ヴェルーヴェン警部 みんなのレビュー
- ピエール・ルメートル, 橘明美・訳
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紙の本その女アレックス
2017/02/09 17:44
ショックの嵐
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投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初は、シリーズ一冊目と知らず読み始め、しまった!とは思ったものの、思いもかけない展開の連続に、ついつい最後まで一気読みしてしまい、複線確認に二度読みしてしまいました。すぐにでもシリーズの本が読みたくなること間違いなし!
紙の本その女アレックス
2017/01/09 20:33
面白かった!大好きだわこれ。
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投稿者:M77 - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでて、この邦題は駄目なんじゃ?と思ってたけど、最後まで読んだ今は、これで良かったと思う。
これはアレックスの物語だ。
余談だが、硫酸を使った犯罪はインドなんかではあっても日本ではあり得ないと思ってたら、2015年に日本でも現実に起きてしまった。世の中が段々良くなって、暴力も無くなっていくのなら良いが、そんなことは無さそうなのが、やりきれない。
紙の本傷だらけのカミーユ
2016/12/05 17:37
一気読みでした
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投稿者:川越ながちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
これでシリーズ3作目ですが、すべての作品が高評価なのもわかります。とにかく面白く読めました。
紙の本傷だらけのカミーユ
2016/11/24 10:47
またまたしてやられた
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投稿者:camecame - この投稿者のレビュー一覧を見る
さすがのピエール・ルメートル。アレックス、イレーヌに続いて読み進めていくうちに裏切られる。しかも気持ちよいほどに。
紙の本傷だらけのカミーユ
2016/11/01 04:36
窮地に追い込まれていく警部。こちらも面白い!
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『悲しみのイレーヌ』のすぐ後に、シリーズ3作目で最終巻の『傷だらけのカミーユ』を読んでも殆ど違和感はありません。イレーヌの事件から5年後という設定で、彼の現在の?付の恋人アンヌが武装強盗事件に巻き込まれるところから始まります。
『悲しみのイレーヌ』はもっぱらヴェルーヴェン警部視点で語られていましたが、『傷だらけのカミーユ』では視点がヴェルーヴェン警部と誰だかわからない「おれ」、そして時としてアンヌに交代しながら話が進行していきます。
強盗は本来ヴェルーヴェン警部の管轄ではないはずなのですが、大事に思っている女性が巻き込まれたことを放置しておけず、捜査権を無理やり自分に引き寄せ、規則違反を重ね、捜査1日目、2日目、3日目と、どんどん窮地に追い込まれていきます。
前2作にあったようなまさかの衝撃的大転換はなく、意外性は普通のミステリーの範疇に収まるように思いますが、それでも話の行き着く先はなかなか見えず、大けがを負わされたアンヌがなぜか強盗犯にその命を狙われていることで、いやおうなしに緊張感が高まっていきます。
そして最後の方になって、「おれ」の正体がようやく明らかにされます。
紙の本悲しみのイレーヌ
2016/11/01 04:33
最高のサスペンス
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
カミーユ・ヴェルーヴェン警部の奥さんであるイレーヌの運命は先に『その女アレックス』を読んでしまっているので最初から分かっていたとはいえ、どうやってそこに至るのかはまるきり予想がつきませんでしたので、大いにはらはらしながら読むことができました。ストーリーは異様な手口で惨殺された二人の女性から始まり、ヴェルーヴェン班が捜査を始めた後に、過去に起きた事件との関連性が明らかになり、どうやら推理小説の殺人シーンの再現であることが判明していくのですが、それが犯人に繋がる手掛かりになるわけでもなく、捜査は行き詰っていきます。そして途中に衝撃的な転換があり、読者を驚愕の底に突き落とすような感じです。
紙の本傷だらけのカミーユ
2016/10/31 18:44
できれば順番に読まれることを
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品を全部余すところなく楽しんで欲しいので、一切内容の紹介はしません。
解説はもちろん裏扉の紹介も目にせずに本文から読まれることをお勧めします。
そしてできるなら「悲しみのイレーヌ」「その女アレックス」本書の順番で読まれると120%増しで堪能できると思います。
もちろんこれだけ読んでも最高の一冊ですよ。
電子書籍その女アレックス
2016/10/13 11:06
hontoは何考えてんだ・・・
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投稿者:ぎん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「男同士の熱い友情!読むと心がほかほかする最高のバディ小説」にこれ入れるって凄いな。たしかにそういう要素もあるだろうけど「心がほかほかする」って凄いな・・・
紙の本その女アレックス
2016/03/20 07:12
「今更読んだの?!」と言われるのは承知の上で。
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投稿者:かしこん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一応言い訳させていただければ、買ったのは発売直後だったのですよ(それこそ2014年の9月半ば)。
でも積読本に置いているうちに年末のミステリランキングで軒並み海外編一位をとり、ベストセラーに。 そうなると「話題になってるから読んでるのかこいつ」と思われたくなくて(ということはつまり、私自身が人の読んでいる本を見てそう思うってことを炙り出してしまうわけですが)、通勤電車等で読めず。
そうこうしているうちに最初は絶賛の嵐だったのに、普段海外ミステリなんぞ読まない人も読んだりするから(それ自体はいいことなんですが)、「どこが面白いのかわからないんだけど」みたいな声も出てきて評価が二分していき、こっちはまっさらな気持ちで読みづらくなってきて、ますます積読本になってしまう、という悲しさ。
ある日、仕事場の人に、「あれ、すごく話題でまだ売れ続けてるみたいだけど、読んだ?」と聞かれ、「買ってるんだけどまだ読んでないんです」と忸怩たる思いで答えるに至って、このままではいかん!、と決心。 とっとと読み終わって、その人に貸さねば!
しかしそんな決意が必要ないくらい、読み始めたら一気であった。
・・・面白い。
いや、面白いといってしまってはどうよ、という内容ではあるのだが・・・「あぁ、そういうことか・・・」とわかってきても、読むのをやめられず。 最後までアレックスの生きざまを見届けたいと思わずにはいられなくて。
そういう意味では、アレックスは『ミレニアム』三部作のリスベット・サランデルに匹敵する強烈なキャラクター。 タイプ的にも表裏一体というか、根本的なところは似ているけれど発現した方向が違った、みたいな感じが。 彼女を探す刑事のカミーユさんも同じ気持ちになっている(というか、私がカミーユの心情に同化しているというべきか)。
それにしても昨今のフレンチミステリにおいて、主役を張る刑事さんは過去にかなりひどい目に遭っていないといけないの? ← フランク・ティリエ作品とほぼ似たようなことが起こっていて、とてもびっくり。
しかし悲惨な出来事をこれでもかと描きながら、どこかユーモアの風が吹いているのは、カミーユを囲む個性豊か過ぎる刑事さんたちのおかげであろうか。 だからラストシーン、「それなら法と正義って、何?」と思いながらもどこか爽快感さえ漂ってしまうのだろうか。
でも私には、「男と女の間にはどこの国でも深くて長い河があるのね」、とも思えるエンディングだったんだけど。
でもこれで、自信を持って人に薦められるぞ! 「一気読み、間違いなしです」と一言添えて。(2015年9月読了)
紙の本悲しみのイレーヌ
2016/02/13 14:40
徐々に小説に入り込んでいきました
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投稿者:壽 - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物の刑事たちが自分の身近にいるような錯覚にとらわれました。最後はとてもダークな気分になってしまい、遊びに出かけた娘が帰ってくるまでなんだか不安で落ち着かなかった程です。
紙の本その女アレックス
2015/12/05 21:29
ページを繰るスピードが、加速度を増してゆく…!
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投稿者:さきち - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み進めれば読み進めるほどに、止まらなくなる面白さ。
なんて「可愛そうで、気の毒」なアレックス!
シリーズの2作目だそうで、前作も読みたくなりました。
R指定入ると思うけど、これって映画化とかされないのかしら。
フランス文学、おそるべし…満足の1冊!
紙の本悲しみのイレーヌ
2015/11/15 12:01
叙述トリックに、まんまとしてやられました!
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投稿者:しゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
警察ミステリとしては申し分ない出来栄え。
そして、じつにブキッシュなミステリでもあります。
ただひとつ、不満を言わせてもらえば、発表順に読みたかったなあ。
わたしも含めて、大半の読者は、大ヒットとなったシリーズ第4作め『その女アレックス』を先に読んでしまっているはずだから。
この署名、きっと編集者が開き直って、選んだのではないでしょうか?
紙の本その女アレックス
2015/11/05 09:27
お薦め
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投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
グロテスクな表現もあるのでそういうのが苦手な方にはちょっときついかもしれませんが、どういうこと?どういうこと?と気になってどんどん読み進めてしまいます。ミステリを普段読まない方、特に海外ものを読まない方にこそお薦めです。
紙の本その女アレックス
2015/09/29 14:39
怖面白いです!
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投稿者:みこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
途中読んでいるのが怖くなる場面がありますが、最後まで読むと納得します。
アレックスは、賢く強く行動力のある女性です。
出来たら続編をのぞみます。
紙の本その女アレックス
2015/08/11 12:56
ねっとりと進む展開
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投稿者:おこめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルを読んで印象する方面には、話は進みません。
その嬉しい(読む者にとって)誤算が、どんどん気持ちを高ぶらせてくれます。
映像が頭に具体的に描きやすいので、かなり楽しめました。痛い描写が多いので、女性にはきついかもしれませんが。
バイオレンスな作品と思っています。時々読み返します。