教場 みんなのレビュー
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高い評価の役に立ったレビュー
怖い!
投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
淡々と進んでいく物語の中にひやっとする冷酷さがある。終始怖さはあるものの、その根の部分には思いやりが感じられた。恐ろしい気もするが、こんな上司の下で働いたらさぞ緊張感のある職場になる事でしょう。
低い評価の役に立ったレビュー
電子書籍教場 お試し特別版
2021/01/08 21:15
あ
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投稿者:とまと - この投稿者のレビュー一覧を見る
2作入ってた。
教場買ってもいいかも。
波はここをオチとするなら拍子抜けでいらなくなってしまった。しかも教場2にはいってるのかな???よくわからなかった。
買いたくなったら★5
電子書籍教場
2020/08/28 12:03
怖い!
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投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る
淡々と進んでいく物語の中にひやっとする冷酷さがある。終始怖さはあるものの、その根の部分には思いやりが感じられた。恐ろしい気もするが、こんな上司の下で働いたらさぞ緊張感のある職場になる事でしょう。
電子書籍教場 お試し特別版
2020/08/26 16:19
短編ミステリーの新名手登場
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投稿者:imikuto - この投稿者のレビュー一覧を見る
本著者の他の短編集には、『傍聞き』や『陽だまりの偽り』など、もっとすごいのがある。
しかし、本書は、連絡短編スタイルにしたところが大きなポイントである。
これは受けるだろう。キムタクでドラマ化もされたことから考えれば、かなり売れたのだろう。
連続する短編がつながりを持っているのは注目できるところである。
やや暗いのは難点だが、映像化作品は、その暗さも気にならなかった。
将来有望という感じだ。
果たして長編はどうなのだろう。
紙の本風間教場
2020/06/02 00:49
警察学校の物語でありつつ、1人の教官の信念の物語でもある作品です
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投稿者:Nagi - この投稿者のレビュー一覧を見る
商品説明の項目に記述された「シリーズ初の長編」という言葉で「あ、そうだった」と思い出すくらい、『教場』『教場2』『教場0』『風間教場』と、このシリーズは、短編オムニバスでありながら、長編作品と勘違いさせる一貫したものを籠めているシリーズです。
そう感じるのは、籠められているものの1つとして、風間公親の一貫している刑事としての姿勢に嘆息し続けて読んできたからかもしれません。
現役時代に新米刑事の教育係として捜査と同じ優先度で指導をし(風間教場、教場0も、だったかな?)、それにより右目失明に至ると、教官として警察学校に入職、ここでもまた、学生たちに「学校や寮内で起こる事件」という現場経験をさせる指導と解明を両立させていきます。(教場1.2)
他者視点で風間教官を見てきた読者が、この作品で初めて、風間教官の視点から物語を読むことになります。
学校や寮で目にする些末な異変(実は全然些末ではない)、自己顕示欲の強い上長からの無理難題(こんな厳しい状況下で退校者0なんてノルマは、これまでシリーズを読んできた読者なら無理としか思えなかったです)、冒頭で明かされた過酷なノルマに私は反発を覚えたのですが、当の風間教官は粛々と受け入れて、退校希望者の意思を覆させていきます。
数々のエピソードで風間教官が、退職希望者たちの背景や心理を分析し、退職希望者の意思を撤回させていく中で、少なくても私はようやく風間教官が何故上長からのノルマをクリアしようとしているのかが分かり、同時に、シリーズの中で一貫してきた教官の信条も理解できた気がしました。
彼は一貫して刑事であり、刑事の位置付けを「国民を犯罪から守る存在」と定義づけて、その信条の元に行動している、と、その強靭さに溜息が出ました。
警察官志望の人間も国民の1人であり、大切に思う家族がいる。
才能がなければ、一刻も早く諦め、無駄死に回避すべし。家族が悲しむから。
才能がある者は、個々に自身が客観的に自分を判断し、一般市民と共に自分自身も守る術を学び実践すべし。
そのためなら老いに足掻いてでも尽力するのが、風間公親という人でした。
彼が学生や若い助教たちに教えているのは、警察官になるためのノウハウだけでなく、
「人としての生き方・生き様」
でもある、と思う本作品でした。
その象徴とも感じられたラストシーンは、なんとも言えない気持ちで読み、本を閉じました。
次世代に繋いでいくこともまた使命、という、失敗や反省も含めた上での自負と使命感を感じられる風間教官には、願わくは新章でも学生や若い教官を導いていく姿を見せてほしいと思います。
なかなか知る機会の少ない警察学校の話は、それだけでも読んでいてただただ興味深いという意味で面白いです。
ドラマを機にこのシリーズを知ったのですが、原作をシリーズ最初から読むほうが、ドラマのオリジナル設定と混同して戸惑わずに済むかもしれません。
紙の本教場 1
2020/03/24 11:01
私が思っていたものとは違った警察小説
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投稿者:choffy - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレビでこの小説を元に構成された木村拓哉扮する風間教官のドラマを見てから小説を読んだので、小説を読み進めながら、頭の中では木村拓哉扮する風間教官がちらついていました。現実の警察学校ではこんなことが実際にあるのだろうか、と驚きながらも風間教官の厳しいようで実はしっかりと生徒一人ひとりに向き合って、警察官として生きていく指針のようなものを本人に考えさせながら与えていくというやり方に単に警察小説に終わらない人生を考えさせる小説でした。
電子書籍教場0 刑事指導官・風間公親
2020/03/01 08:50
現場の風間教官
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投稿者:よっし~。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
あの嫌み?炸裂の現場の風間公親。それぞれの章で、それぞれの刑事3~4か月の新米に頭を使わせる技が凄い。必ず伏線を残したり、疑問となる謎の言葉でヒントを匂わせる、それが相変わらず利にかなっている。
でも、とうとうあの事件が、その時の指導刑事が・・・。ようやくつながって納得するやら、悔しいやら。とにかく、発行順読むべし。風間刑事は、やっぱりキムタク。
紙の本教場 2
2020/02/13 23:44
次の巻の文庫化待ち
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
期待を裏切らない面白さ。警察小説で人に勧めるとしたら断トツで教場。ドラマは見ていないが、教場→教場0→教場2の順で読み進めてきた。次は風間教場だが、まだ文庫は出ていないらしい。「敬慕」が特に好き。316ページのようにふっと優しいセリフをこぼしてくる風間教官に女子学生たちは惚れないのだろうかと疑問だったが、今回で疑問解消。研ぎ澄まされた刃を想像させる風間教官だが、その実誰よりも雛鳥の巣立ちを祈っている。それが節々に見えて、風間教官の人柄に惹かれてしまう。余談だが、ディスペンパックの名前は初めて知った。
2020/02/13 23:39
風間教官はなぜ義眼なのか?
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
いや~~面白かった。さすが短編小説の手練れ。順番に感想書きたいけど、ラストの衝撃が全てを掻っ攫ってしまった。意外と下戸、絵画に詳しく、部下の成長に不意打ちのように微笑む風間教官。1巻のピリピリした空気に反し、タヌキ親父みたいなところもある。短編を読めば読むほど、風間教官のファンになってしまう。いやしかし千枚通しは衝撃ですね。本屋に買いに行ったとき2巻が売り切れてて、1巻のあと0巻を読んだが特に繋がらない箇所はなかった。解説だけネタバレがあったのでまだ読んでいない。2巻は今日買えたので、次はそれ。
紙の本教場 1
2020/02/13 23:35
今まで読んだ警察小説の中で一番面白い
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投稿者:うれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
これだ、求めていた小説――警察小説は今までにも読んだことがあったが、多くは刑事の物語である。それに対し教場は雛鳥の物語。警察官を志し、警察学校に入校した彼らを待ち受けているのは白髪の教官・風間公親。神出鬼没の風間教官と相対する学生の緊張感がピリピリと伝わってくる。最初はこの教官のことをただの冷徹な人と思うかもしれない。しかし章を重ねるごとに、風間教官の人間性に――思慮深さや時折見せる微笑みに――惹かれていくだろう。誰よりも雛鳥の巣立ちを楽しみにしている。そんな印象を受けた。夜中に読むと寝れなくなる小説。
紙の本教場 1
2020/02/01 19:00
ドキュメントとしての小説
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投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る
長岡弘樹の描く教室ドラマである。教室と言っても少年少女ではなく、職業訓練学校ともいえる警察学校での話である。大昔、大学で履修した教育工学という分野で、教授が盛んに企業における人材教育を強調していたのを思い出した。これは現在でも同じはずである。
主人公は警察学校の教官である風間である。その風間を中心として、いくつかの章に分かれている。対象となる研修生はその都度異なるが、後の章で再登場することもある。本書を読むと警察学校で半年や1年の長い期間にどのような内容を学ぶのかがよく理解できる。また、術科と呼ばれる実技として何を習得させるかが分かるのである。
もう一つはこの警察学校が一種の篩としての役割を担っていることが分かる。この学校を無事に修了すると、研修生たちは直ちに現場に配属される。現場は交番が多い。交番は警察の最前線で、何か事件でも起きれば直ちに現場の確認に出動しなければならない。その際、相手が武器を持っていればそれに立ち向かわなければならないわけである。
したがって、何が起きても現実に立ち向かう気概と実力が必要とされる。銃器の取り扱いもその中に含まれている。というわけで本書には私には初めて知ることが結構多かった。読書という趣味からいうと、しかしながら、小説と言うよりはドキュメントを見ているような気がする。たしかに、スタイルは小説風であるが、レポートに近いものがある。
したがって、小説のストーリーが面白いというよりは現実の姿を描いているということで、警察官の育成方法の一部を知ることができたということである。本書は現在、本屋に行けば平場に山積みにされている。ドラマ化のせいかもしれない。さらに、続編が2冊も発刊されている。話題性は十分にあるのだが、それほど引き付けるものはないのがエンターテイメント小説としての評価ではないか。
紙の本教場 2
2020/01/19 12:20
待望の2作目!
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投稿者:まっしゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「傍聞き (かたえぎき)」も良いが「教場」も良い。長岡さんの作品は推理モノのようで、心の機微を慎重に描き鮮やかに解き明かすそんな不思議な作風のように思っている。2020年1月のキムタク主演でドラマ化されたが、原作の雰囲気を壊さない設定で心が震えた。逆に言えば、ドラマを見て面白いと思った人は、きっと本作は面白いはず。シリーズ続編を期待したい作品である。
2020/01/15 13:14
警察学校が舞台の方がよかったのに
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:touch - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察学校を舞台にしたミステリー『教場』シリーズの第3弾。
今回は主人公・風間が警察学校の教官になる前の話で、新人刑事をOJTで指導するという設定。
期待して読み始めたが、うーん、前2作と比較すると、普通の刑事ものになってしまった感じが否めない。
やはりこのシリーズは、警察学校という閉鎖された空間での出来事が面白いのだと思う。
今度、キムタクでドラマ化されるとのことだが、ミスキャストの匂いがぷんぷんする(風間独特の威厳がなさそう)。
私のイメージでは、(ちょっと歳は上になるが)佐藤浩市かなあ。
追記:
ドラマを見た。
なかなかどうして、キムタクの風間教官が結構良くて驚いた(ミスキャストと言ってすみません)。
2019/11/26 18:09
ゼロの頃のが優しい
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投稿者:そらみみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
教官になる前の話。この頃のがまだ優しい。厳しいけれど、ヒントを沢山与えてくれる。学校だけれど、背筋がヒヤッとする程の怖さはなかった。短編でこれだけ面白いのは本当に魅力的。
紙の本教場 1
2019/07/27 15:02
警察学校でなくても
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
特に感動も何もない。警察学校でなくてもよいのではないか。
電子書籍教場 お試し特別版
2019/06/07 16:58
教場
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:アップルかず - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに読みたい、と思える本に
出会えた、かも!