「佐方貞人」シリーズ みんなのレビュー
- 柚月裕子(著者)
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紙の本検事の本懐
2023/04/06 21:11
骨太短編集
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
横山秀夫を思わせる、いわゆる男くさい骨太短編集。
佐方が検事だった時代を描いた5編が収められている。どれも面白い。ドラマ化もされていたが(ドラマには女性の検事や事務官がいた)柚月さんの小説にはなぜこう男達ばかりなのだろう。
紙の本検事の本懐
2023/03/03 08:58
良かった
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投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐方君の検事の時のもののようです。
真っすぐでかっこいいですね。
長編が好きなので少し物足りないですけど
それでも佐方シリーズが読みたくなります。
紙の本最後の証人
2023/03/03 08:56
良かった
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちょびリッチ君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんとも苦しい作品ですね。
しかしちゃんと正しい罪で裁こうとする彼の信念はかっこいいと思います。
他の作品も読んでみたいですね。
電子書籍検事の信義
2022/09/20 07:09
ドラマのほうがいい
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投稿者:lucky077 - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編集です。ドラマ化された内容なので、ドラマをみた後だと物足りなく感じました。短い中にどれだけの内容をくみ取れるかは読み手によるので、私としては失敗でした。
紙の本検事の信義
2022/01/09 12:20
検事も人の子
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
司法という立場にあっても、鯔のつまりは人間だという事がよく判ります。恩情であったり、自己保身であったり。
固い業界と言われる業界ほど、という謂わずもがな、です。
本書は推理小説的な位置付けとして、且つ短篇集として小気味良く楽しめると思います。
紙の本検事の信義
2021/11/28 11:46
正統派の半沢直樹か
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投稿者:GORI - この投稿者のレビュー一覧を見る
読者は実社会で自分が出来ない信義を貫く姿を佐方検察官に見て、ドラマ半沢直樹のように溜飲を下げる。
4編の短編集はどれも良いが「信義を守る」は検察官の調査が丁寧で読み応えがあった。
1.裁きを望む
被告が自ら住居侵入と窃盗容疑で起訴されるように仕向け、新たな供述により無罪を勝ち取る。しかし、そこには別な狙いが隠されていた。父親に認知されなかった息子の望むのはなんだったのか。
謎解きと法律知識を上手く使ったミステリー小説。
2.恨みを刻む
覚醒剤で逮捕歴のある室田は、覚醒剤の使用所持で再逮捕される。しかし、調べれると参考人の証言には疑惑が感じられた。
疑惑を一つ一つ調べて真実に辿り着く。
警察組織の出世争いを物語に絡めたミステリー小説。
3.正義を質す
年末久しぶりに同期の木浦亨から安芸の宮島の温泉宿に誘われた佐方は楽しみに宮島行きのフェリーに乗る。
再会の乾杯をしながら楽しい時間を過ごすが、広島高検の上杉次席が二人の部屋を訪ねる。
木浦の狙いはなんだったのか。
警察、暴力団の抗争、検察を巻き込むミステリー小説。
4.信義を守る
認知症の母親を殺害した息子昌平は罪を認め逮捕される。
佐方は逮捕までの時間と現場から逮捕された場所の距離に疑問を持ち調査を始める。
一つ一つ調査を重ね、遂に真実に辿り着く。
検察官として生きづらい道を選ぶ、それは信義を守るため。
紙の本検事の信義
2021/10/25 09:51
検事・佐方シリーズ
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
佐方検事の活躍を描く4作品。
裁きを望む・・・被疑者がアリバイを隠した、その理由とは。
恨みを刻む・・・悪徳警官を罪に問う、その結果は。
正義を質す・・・暴力団を壊滅させる。その手段とは。
信義を守る・・・母親の介護に疲れ行きつく先は。
柚月さんの作品は安定していて読み応えがある。単に真実を探り罪を真っ当に裁くというイメージでした。今回は前作の使命・本懐とは違い新たな問題を提起しているような感じがする。次はどんなテーマが取り上げられるのかが楽しみです。
紙の本最後の証人
2021/03/07 12:02
なるほど
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投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
事件の被害者と被告人は、たぶんそうだろうなと想像がついたけど、証人が誰なのかは分からなかった。
あっさりとしてて、読みやすかったです。
紙の本最後の証人
2020/06/20 11:37
予想外の結末に病み付きになること請け合い本
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投稿者:お千 - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の作品は「慈雨」でした。綿密な構成と
予想外の結末に一気に読み終わり他の作品にも興味が湧き、購入したのが、この本。
期待を裏切らないドキドキ感、そして結末。
当分は柚月作品に釘付けです。
電子書籍最後の証人
2019/10/28 23:00
見事に騙される
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投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る
柚月さんの作品は、孤狼の血から読み始めました。その作風とはまた異なる世界観の、この佐方貞人シリーズは、発行順に読みました。読み進めるごとに、年代が遡り、主人公佐方の来歴や父親の事件のことが明らかになっていく作りも、引き込まれる要因だと思います。
本作は、佐方の現在の職業である弁護士としての事件を取り上げています。この作品だけでも十分に楽しめますが、やはりシリーズを全て読んでみると、なお一層物語の造形に厚みが出てくると思います。
表層は単純な殺人事件の公判とその背景を描いているように見せて、最後には読者の思いもかけない結末が待ってるというのは、孤狼の血とも通じる作者の見事な筆致の技と言うしかないと思います。本当に力のある作家さんだと思います。
電子書籍最後の証人
2019/04/29 16:04
イッキに!
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投稿者:朧月夜 - この投稿者のレビュー一覧を見る
柚月裕子さんの始まりは佐方貞人シリーズの本作品からでした。
私の分類はヒューマンサスペンスとさせていただきます。
とにかくイッキ読みしてしまい眠気の覚める思いに、ベッドの中で嬉しいやら困惑やらの始末でした。
嬉しい思いは勿論、この作品に出会えたことです。
困惑は読みきってしまい眠れなくなったこと……
そして、次作に手を付けるか否かで迷ってしまったことです。
この作品を初めて手にされた方……
時間に余裕をお持ちくださいませ。
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