読割 50
電子書籍
ガソリン生活
著者 伊坂 幸太郎
聡明な弟・亨とのんきな兄・良男のでこぼこ兄弟がドライブ中に乗せたある女優が、翌日急死! 一家はさらなる謎に巻き込まれ…!? 車同士が楽しくおしゃべりする唯一無二の世界で繰...
ガソリン生活
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ガソリン生活 (朝日文庫)
商品説明
聡明な弟・亨とのんきな兄・良男のでこぼこ兄弟がドライブ中に乗せたある女優が、翌日急死! 一家はさらなる謎に巻き込まれ…!? 車同士が楽しくおしゃべりする唯一無二の世界で繰り広げられる仲良し家族の冒険譚! 愛すべきオフビート長編ミステリー。
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電子書籍
荒唐無稽だけれど面白い
2023/03/19 15:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
車同士がおしゃべりをする、という奇妙なお話。
新聞の連載小説だったものだが、毎日読むのが楽しみだったのを覚えています。
改めて読むと、やっぱりヘンテコな話だが読み進めてしまいます。
車好きには、たまらないかもしれませんね。
紙の本
センス溢れる良書。
2022/03/31 04:45
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投稿者:yino - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書の語り部は緑のデミオ。持ち主である望月家にふりかかる事件(?)を、自家用車の視点から追うことになりますが、あくまで読み手も「車が知り得る範囲」からしか情報を得ることが出来ない点が面白い。人間達の掛け合いも、車同士が好き勝手にあれこれしゃべる掛け合いも、伊坂節が効いていてセンスとユーモアたっぷり。また、「自身の意思で物事に介入出来ない車の主観」というのが正に読者の視点とリンクして、全編通して臨場感も抜群になっていると思います。良い本でした。
紙の本
エピローグ
2021/09/10 00:41
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
この小説のなかで、エピローグが一番……なんて書くと、作者の方に怒られそうですが……。エピローグ、良いですね!それと、モノが話したりする……と、違和感……始めだけですどんどん引き込まれます
紙の本
愛車たちが駆け回る
2021/07/16 14:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
息を吹き込まれたかのような車たちに、愛着を覚えてしまいます。伊坂幸太郎の物語のバックには、仙台の街並みがピッタリですね。
紙の本
車が主人公
2020/04/30 23:13
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても素敵な作品!
伊坂幸太郎さんの作品の中で、わたしはこの作品が一番好きです。
まさかの車目線!
車同士のおしゃべりとかなんか新鮮だし、すごく愛おしく感じる。
主人公の所有者家族が事件に巻き込まれたりする中で、でてくる登場人物(車含む)がまたみんな魅力的なことったらない。
悪人はとことん悪人なのだけど、主人公を取り巻く人間や車はみんなとてもイキイキしてて、読んでいて楽しくなる。
エピローグが最高!
お隣の細見さんがわたしは一番好き。
ザッパは幸せ者だ。
紙の本
車好きは見てください
2018/11/10 21:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:桜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
車が喋る物語でとても面白いと思います。
紙の本
楽しくも怖い物語かも
2017/04/28 16:45
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
自動車が人格(車格?笑)を持っていて主人公の家の緑色のマツダデミオの目を通して全体の物語が語られていきます。
全体としてはのんびりとして楽しくもあるのですが、そこで描かれる「悪」は私たちの日常で実際に似たようなことが起こっているかなり酷いもので、それだけにより一層「悪」の存在が恐ろしくも感じられます。
人は自分がいくら普段から善を行い、他者に対して害も迷惑も与えずに生きていても、邪なものや悪しきものに巻き込まれることがあるのだと書かれていて、そのことを注意深く読むとこの作品はかなり怖い作品でもあります。
それでも、やっぱり読後感が清々しいのは伊坂さんの作品の最上の特質だと私は思っています。
紙の本
車目線で
2017/01/15 18:03
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投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ガソリン生活』と言うから、てっきり放蕩家族が日本国内を渡り歩く…渡り走る話かと思ったら、違った!!意表を突くところもあり、伊坂ワールド特有の「人の心を持たない一応『人』」が水面下で人を動かす場面が、緑デミを使って、でも伊坂本人の言葉として訴えられている感じ。
カバー裏の「スピンオフ」もお忘れなく(笑)!!
紙の本
この読後感 スキップしたくなるぞ
2016/12/04 18:41
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「やあ ザッパ」この言葉だけで星5つ。 緑デミは享にとって 細見氏のザッパのような最高の相棒になるんだろうな。 私もいつか仙台の街を緑のデミオで走ってみたい。
紙の本
読後感最高!
2016/11/23 17:26
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投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わって、なんとも幸せな気持ちになれるお話でした。
最初は、車視点でのお話なんていったいどういうことになるのかと思っていましたが、車だけが知っている事実が意外と多く、事件を追ううえでもとても面白かったです。
車を持っていない私でも、「もっと車を大事に扱おう。」と思わせられました。
エピローグも、気になっていた未来がふんわり伝わってくるようにできていて、とてもよかったです。読んでよかったと思えるお話でした。
紙の本
車目線
2016/10/20 21:13
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投稿者:らいぶらり - この投稿者のレビュー一覧を見る
自動車が主人公なのが新鮮。主人公ではなかったが初期の「かかし」が出てくる『オーデュボンの祈り』に似た楽しい作品。登場する人間は、善人、悪人、どちらともいえない人々。自動車からの視点なので、乗車していない間の出来事が軽妙なミステリーになっている。
紙の本
車目線
2016/09/26 15:23
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投稿者:端ノ上ぬりこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
緑のデミオが、持ち主望月家の生活から、様々な車達と情報交換し語っていく話。長男良夫はその名の通りお人よし、弟の亨は大人のような小学生、長女のまどかは自分の事でいっぱいいっぱい、母の郁子はいつでも安全運転。お隣の細見氏のカローラのザッパとデミオは、車の出番がない時は色々話し合う。女優の荒木翠がある日デミオに乗り、翌日トンネル事故で死亡。フリーの記者玉ちゃんこと玉田と良夫、亨の3人が事件を追うことに。いじめ、パパラッチ、著作権問題等の話題を混ぜながら物語は進む。
車の立場でのお話。読み物として面白くもあるが、だからどうだと言われれば、どうなのかなぁ・・・。
紙の本
仕掛けも面白い・・・
2016/06/30 13:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:FUMI - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとした仕掛け(おまけ)も面白い・・・
物語もどこか愛らしい感じがすごく安心できる作品・・・