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チェーザレ 1 破壊の創造者 (モーニングKCDX)
1491年、11月。フィレンツェの大富豪ロレンツォ・デ・メディチに見込まれたアンジェロは、各国から貴族や有力市民の子弟が集まる名門・サピエンツァ大学ピサ校に入学、一人の青...
チェーザレ 1 破壊の創造者 (モーニングKCDX)
チェーザレ 破壊の創造者(1)
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チェーザレ 破壊の創造者 (モーニングKCDX) 13巻セット
- 税込価格:10,903円(99pt)
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商品説明
1491年、11月。フィレンツェの大富豪ロレンツォ・デ・メディチに見込まれたアンジェロは、各国から貴族や有力市民の子弟が集まる名門・サピエンツァ大学ピサ校に入学、一人の青年と出会う。彼の名はチェーザレ。スペイン出身で、父は教皇庁のナンバー2という名門貴族。はるか昔、全ヨーロッパを支配し巨大な帝国を築いた英雄と同じ名を持つ青年は、のちに現代政治学の祖・ニッコロ・マキァヴェッリの名著『君主論』のモデルとなり政治の天才と謳われた人物だった……。
闇に葬られた若き英雄が、今甦る。超美麗ルネッサンス絵巻!
15世紀のイタリア、ルネッサンス時代。現代政治学の祖・マキァヴェッリに「理想の君主」とまで謳われながら、歴史の闇に葬られた英雄チェーザレ・ボルジア。争いに向かおうとする不穏な時代に、全ヨーロッパ統一という野望を抱いた男の戦いの物語。【商品解説】
目次
- Virtu1 ピサの風
- Virtu2 荒馬
- Virtu3 無頼
- Virtu4 嵐への予兆
- Virtu5 熟した実
- Virtu6 対岸
著者紹介
惣領 冬実
- 略歴
- 1959年、大分県の観世流能楽師の家に生まれる。
82年、服飾学校在学中にたまたま漫画新人賞の告知記事を見て投稿した作品が佳作を受賞し、「別冊少女コミック」(小学館)にてデビュー。『おなじくらい愛』(85)で初連載を開始する。主に少女向け漫画雑誌に多数の作品を発表し、卓越した画力で描かれた美しい登場人物たちとドラマチックな恋愛描写で一躍人気に。代表作に『ピンクなきみにブルーなぼく』、『ボーイフレンド』、『MARS』など。『ボーイフレンド』は第33回小学館漫画賞を受賞。また、『MARS』は台湾でも人気を博し、2004年には『戰神~MARS~』というタイトルでテレビドラマ化もされた。
2002年には青年誌である「モーニング」にてSF作品『ES ーEternal Sabbathー』を連載。他人の脳に入り込み、情報を改ざんできる能力を持つ遺伝操作で生まれた青年を描き、新境地を拓いた。
そして現在、「モーニング」にて、ルネッサンス期に活躍したイタリアの英雄、チェーザレ・ボルジアを描く『チェーザレ 破壊の創造者』を連載。新鋭ダンテ学者の原基晶を監修者に迎え、最も信憑性の高いとさ
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電子書籍
惣領さんの画で読める、至福。
2024/01/05 10:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
チェーザレにカリスマ性が溢れ、アンジェロ同様、彼の言動に魅了されてしまいます。 惣領さんの画が余りにも美しく、壮大な物語になりそうです。
電子書籍
目の前にルネサンス期のピサが見えてくる
2021/12/16 21:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かっぱ - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本ではあまり知られていないチェーザレ・ボルジアという人物を生き生きと描いていてとても面白く読んだ。
私はルネサンス期に明るくないが、そんな私が読んでも目の前にルネサンス期のピサの街が、ヨーロッパ各地から集まった学生たちが見えてくるように感じる。
著者は少女漫画家だが、この作品は男性でも女性でも面白く読めると思う。
電子書籍
渦巻く
2021/02/23 23:53
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学内は、出身地や、政治的な勢力図に言動一つにも注意せねばならない世界。そんなことを全く知らない世間知らずが一人。
この先、アンジェロがチェーザレにどうかかわっていくのか。
電子書籍
フィレンツェの街と郊外
2021/01/22 00:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:phonco - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーや人物の面白さだけでなく、描写されている風景や街並みの雰囲気がリアルに近い。今後どのような街や風景に出会えるのかが楽しみになる。
電子書籍
読み応えあり。
2020/05/24 19:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み応えあり。
塩野七生さんの小説でイメージしていたものが具体的な形になった感じ。
しかも、絵がとてもきれい。
電子書籍
チェーザレ・ボルジアの若き日
2020/03/26 11:41
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:aya - この投稿者のレビュー一覧を見る
中世イタリアの風雲児となったチェーザレ・ボルジアを描く作品。彼が16歳の頃、ピサの大学に通っていたころを描く。主人公はフィレンツェ出身のアンジェロという青年。
電子書籍
圧倒的な画力
2018/09/17 07:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふじのき - この投稿者のレビュー一覧を見る
チェーザレという特異な人物を、私は塩野七生さんの作品で彼を知ったので、多分あらすじや切り口も違ってくるだろうと興味があり読んでみました。風景がとにかくすごい。美術館で絵画をみている気分です。中世当時に自分がタイムスリップした気分です。これはまとめて読みたいです。
電子書籍
若き日のチェーザレボルジア
2018/08/29 01:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やなぎや - この投稿者のレビュー一覧を見る
ルネサンス期の歴史に興味があり購入。チェーザレを取り巻く人物が皆魅力的です。惣領冬実先生の画力があってこその漫画と思わせられるクオリティです。
電子書籍
大学時代
2018/08/27 17:06
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねむこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
のちの世を大きく動かす人物の一人であるチェーザレのごく若い時代が描かれています。
才知あふれる異端者。作者はどのように料理するのか楽しみです。
電子書籍
ルネッサンス
2018/05/05 12:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
惣領さんの歴史漫画。緻密に描かれてて読みごたえがありそうですが、私には小難しくてなかなか頭に入らなかった。その時代好きな人には面白いと思う。
紙の本
1490年代のイタリアの世界観を堪能できる
2016/01/31 21:20
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onew - この投稿者のレビュー一覧を見る
装丁もシンプルで好き。この本書のおかげで、1490年代頃のイタリアだけ詳しくなった。この本から興味が派生して、塩野七生著の「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」やニッコロ・マキャヴェッリ著の「君主論」を読んだり、色んなきっかけを与えてくれた漫画です。
紙の本
悪名高いチェーザレ・ボルジアが魅力的に描かれている
2015/08/16 02:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きらきら - この投稿者のレビュー一覧を見る
後の法王アレッサンドロ六世の息子、チェーザレ・ボルジアが主人公のマンガ。
母は娼婦、もともと結婚も所帯を持つことも許されないはずの法王の庶子として生まれたチェーザレ。
父親のアレッサンドロ六世は、自分の財力を武器にやりたい放題したため、イタリアを始め、キリスト教会の世界では全くもって評判が悪い。
一巻では、まだピサで勉強をしているチェーザレとその親友ミケロット、そして、ジョヴァンニ・デ・メディチが登場する。
話を膨らませるためか、普通、歴史に名が出てこない(架空の)人物、アンジェロが出てくる。
チェーザレに恐れを抱く一方で、その人間性に惹かれていくアンジェロ。
話は面白いし、登場人物も魅力的だし、みんなめちゃくちゃ格好いい。
このチェーザレやミケロットに惚れない女性は少ないんじゃないかと思うけれど、実在の人物像にこのマンガの描写がどこまで忠実なのかは、ちょっと疑問。
顔にしても、実際に現在残されているチェーザレの肖像画はお世辞にもあまりカッコイイとはいえない。
これをきっかけに、この時代のイタリアやルネサンス、カトリック教会のごたごた内部に興味を持つようになる人もいるかもしれない。
紙の本
私の母は娼婦―― そして父は怪物だ
2007/08/12 00:15
22人中、22人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kou - この投稿者のレビュー一覧を見る
惣領冬実さんの描くチェーザレ・ボルジアと聞いて、これは読まなきゃ!と思っていました。
チェーザレ・ボルジアと言えば、ルネッサンス期に小国に分裂していたイタリア半島を統一しようとし、志半ばにして斃れた青年。婚姻を許されない法王の息子、自身の野心のため妹ルクレツィアに度々の政略結婚を強いた冷徹さ、反面そのルクレツィアと近親相姦関係にあったという噂や、彼に影のようにつき従ったという暗殺者ドン・ミケロットの存在、政敵を次々に暗殺したというボルジア家の毒薬カンタレラ、レオナルド・ダ・ヴィンチとの親交、反抗を許さない冷酷さと、『君主論』の著者マキャベリに「かつてある人物の中に、神がイタリアの贖罪を命じた一筋の光が射したように見えた。だが残念ながら、彼は活動の絶頂で運命から見放されてしまった」と言わしめる魅力を兼ね備えた人物……などなど、様々な噂と謎に包まれた魅力的な人物です。
作者の惣領冬実さんは外国の文献などもかなり綿密にあたり、彼がどう育ち、何を思い、何を目指した人間なのかというところまで、できる限り忠実なチェーザレ伝を作ろうとしているように伝わってきます。
その分惣領冬実さんの代表作とも言える『3 THRREE』や『MARS』などのようなドラマチックさにやや欠ける面もありますし(まあこれらは少女漫画なので)、そこがちょっと物足りない気もしますが、そこが却ってクールに仕上がっていて引き込まれます。
うまいのはアンジェロという青年を置いたこと。メディチ家の恩恵でピサの大学に入学しながら、チェーザレの魅力に惹かれていく、世間知らずながらも天才肌の彼を視点に持ってきたことで、お話がかなり親しみやすくなってきています。
それにこの時代は、ルネッサンスだけあって他にも魅力的な人物が沢山いるのですよ。
まだ話としてしか出てこない(出てくるかどうかも不明ながら)メディチ家のロレンツォ・イル・マニフィコ、ミケランジェロ、ラファエロ、サヴォナローラ、マキャベリ、カテリーナ・スフォルツァ…
今後歴史上の重要人物たちが、どのような描かれ方で登場するのか。それを考えるのも楽しいです。