読割 50
電子書籍
【期間限定価格】何者(新潮文庫)
著者 朝井リョウ
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでい...
【期間限定価格】何者(新潮文庫)
何者(新潮文庫)
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何者 (新潮文庫)
商品説明
就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから――。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて……。直木賞受賞作。
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紙の本
浅い
2015/08/03 01:32
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
完成度は高いけど、深いようで浅い…。人間の醜さは正直だれでも書ける。その中から垣間見える強さと弱さを書けるようにならないと。単行本ではなく、文庫本を購入してよかった。
紙の本
よくわからぬ
2021/07/26 17:08
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投稿者:dsukesan - この投稿者のレビュー一覧を見る
しんどいなぁ。なんか、読んで見て疲れた。何故そうなるのか、何がメッセージなのか、よく理解できなかった。就活って、こんな感じやったけなぁ?自分の感性が死んでるのか?自意識という化け物を感じると共に、自分もそんな自意識にとらわれているのか?よく分からんし、重たい気分で、何もスッキリとしない。一体、何を伝えたいのか?だから、どうした?
分からんけれども、なんらかのお仕事を見つけられると良いな。先ずはそこから。
紙の本
人生は長いよ
2021/03/22 16:01
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投稿者:kusukusu - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらず、綺麗な表現をする作家さんですね。
終活に向かっている年代にとって
今どきの就職活動って大変なんだね~
これだけ頑張ったんだから、直ぐに辞められないと我慢させるのが企業の思惑かな?
共感が持てないから、物語に入り込む事も出来ず
☆2点
何者でも良いじゃない、と思ってしまった。
人はそれぞれ、相手に対して態度は変わります。
それぐらい、皆知ってます。
たかだかSNSとかレベルで相手をラベリングする癖のある年代なのかな
しみじみと、自分の世代に無くて良かった
因みに1年は勤めて辞めないと、再就職の面接は嫌味を言われます。
紙の本
今風ではあります。
2019/04/10 21:13
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投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何と言ったらいいのでしょうか…、フィクションなのですが、やはりリアル感はあるので、そういった観点からすると、今一つしっくりこない本だったなぁ、というのが正直な感想です。こんな『陰』なやりとりって、何となく後味が悪いです。もしかするとそういう感想を抱かせるのが著者の狙いなのかもしれませんが。一種、人間不信になりそうです。この現代社会に於いて、人と人との関係は昔より随分ギスギスと歪になってきていると感じます。原因の一つはSNSに代表されるネットコミュニケーションという秘匿性にあると思います。そこを描き出すというのが目的ならば、現代性を突いていて著者の力量を評価したいと思います。
紙の本
ナニモノ?
2024/03/09 09:03
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投稿者:えんぴつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝井リョウは、聡明なんだと感じる。頭がいいのだ。
直木賞受賞作ということであるが、ウーン・・・?
淡々と今の若者の日常を書く。そうか、そうなんだ、ウンウン、わかるよとは思うが、で、そして、それで何?朝井くん、君はナニモノ?
文学も変容する。直木賞も変容するし、芥川賞も変容する。
文学がしかつめらしいい顔をして闊歩する時代ではないと思うが、でも・・・だ。
菊池寛センセイは、この直木三十五賞をどう読むだろう。
ちょっとさみしいな。
読み返すことはないだろう。でも、朝井くんはまた書くだろうな、作家になりたかった人だから。この路線で若者文化を書き続けるのかな。
朝井くん、方向変えないってよ・・・か。
電子書籍
若いって大変
2022/08/16 17:31
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投稿者:mk - この投稿者のレビュー一覧を見る
若いというだけで輝いていて素晴らしい日々でもあるけれど、自意識や人間関係や何かと大変です。しかも今はSNSというツールまで加わって、裏アカとか更に大変みたいです。
紙の本
朝井リョウ
2020/10/30 10:59
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投稿者:MILKy - この投稿者のレビュー一覧を見る
読みたいカモと思ってたら、家にあったので。読みやすい文章でスラスラ。流石、若手作家ならではなのか。内容も今どきで、ツイッターを交えてあるから、例えばご老人が読んだりすると分かりにくいのかも。内容としては、人間のお腹の中の黒いカタマリを描いてあるように思った。快活!な読み口ではないと思う。ケド人間らしさが描かれてるというか。私は氷河期世代だから人一倍就活では苦労した。就活ー確固たるものさしがない、自分の順位が炙り出されそうになったところでまた振り出し、と。レトルトミートソースのキーマ試したい(笑)
20200209
紙の本
何者
2019/09/21 18:24
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投稿者:ぱーぷる - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐藤健さん主演の映画、何者を見たことがきっかけで、本でも読んでみたいと思いました。映画とはまた違った感じがあり良かったです。
電子書籍
ジェネレーションギャップ
2018/05/20 07:25
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投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
現代の若者のコミュニケーションツールに遅れているので、いまひとつ、ツイッターの醍醐味や落とし穴に共感できなかった。ま、もちろん、人の表と裏の二面性のようなものは現代技術とは無関係に人を悩ませるものではあるが。
紙の本
拓人の人生に幸あれと願いたい。
2016/11/18 08:52
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投稿者:maki - この投稿者のレビュー一覧を見る
たしかに、こんなイタい人いるよね~(* ´艸`)
そう思ってたらラストにびっくり!!
ツイッター、最近私始めたけど、自分しか見られない設定にして、
毒づいてる!!(笑)
何者かになりたいなんて考えたことない。
でも、それは自分が全て否定されたかのような就活の苦しさ。。。
から来てるのかも^^;
まぁ、高く望まなければ、生きていけると知った私の人生は、結構、楽しいよ♪♪
拓人にもそんな人生が待ってるといいね!
紙の本
ジェネレーションギャップ?
2016/07/13 17:52
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投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
直木賞受賞作品ということで購入してみました。作者も読者のターゲット層も自分よりだいぶ若いせいかな…、感覚のズレを感じて、なかなか入り込めませんでした。
電子書籍
なんかさぁ…
2016/08/05 17:19
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投稿者:asahiasumoasuka - この投稿者のレビュー一覧を見る
仮面をつける、役を演じる、ってこういうことなのかなと思った
ばれたらひとたまりもないけど。
人生において必ず隠さなきゃいけない時がでてきたり、逆にさらさなきゃいけない時がくる。
でも、何となくわかったり、予想してたりできてるんだよね。あとは覚悟次第
だから、なんかさぁ、いいじゃん他人は他人、自分は自分、が言いあえる世の中になってほしいと、思った。
紙の本
いまどきの就職活動事情
2015/08/17 00:07
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投稿者:ちびる - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学で講師をしていますが、学生たちの心の揺れや葛藤を感じるものでした
業界研究やOB訪問など「計画的」な活動・準備をしても、「内定」を得るまでのしんどさ、同級生などとの距離感、よくわかりました SMSを通じて、それでも自分というものを表現したい、声を出したい、それが「いまどき」ののでしょう
紙の本
怖っ
2021/03/22 15:35
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
就活とかSNSとか、こんな怖いものだったの?
このストーリーは、同じ年代の人しか書けないだろうなあ。
リアルな感じがとても怖い。
紙の本
予想外に面白かった!
2020/05/04 19:28
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題になっていたことは知っていたけど何となく敬遠していた本。予想外に面白く、良い意味で裏切られました。学生生活が終わったら、もう自分と同じ高さ・同じ角度で自分の行き先をみてくれるひとはいないという指摘と、観察者でいるだけでは何者にもなれない、自分は自分にしかなれないから痛くてカッコ悪い今の自分を理想の自分に近づけることしかできないという指摘が突き刺さりました。就活を始める前の大学生が読むと収穫がありそう。