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ヴェルーヴェン警部 みんなのレビュー

  • ピエール・ルメートル, 橘明美・訳
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みんなのレビュー121件

みんなの評価4.1

評価内訳

121 件中 61 件~ 75 件を表示

紙の本悲しみのイレーヌ

2021/06/13 02:04

結末はどうでもいい作品

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

犯罪小説に似せた連続見立て殺人を追うカミーユのチーム。途中までは普通の展開。でもそれが逆に、このいかにも何かありそうなタイトルで、またこの作者なのできっと何かあるはずと思わせられ、早く読みたくなるという感じで読みました。そして終盤の第二部が始まって早々??という、たまにミステリーで得られるあの感覚。頭の中で理解できるまで少しかかりましたが、よくできているなぁと感心しました。この仕掛けを見れば、結末は最早どうでもいいんでしょうね。

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紙の本その女アレックス

2019/01/30 10:27

表紙通りの内容

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る

まずネズミ系が苦手な私にとって前半3分の1は恐怖でした。
手や足に触れるだけでも無理なのに、かじられるかも・・・なんて想像すら無理な状況。
その場面から次は猟奇殺人へ。
そして結末は賛否両論あるでしょうね〜。
最初から最後まで残酷描写のオンパレードですが、引き込まれる作品ではありました。
アレックスの趣味である変身と引っ越しは、本当に趣味なのか?
必要に迫られてなのか?
趣味と実益がかなってたのか?
う〜ん。。。
それにしても、1番憎むべき相手を他人任せにするのは勇気がいるはずで、そこは何で?と不思議な気持ちになった。

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電子書籍その女アレックス

2018/05/09 08:02

ランキング上位、納得です。

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投稿者:ea - この投稿者のレビュー一覧を見る

一筋縄ではいかない展開、1作目とは違う驚かせ方に、すぐに2回目を読み始めました。
謎が分かった上で再読すると、1度目にさらりと流した文章に目が止まったりして、2度楽しめました。

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電子書籍その女アレックス

2018/02/08 07:42

二転三転

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投稿者:ポッター - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公アレックスに対しての印象が二転三転して、スリリングな展開。残忍な描写が多かったが、グイグイと惹きつけられた。警察メンバーの個性的な会話のやり取りは海外作品の心地良さを感じた。

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電子書籍その女アレックス

2017/12/10 23:03

大きな話題になっただけのことはあるかな

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投稿者:端渓 - この投稿者のレビュー一覧を見る

読後、しばらく茫然自失状態になりました。読み始めは、ちょっと訳文が柔らかすぎる気がしていましたが、途中からスリルが高まってくると、まったく気にならなくなりました。作者に鼻面を引き回される会館というか、うまく作り込まれているところが魅力的ですが、単なるスリラーやパズル小説というわけではありません、ただ前作ほどではないにしても、あいかわらず読んで気持ちがよいとは言えず、誰にでも勧められるというわけではありません。自分としては満足しましたが。

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電子書籍悲しみのイレーヌ

2017/11/16 17:28

最後までハラハラさせられましたが

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:端渓 - この投稿者のレビュー一覧を見る

(少し内容に触れます)

何年か前に話題になったシリーズですね。
個人的には、第二の殺人が明らかになったあたりから、俄然サスペンス感が高まり、まったく予想を裏切る展開で、ラストまで一気という感じでした。第二部で明らかになる事実にも驚かされました。ですが、これを友人に薦めたいかというと、ちょっと微妙ですねえ。
 第一に描写が残酷過ぎて、気分が悪くなること(でもこれは必ずしも作者のせいではないとも言えるのですが)、第二に上述の「事実」が必ずしもその後の展開にいかされていない印象があること、がその理由です。ですから、謎解きミステリのファンではなく、クライムノベルのファンだという方にはお勧めしますが、そういう方はもうとっくに読まれているのでしょうね。。

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紙の本その女アレックス

2017/09/26 05:43

騙されました

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

ただ女性が誘拐されて監禁されるだけだと思っていたら、張り巡らされた伏線や思わぬどんでん返しに驚かされました。

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電子書籍その女アレックス

2017/07/28 14:29

粋な着地

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投稿者:えんげ - この投稿者のレビュー一覧を見る

キツイ表現や描写が多く、
途中嫌になりつつ、休み休み読みました。

フランス映画にもよくある、
「この会話の翻訳はあってるのだろうけど、意味が。。?」
のような表現に出会うことはあるとして、

あれよあれよと様々な展開に転ぶストーリーを追っかけて、最後の着地点は粋。

痛快にスパッと解決するわけではないですが、それが最後に意味を持ってくる。
そういうラストもあるのだな、とパリの刑事の人情味を感じた作品でした。

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紙の本傷だらけのカミーユ

2017/04/30 07:40

カミーユ・ヴェルーヴェン警部、大丈夫か?

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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る

カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ第3弾。
カミーユ警部に恋人が?
でも謎の強盗に襲われちゃいます。

犯人を捕らえようと孤軍奮闘しますが
それにしても、また上役とけんか。
短気すぎるぞカミーユ警部。

もっとうまくできるのでは?
本当に優秀なのか?カミーユ・ヴェルーヴェン警部。

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紙の本その女アレックス

2017/04/27 07:16

アレックスさんの目的

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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る

アレックスさん、いきなり監禁されてしまいます。
それも犯人の目的もわからないまま。

同時にカミーユ・ヴェールヴェン警部が
アレックスさん失踪の捜査開始。

アレックスさんはなんとか脱出に成功するも
彼女には目的があるそうで・・・、警察には保護を求めない。

え?え?どういうこと?目的ってなんですか?
と、思いながらぐいぐい読みつつけてしまいました。

それにしても、相変わらずグロいです。
そしてカミーユ・ヴェールヴェン警部の回想がかなしい。

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紙の本悲しみのイレーヌ

2017/04/23 20:12

殺し方が残酷です。

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投稿者:まんだかず - この投稿者のレビュー一覧を見る

いきなり娼婦たちが殺されますが、
なんとも殺され方が残忍です。

それを迎え撃つカミーユ・ヴェルーヴェン警部。
しかし次々と捜査情報が新聞記者によって暴露され
苛立つ捜査陣。

そして、その犯人との死闘の果てには・・・。

どうしても、あの映画を思い出しています。

この作品は「その女アレックス」より前に読んでください。

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紙の本悲しみのイレーヌ

2017/04/15 11:34

第一作なのに勿体ない。

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投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『その女アレックス』の前の作品となる。日本では「アレックス」が先に出版され、話題になっているので、既読の人間には題名から一作目の悲劇がある程度解ってしまうのが難点。
 しかし、読んでみないと解らない。カミーユ警部とイレーヌの夫婦としての愛情と生活が無残に引き裂かれていくかを、茫然として知ることとなる。
 フランスの警察ものの小説としても逸品であろう。

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電子書籍その女アレックス

2017/01/16 13:20

夜、ベッドのなかでミステリーを開いてはいけない。

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投稿者:poivrerose - この投稿者のレビュー一覧を見る

夜、ベッドのなかでミステリーを開いてはいけない。
そんな自分のジングスを思い出させてくれた一冊。
電子書籍だから、正確には開いていないのだけれど。
何となく眠れない夜に、うっかりと購入してしまったが最後。
読み終わるまで一睡もすることができなかった。
それ程までに、刺激的。
読了してすぐ、ルメートルの他の作品を購入したのは、内緒。

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紙の本悲しみのイレーヌ

2017/01/09 20:22

順序が逆でも充分に驚かせてくれる。

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投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かった。すぐに再読したので、その後の感想。先にアレックスを読んでしまっていて、これを読んで放り出された当時の読者の気持ちは分からないが、嫌な話なのは確か。

作者に騙されたというより犯人に騙された気持ちで、元々フィクションなのに感情まで犯人に操作されていたようで、この嫌な感じをぬぐいたくて、どこで騙されていたのか確認したくて読み返した。最初から違和感は有ったのに気付けなかった、なんてのはよく聞く感想だし、作者にしてみれば丁度いい理解度の読者なんだろうな。

劇中、沢山の小説が引用される。本の中に本が出てくると普段は読みたくなるけど、ここで紹介された本は僕は苦手かも。

ネタバレになるが、

フランスでイレーヌが出版されたのもデ・パルマの映画ブラックダリアが公開されたのも共に2006年。イレーヌが先ならフランスの配給会社には良い宣伝になったかも。

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紙の本傷だらけのカミーユ

2016/12/31 00:01

ネタバレせずには語りづらい。

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投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る

なんだか毎回が最後の事件みたいなシリーズだと思ったら、本当に三部作の最後だった。

初登場の人物にハラハラさせられている間に、馴染みの思い入れのある人物の死が、ついでのようにぞんざいに告げられたりするし、もうヴェルーヴェン班もバラバラだ。手駒の少ないカミーユは、敢えて混沌を作り出し流れをコントロールしようとする。数々の事件を解決してきたチームの過去を回想する場面には、もう戻らないという寂しさを感じた。
あれだけ酷い目にあっても結局女は脇役で、男同士の愛憎のお話か。弟くんは今頃どこかでラリってるのか?

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