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紅霞後宮物語 第零幕 三、二人の過誤
異動、昇進、出征と、小玉の環境は目まぐるしく変化していく。さらに兄の死、初恋の人との再会……。そんな中、指揮官と副官として小玉と文林の関係は良好になっていた。しかし、予想...
紅霞後宮物語 第零幕 三、二人の過誤
紅霞後宮物語 第0幕3 二人の過誤 (富士見L文庫)
商品説明
異動、昇進、出征と、小玉の環境は目まぐるしく変化していく。さらに兄の死、初恋の人との再会……。そんな中、指揮官と副官として小玉と文林の関係は良好になっていた。しかし、予想外の事故が起こってしまい――?
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既読ではありますけど
2018/12/20 17:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
それでもやっぱり購入してしまいます。過去のおもしろかったデビュー当時とは文体も変わってしまったし、内容も大分薄くなってしまったのではありますけれど。なんででしょうね。
紙の本
二人の起こり
2019/12/05 06:36
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
小玉と文林が、どんな関係で、どうやって愛を育んだのか。とてもとても特殊な愛の成り立ちが、素敵な程に面白い。男女の愛というよりも、仲間同士の友情が、たまたま…というような形を成している。同輩の仲間意識溢れるメンバーの中、誰と男女愛に進んでも不思議では無いような事情だったのですね。本編では、小玉の姿や内面描写が書かれていて、とても楽しかった
電子書籍
波乱万丈の過去編
2018/10/18 08:21
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
第零幕、三『二人の過誤』は、小玉が皇女(後の王太妃)の護衛に抜擢されてから、皇帝死去、約1年間の田舎暮らしを経てまた中央軍に戻るまでを語る番外編です。小玉と文林の「過誤」、すなわち酔った勢いで肉体関係を持ったとしか思えない状況で目覚めたが、どちらもそのいきさつを全然思い出せないというおまぬけな事態が起こり、文林の無自覚と小玉の無頓着で何やら決定的に気持ちのすれ違いを起こしている二人が滑稽です。しかし、小玉にとっては仕事に忙殺されている間に兄を亡くし、母を亡くすという辛い時期でもあります。
また王太妃の少女時代と小玉の出会いやおかしなやり取りなど、後の二人の関係の基礎が築かれる模様もなかなか楽しく読めます。
文林と薄幸の謝月枝の出会いもこの巻に収められています。謝月枝は本編でもかなり早い時期に文林のスパイとして活躍し、彼のために亡くなってしまっていたので、誰だったか思い出すのにちょっと苦労しましたが。
印象的なシーンは、文林をよこせと言ってそれを断った小玉を、手柄横取りや左遷などでいろいろと嫌がらせをしてきた魏光が汚職で摘発されて粛清され、その首がさらされているところでしょうか。勢いづいてあっという間に出世したものの、転落もあっという間という無常感が無様にさらされた首によって象徴されているようです。魏光の転落と小玉の王都への呼び戻しには文林が一役買っていたようですが、どうやったのかその経緯は詳しくは書かれていません。
番外(過去)編も悪くないですが、早く本編の続きが読みたいですね。
紙の本
一夜の過ち からの二人の過誤
2018/11/21 20:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
小玉って、徹底的に文林を異性としてみないんだな、ということが良くわかりました。もしかしたら彼の子供ができたかも?という事態に恐怖しか抱かず、正直文林可哀そう。彼と結婚して二人で子供を育てるという可能性はつゆほども考えない。文林は自覚無いまま彼女に執着していくのにね。彼女は子供好きな印象があるけど、子供が子供を産みたいと思ったことはないのかなー。彼女に養母となるように仕向けたのは、もしかしたら最大の贈り物ではなかろうか。
紙の本
肝心な部分が
2018/10/17 14:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
こじらせ夫婦の土台ができた時期を書いた過去編。
癇癪もちでありながら憎めない少女時代の王太妃と小玉の会話が微笑ましかった。
それと文林と薄幸の謝月枝の出会いが印象的。
この巻では魏光の首の場面が一番凄みがあった。権力の周辺にいる危うさがよく表現されていたと思う。
それと小玉の母親と兄の死。徴兵に応じて小玉が旅立ったのが今生の別れになったのは切ない。
ただ、書いて欲しい部分が書かれていないように思った。
小玉と文林の問題の一夜と文林を狙った人物との軋轢はちゃんと書いて欲しかった。