コンドル街道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
欧米諸国やアジア諸国、アフリカ諸国や中南米諸国との間で歩んだ運命が異なるのは何故なのか。地理的な要因や生物学的要因から読み解いた本。
人種的要因ではなく、気候条件や家畜にできる大型生物の存在や、大勢の民を養える植物の存在の有無が、各地域に住む人々の運命を分けたとする。
欧米白人層にとっては確かに衝撃的な書物だろう。
21世紀を代表する名著。
紙の本
銃・病原菌・鉄 一万三〇〇〇年にわたる人類史の謎 下巻(草思社文庫)
2013/08/25 20:34
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:popタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白い。(上下併せて)歴史に対する認識が変わった。
是非、教科書に採用してほしい。
「そーだったのか~」の連続で飽きさせない。学術書に在りがちな読み難さがない。
読み終わった後、ちょっと頭が良くなった気になってしまう。
紙の本
マイノリティーを無視しない歴史
2017/04/20 23:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ken - この投稿者のレビュー一覧を見る
西欧中心の歴史観でないところが好感を持てます。
その態度が文体に現れていて、読みいです。
パプアニューギニアで出会った人からの疑問に答える形でこの論文が始まります。それは、なぜ西欧とパプアでは、これほどに進化の過程が違うのかというものです。
この疑問に丁寧に作者は答えて行きます。
その論の運びは、西欧中心ではなく、マージナルなものからの視点で語られます。
日本では、磨製石器が各地より早く使われていた点。しかし、鉄器はなかなか早く浸透しなかった点。世界史の角度から日本を理解でき、とても充実した読書でした。
紙の本
確かにすごい本だと思いました
2016/04/25 23:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねったいぎょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ヨーロッパの文明が進み、アフリカや南米などと差がついたのはなぜか? 私は単純に、ヨーロッパの国々がアフリカや南米を侵略したからだと思っていた。しかし、そもそもなぜ侵略に成功したのか、という疑問が残る。同時代に同じような発明品ができたとしても、その伝播のスピードが違った。それは、なぜか? その考えてもわかりそうもないことに答えを出した本書は、一般の評価通りすごいと感じた。
紙の本
おもしろいけど
2016/03/11 00:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:栞ちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人類の歴史を数万年の長さで書かれているが、エピローグに書かれている中国とヨーロッパの比較の部分を、もっと掘り下げてボリュームを増やしてくれるとよいのになと思った。
紙の本
サンプル未満
2020/02/25 23:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:め - この投稿者のレビュー一覧を見る
文章量に比して得られる情報量があまりにも少ない。列挙されたものを眺めてみたところで、それらによって一体何が論証されたことになるのか、正直全く腑に落ちない。途中からは「これは論説文ではなく随筆である」と自分に言い聞かせながら読むようにしたが、タイトルよりも魅力あるテキストにはとうとう最後まで出会えなかった。