有頂天家族 みんなのレビュー
- 森見登美彦
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本有頂天家族 1
2015/08/30 01:42
面白ファンタジー♪
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:arima0831 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都には狸がたくさんいてね・・・という面白ファンタジー。
一見漫画的に軽い話なのだが、ひょいと読者を担いですたこらどこかにつれていくような、エンタテイメントとしての疾走感と緊密さは極上だ。
非常にテンポが良くて頭から尻尾まで楽しくて、この楽しさが、もうそれはそれは見事に一気に終盤まで繋がり、ラストの怒涛になだれ込んでいく。
しかし結局は「京都の狸」のお話なので、ぽやんとした能天気さに落とし込まれて「じゃあまたね」と終わってしまうわけだが、読後の和み感は比類ない。
好きなシリーズ。
紙の本有頂天家族 1
2015/09/22 16:35
ほんわか魂
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Siichan - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいると肩の荷が下りて、もうのんびり生きよう、頑張らなくていいやと思うのに、読み終わると背中を押してもらえたように、明日からもよし頑張ろうと元気がむくむく湧いてくる不思議な作品。ユーモアが散りばめられていて家族愛もいっぱいで、読むと幸せな気持ちになれること間違いありません!
2015/06/07 04:15
面白く生きるほかに何もすべきことはない
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kumi - この投稿者のレビュー一覧を見る
狸シリーズ三部作の第二作目。
主人公の矢三郎視点で物語が展開していくのですが、題名のとおり二代目が帰朝します。何の二代目か。果たして誰なのか。赤玉先生こと如意ヶ嶽薬師坊の息子です。100年ぶりに京都に帰ってきた二代目と赤玉先生・弁天対決は見どころでした!
狸は狸で偽衛門選挙やら何やらとあります。海星の秘密が分かるところは面白かったですねー
個人的には有馬温泉の話が好きです!情景が浮かび上がってきて心がホカホカしました。
弁天様が負けることもあるんだなーとか、言うこと一つ一つにどこか哀しいものがあって胸が熱くなりました。見どころでしたね!
続きがとても気になるのですか、いつ出るかわからないので気長に待っています。
紙の本有頂天家族 1
2015/02/07 05:59
矢一郎さんと結婚したい
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マタタビ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんと、やっと、毛深い子の2巻が出るという。
どれだけ待ったと思っているのか。
『有頂天家族 二代目の帰朝』。
買う。絶対買う。
気になるのは矢一郎さんのその後である。
1巻(これ)を読み終わってからずっと想像していた。
恋人は?結婚は?好きな人は?
それが2巻で明らかに・・・・・なりそうにない(笑)。
可愛くて、責任感があって、家族が大事で、空回りしちゃう。
こんな男の人、私大好き。
そんなわけで、森見先生、私、下鴨家の御長男、矢一郎さんと結婚したいです。
紙の本有頂天家族 1
2014/05/12 13:06
有頂天家族
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:315gata - この投稿者のレビュー一覧を見る
私が読んでいて声を出して笑った3冊めの本でした。
楽しめました。
電子書籍有頂天家族
2021/10/18 15:13
読み応え十分です!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
やはり森見さんの高尚な文体と独特の世界観は素晴らしいです。読んでもなんだかよくわからないという感覚ながら、いつのまにか森見ワールドにどっぷりはまりこんでしまいます。ヘンテコな登場人物たちがいつのまにか愛おしくなる、そんな不思議な魅力のある小説です。読んでいくにつれ狸や天狗が人間界に普通に溶け込んでいる世界に違和感を感じなくなり、主人公狸を取り巻く愛嬌あるキャラたちに親しみを覚えます。狸界隈もなかなかいいもんだなと思ってしまいました。ラストのほうのドタバタ劇はただ混沌としているだけでなく、底辺に流れる和気藹々とした暖かさみたいなものを感じました。読後感もとても良かったです。
紙の本有頂天家族 1
2021/01/24 11:09
ほっこりおもしろい
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:いづみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都を舞台に狸と天狗と人間とがあっち行ったりこっち行ったりしながらドタバタします。最後にはほっこりできるそんな本です。京都が好きなら是非一読。
2020/12/21 20:41
面白かったです
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:iha - この投稿者のレビュー一覧を見る
英国帰りの二代目天狗が新たに加わり、狸、天狗そして人間の三つ巴ドタバタ劇がさらに過激に進化しました。その中で高根の花だった弁天さまの凋落に下賀茂神社の狸、矢三郎は何を思うのでしょう。許嫁をそっちのけに、阿呆の血のしからしむままに動き回るかどうかは次作の楽しみです。
電子書籍有頂天家族 二代目の帰朝
2017/01/24 10:57
最高の一冊
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
第一作よりもっと壮大で阿呆になっていた。面白かった!赤玉先生、あまり出現しなかったけど、要所でしっかり〆る大物ぶり。さすがだね。二代目と弁天の確執、なるほどああやって決着するんだね。まだ若いふたり。きっとまた違う結末を迎えられるさ。矢三郎、海星といい感じになって嬉しかったけど、でも本当の心は、、矢三郎がなんだかんだ言って賢く立ち回るから、すべてが納まっているんだろうな。矢四郎は研究者肌の狸なんだね。気が弱く、化け術はいまいちだけれど貢献度は上がってた。成長だ。面白きことは良きことなり!第三部はいつ読める?
電子書籍有頂天家族
2017/01/14 09:07
阿呆の血のしからしむところ、です
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都愛、突拍子もない設定、万城目さんの狸版だと思った。ポンポンと繰り出される言葉、文章。読んでいて大層心地よい。狸と天狗と人間の三つ巴。ここまで狸に肩入れすることになろうとは。阿呆の血のしからしむところ、憑依ったね。一番好きな阿呆は次男矢二郎かな。序盤の矢三郎との会話は笑わせてもらった。阿呆の血が騒ぎまくるけれど、最後家族一丸となって戦う場面は息を吸うのも忘れてしまうくらい臨場感に溢れている。矢四郎も少し大人になったしね。弁天はいけすかないけれど、ああいうキャラも必要だ。赤玉先生、いつまでもお達者で!
電子書籍有頂天家族 二代目の帰朝
2016/11/26 11:39
面白きことは良きことかな!
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:プロビデンス - この投稿者のレビュー一覧を見る
狸と天狗の世界が楽しく愉快、ときに残虐。狸はもこもこして可愛い感じだし、高慢で鼻持ちならない天狗に対する作者の愛も感じる。私の勝手なイメージでは三池崇史監督の映画化です。
紙の本有頂天家族 1
2016/05/25 14:59
最高
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
森見ワールド全開といった内容の本。京都に住んでいることから、とても楽しく読めたし、作品に登場する建物、場所を求めて散歩するきっかけにもなった。
紙の本有頂天家族 1
2015/09/12 23:28
京都の狸・天狗
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tacktack! - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都の街中に住む狸と天狗の騒動です。本当の話ではないとわかっていても、京都ならありえるかも、と思ってしまうファンタジー作品です。続編もあるようなので楽しみです。
2015/08/30 01:37
話の細部はけっこう生臭いけど、ほのぼのと優しい恍けた空気に包まれて面白馬鹿馬鹿楽しい話。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:arima0831 - この投稿者のレビュー一覧を見る
京都に棲む狸たちの物語、第二弾。
面白馬鹿馬鹿楽しいストーリーはさらにボルテージを上げて、様々な姿に化けては京都の町のあちこちに現れる狸たちの生活を描き出す。
色惚けの老天狗に今回は後継者候補が出現。何故か百年前に諸々の経緯でイギリスに渡航して老師のもとを去ってしまったのだが、何故か帰朝して巻き起こる騒動。兄狸には恋話。主人公が許嫁の顔も姿も見られぬ深い事情は?敵の狸とは有馬温泉でついに因縁の対決が。そして兄狸は亡き父の「偽右衛門」をついに襲名できるのか?
・・・というわけで、今回も面白ネタ山盛りで展開していく。
ふんわりホンワリした序盤の展開に気持ち良い眠りを誘われながら読み進むと、終盤怒涛のように疾走するストーリーに驚かされる。
終わってみれば469ページもあって、中身も結構みっちり詰まっているから、軽い楽しい読み口の割に読み応えがあった。
紙の本有頂天家族 1
2014/10/31 22:16
本屋大賞を見て、読みました。
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:shingo - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋大賞を見て、読みました。
天狗と狸と人間の話。とにかく文章がうまく、無駄を感じません。アニメの「平成狸合戦ぽんぽこ」も楽しい作品でしたが、この作品も負けていません。