狂四郎2030 みんなのレビュー
- 徳弘正也（著者）
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狂四郎２０３０ １ （ジャンプコミックスデラックス）
2018/09/25 19:31
再読しながらレビュー
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに再読。
下ネタが多いので残念ながら低く評価されてしまいそうですが、コミックとしてもSFとしても、非常に傑出した作品だと思います。連載が約二十年前なのですが、古さを感じさせません。
遺伝子で決定的な差別をされてしまう近未来。一つのディストピアを見事に具体化しています。
この世界では、2019年に世界大戦が勃発。物語自体はタイトルどおり2030年が舞台です。国家による強力な管理社会の中を生き抜く主人公-狂四郎とユリカの過酷な運命を描く名作です。
狂四郎２０３０ ２０ （ジャンプコミックスデラックス）
2004/10/25 11:43
純愛を貫くというのは、こういうことだ！
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：カルバドス - この投稿者のレビュー一覧を見る
管理社会はコワイ。自分であれやこれや考えなくて済む代償として、個人情報に基づくお仕着せが始まる。人口問題に起因する食糧問題が管理化を進めることが多く、それは出産規制へと続く。
主人公達の世界は、男女が完全に隔離されている近未来。エリート思想に支えられたわずかな人間以外は、一生自由恋愛を禁じられた世界なのだ。仮想現実下でのＳＥＸは許されているものの、人間対人間ではない行為など自慰以外の何ものでもない。
そんな厳しい現実が目の前に立ち塞がっていても、バーチャルではない真の繋がりを求め合う主人公達。惹かれ合い、信じ合い、身も心も繋がろうとする。これを純愛と言わずしてなんと言おう。
何度となく陵辱されるヒロインと、度々の苦境にもめげず立ち上がる主人公。巨大な障害を乗り越えて成就させようとする真実の愛は、日々流されているだけの自分にはとても眩しい。周囲の目をはばからず二人が求め合う姿もまた、神々しさすら伴って読者に迫る。近未来ＳＦであり、バイオレンスであり、しかしてその本来の姿はやはり純愛マンガなのだ。
作者のこれまでの作品同様、物語がスタートした直後はギャグばかりが目についた。しかし全体的なストーリーが進むにつれ、ハッキリと終点が見えてくる。願わくばハッピーエンドになって欲しいと思いつつ、勢いのある描写にページをめくる手は早くなる。次の巻は、次の巻は、と急かしたくなる。しかし二人の熱い愛の物語も、いよいよこの２０巻で完結する。もう続きを待ってソワソワする必要もない。純愛は成就するのか、はたまた最悪の事態をむかえてしまうのか、最後のハラハラを感じながら確認して欲しい。
2020/08/04 00:39
5巻
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
八木少将編完結。
何度読んでも胸熱な結末で、国を仕切る権力者は本当にクズだらけなんだろうなと思わずにはいられない。
狂四郎２０３０ ５ （ジャンプコミックスデラックス）
2018/09/25 19:39
再読しながらレビュー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『「僕の」傷ついたプライドを癒す方法』…… 八木少将の一言でした。
いよいよ狂四郎と八木少将の対決！非常に記憶に残る闘いです。(筋肉や蹴りの動きの描き方にも徳弘先生のこだわりが感じられます)
狂四郎の強さが、とにかく凄い！圧巻。しかし、八木の生命力も強烈。
八木少将の最後のメッセージも印象深く、全エピソードのなかでも私は「八木少将編」が一番傑出していると思います。
2024/12/23 10:55
遠くない未来
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：sice556 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ギャグや下ネタを挟んで明るくしてるけど、
これらの設定や世界情勢とか、正直、これから辿る未来とも言えるのでは？と思った
2020/09/23 02:35
20巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
キリのいい数字で完結。
飽くなき欲望で地獄に変わってしまった日本において、一組の夫婦が命を懸けたラブストーリーは本当に名作だと思います。
2020/09/23 01:48
19巻
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
策謀渦巻く光明救出作戦がスタート。
お迎えが間もなくのジジイが底無しの欲望で奸計を巡らす様はあまりにも滑稽だ。
2020/09/23 00:06
18巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつの世もどこでも、乱世に強いのは女性なのか。
術中にハマったフリをして狂四郎を助けるためにトップAV女優もかくやの演技をした志乃に天晴れ。
2020/09/22 21:44
17巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
デスポット編突入。
お互いに現実の自分を汚らしく感じて、相手に会うのを恐れる二人だが、目の前にすると愛で満たされるシーンは涙モノ。
2020/09/22 01:44
16巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
無明と光明、英知と美。
さて、あなたはどちらが欲しいか？
知識を蓄積するほどに高まる頭脳と、やがて衰えていく美しさか。
2020/09/21 21:32
15巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦争の被害者であっても、政党を選んだのは大多数の大人で、後悔してまた自由を手に入れても視野狭窄の正義しか見ない。
人間の愚かさは人間である限り消えないか。
2020/09/18 22:52
13巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
更に盛り上がりを見せるアルカディア編に本格突入。
いよいよ二条の血族が押し出してくる中、希望を見出す狂四郎を見るのが切ない。
2020/09/18 22:51
12巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
S編の残酷なる結末。
最大の被害者は国民であり、母の底無しの狂気をぶつけられて惨たらしく殺された娘か・・・
2020/09/17 22:58
11巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
山形の八角博士の故郷で、ついに狂四郎とユリカが現実の姿を見せ合った感動の一幕が。
そして、ゲノム党を押し上げた稀代の冷酷女優の本性が露わになる。
2020/09/16 13:48
10巻
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投稿者：カボチャ王子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲノム優生法の核に迫る、身の毛もよだつ八角家族編に突入。
日本国民の考えを変えたこの事件は、ちょっとミステリー漫画していて悪くない。
