- 販売開始日: 2019/03/22
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-514949-2
きのう何食べた?(15)
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
病めるときも健やかなるときも
2019/05/08 04:43
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:usami - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともと作者のよしながふみさんのファンで、1巻からずっと愛読しています。最初は、料理とBLという作者のホームなジャンルのあわせ技が楽しめるライトな作品かと思い読んでいましたが、話数を重ねるごとに、主人公のシロさんがパートナーのケンジと共に、日々笑ったり落ち込んだり和んだりぶつかったり悩んだりはしゃいだりしながら生きていく姿に、深い共感を覚えつつ読むようになりました。
親が「老人」になっていく様を入院やちょっとした日常生活の一場面で気づくこと、職場で求められる仕事の内容が変わっていくこと、近しい人が結婚してその子どもが育っていくこと、そうした様々な出来事は、誰でも生きていく上で出会うのだなあと、この漫画を読むと改めて実感します。
物語だけでなく、最初の頃は実年齢にそぐわない若い見た目という設定のシロさんが少しずつ顔つきが老けていったり、長髪だったケンジがうす髪になって髪型を変えたりと、絵柄も時間の経過を感じさせます。
結婚して家庭を持って暮らす人も、結婚せずパートナーを暮らす人も、一人で暮らす人も、いろいろな人がいる中で、シロさんとケンジのように病めるときも健やかなるときも一緒にご飯を食べる相手がいる相手がいることはなんて幸せなんだろうなと、この漫画を読むと思います。
なんだか涙ぐみつつ、幸せを感じる漫画です。
まだまだ続いて欲しいですが、完結したとしても、きっと何度でも読み返すと思います。
どうなるの?
2019/03/23 00:35
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
佳代子さんの家族に馴染みまくるシロさん、店長業務に四苦八苦のケンジなど彼らの日常が垣間見える新刊。
タブチくんへのストーカー騒動等意外な話も。いつの間にかお菓子作りが上手くなってたタブチくんの彼女・千波さんも被害に。
一番印象に残ったのは彼らの親を巡るエピソード。
老人ホームに行く事を決めた両親を快く後押しするシロさんはもう昔の親に対してあれだけ拗らせていた彼とは違うんですね。
そして入院したケンジのお母さんがシロさんと会いたいと言いだして...どうなるのかな?
良い年の重ね方
2019/03/22 21:36
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ミントの葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もちろんフィクションなんですが、登場人物がきちんと年を重ねていて、家族や周囲との関係も変わっていく様が自然でリアリティが感じられます。
50を過ぎても、一緒にご飯を食べたいと思える相手がいるって幸せだなぁ、としみじみ。
1人ご飯も良いけれど、誰かと食べるご飯はやっぱり美味しいですよね。
一巻の頃と比べて、シロさん丸くなった、というかおおらかになったなぁ、とか。
佳代子さんのお孫さんが小学生になったのはビックリ。時が過ぎるのは早いですね。。。
一人一人が成長もし、老いもし、その傍に美味しいご飯がある。そんな日常がとても丁寧に描かれていて、今巻もとても幸せな気持ちになりました。
そして、気になるところで終わった!
次巻が今から待ち遠しいです。
定番クリスマスディナーをマイナーチェンジする話がトピックス。
2020/05/22 19:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
主婦(夫)友佳代子さんのお孫さんも小学生。そのお祝いを何にしようか悩んだり、両親が老人ホームに入りたいと相談してきたりのシロさん。一方、前巻で美容室を任されたケンジも店長として活躍。なんかふたりともいい感じに年を重ねています。この巻のトピックスは、定番のクリスマスディナーがふたりの年齢を鑑みて、マイナーチェンジされたこと。最終章で、ケンジのお母さんが、シロさんに会いたいと言い出して終了ってのが、非常に気になります。
やっぱり面白い
2019/06/22 18:10
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ただのファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
本でも持っていますが電子書籍も買ってしまいました。特に大きな事件が起こらないでも日常を大切にそばにいる人を大切にしたいと思えて読んでいて幸せです。
安定の癒やし
2019/06/06 07:18
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みふな - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマ化されたので始めから読み返してみると、巻を重ねてシロさんが丸くなって(人間的に。体型はキープされてます)いる気がします。一大案件だったマイノリティであることで好奇の目を向けられたり、差別的な扱いを受けるのではという悩みが、家族の高齢化や仕事の悩みが増えるにつれだんだんと人生で抱える懸案事項の一つとなっていく様子を見ていると社会や他者と関わって生きることの意味を考えさせられます。
仲良いな
2019/03/26 09:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
筧さんとケンジは相変わらず仲良いな。
大好きな人と食事っていいな。
次なんかケンジ親と筧さんが会うの?読みたいな。
食卓の光景
2023/06/07 09:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の中で年月が経っているなという意識はあるけれど
悟朗くんの成長でよりそれを感じますね。
子供の成長は目に見えてわかるから。
でシロさんと親戚でなかったと知ったときの顔が笑える。
ケンジは店長として色々がんばっているし、
シロさんの両親は老人ホームに入居の算段をしているし
みんな同じだけ人生の時間は重なっているのです。
そんなことをしみじみ感じながら
食卓の光景を読んでます。
いろいろな変化
2021/12/11 19:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:甘栗 - この投稿者のレビュー一覧を見る
シロさんとケンジ、それぞれの親、職場の人たち…みんなが少しずつ変化していることを実感。いつのまにか登場人物も増えて、「遠くまできたな~」という気持ちになりました。
今後の展開も見守っていきます!
15巻!
2020/02/04 00:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
二人もだんだんと年を重ねていくのが、現実味があって、良いですね。
同年代なので、身近に思えます。
そして、それぞれの親の話が、なんとも言えず、哀愁を感じさせます。
穏やかに年老いて
2019/12/26 19:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もんきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
もうかれこれ、よしながふみさんを作者買いしてますが、いつまでたって面白い。。
大奥 も きのうなに食べた? も。
180度違う作品なのに、theよしながふみさんです。
次巻までが長すぎる
2019/08/31 17:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ケンジ店長、なかなか大変だ。
富永さん家との交流も面白いね。
子どもが親戚と勘違いするのもむべなるかな。
で、この作品は人物がリアルに年を重ねていくのだけど、
食べ物マンガなのに、
年齢のせいであんまり食べられなくなってきてるんだよね。
シロさんの両親の終活も佳境にさしかかり……
で、まさかのケンジの側からの激変の予感。
ここまでまとめて買っていっきに読んできた読者としては、
次巻までが長すぎる……
だって、このシリーズ、1年に1冊しか出ないんでしょ。
美味しければ正義!
2019/05/30 22:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tom - この投稿者のレビュー一覧を見る
巻数が進むごとに、二人の関係、家族の関係、職場での立ち位置、、いろいろ変わってきています。
親の介護の話は特にひとごとではなく、真剣に読んでしまいました。
それでも、毎回の手抜き?(いえ、じゅうぶん立派!)なレシピはどれも美味しそうです。
切り替えました
2019/05/22 16:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:デ*ナダ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は1〜14まで紙の本で持っています。
ドラマ化されたせいか、入手困難。断捨離にもなるので、電子書籍に切り替えました。
何という事の無い日常を描いているようでいて、さりげなく、重いテーマが読み取れます。
そして勿論文句無しに面白い作品です。
人間って年月を重ねていく。
2019/04/21 11:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日頃からの料理仲間のご家庭に訪問してシロさん、そこのお孫さんに、「親戚のおじさんじゃなかったんだ」と改めて驚かれる。
面白いメンバーと変わらぬ会話とお料理それぞれ。
でも確実に年月は重なっていって、お孫さんは今度小学校入学。シロさんの両親は老人ホームの入所を検討しはじめている。
生活感あふれている。