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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2015/09/11
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/243p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390294-4

紙の本

羊と鋼の森

著者 宮下 奈都 (著)

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師とし...

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羊と鋼の森

税込 1,650 15pt

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商品説明

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか。言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。ピアノの調律に魅せられた一人の青年。彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。【「BOOK」データベースの商品解説】

ゆるされている。世界と調和している。それがどんなに素晴らしいことか-。ピアノの調律に魅せられた一人の青年が、調律師として、人として成長する姿を、温かく静謐な筆致で綴る。『別册文藝春秋』連載を加筆し単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

ゆるされている。世界と調和している。
それがどんなに素晴らしいことか。
言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。

「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(本文より)」

ピアノの調律に魅せられた一人の青年。
彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴った、祝福に満ちた長編小説。【商品解説】

著者紹介

宮下 奈都

略歴
〈宮下奈都〉1967年福井県生まれ。「静かな雨」が文學界新人賞佳作に入選、デビュー。著書に「スコーレNo.4」「誰かが足りない」など。

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みんなのレビュー1,034件

みんなの評価4.1

評価内訳

紙の本

調律師の世界

2023/03/13 19:10

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:レムロム - この投稿者のレビュー一覧を見る

音楽には興味がなく、ピアノの調律師など興味がなかった私ですが、この本で多少なりとも興味が出てきました。丁寧に描写されて、本屋大賞受賞も納得の一冊です。

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紙の本

五感を優しく刺激してくる。

2022/06/09 09:46

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mitu - この投稿者のレビュー一覧を見る

2016年本屋大賞受賞作。
本好き中の本好きである書店員さんが選んだ大賞は流石。五感を優しく刺激してくる。

活字として生き生きと北の大地が浮かび上がる視覚。美しいピアノの音色の聴覚。

森の香りの嗅覚。例えの中に出てくる美味しい料理の例えで味覚。

そして、羊と鋼の森・ピアノに触れる触覚。

更には、ピアノは見えない音楽を引き出すのと無意識にまで訴える美しい筆致。

多くの人に愛されるのも納得。

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紙の本

映画とはまた違う味わいがありました

2021/06/29 23:20

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る

本日読了!映画館で2回観て、パンフレットと定期入れを購入しています。
タイトルの意味、読んで分かると言う!羊はピアノのフェルト、鋼もピアノの中に。森は主人公の育った環境と、その環境から得た音の捉え方?
環境から諦めたことも多かったけれど、諦めた事が正解だと気づく。17歳で気づける事が凄い!音に対する考え方、捉え方も言葉で表現されると映像よりわかりやすく。映画を観た時メモできなかった原民喜の言葉。その言葉が理想の音と調律師を目指すきっかけになった主人公憧れの調律師!

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紙の本

2019/08/05 16:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずっと関心はあったのですが、宮下奈都さんの本は今回、この本が初めてでした。とても丁寧に言葉を選んで表現されているなあと感じました。本当に様々な情景が、ピアノの音ともに頭に浮かび、とても心地よかったです。

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紙の本

印象に残ったのは

2019/07/13 21:18

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る

自分でも意外だが嫌な人枠の秋野さんが一番印象深かった。
一度心が折れて形を変えて立ち直るまでどれほど葛藤したのか、彼を追い詰めたであろう板鳥さんと同じ道を何故選んだのか。
本当に人間って一筋縄ではいかない生き物たと思い知らされた。

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紙の本

タイトルはすてき

2019/03/29 15:06

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みー - この投稿者のレビュー一覧を見る

どんな森へと案内されるのだろうかと。
だが、ページを繰るほどあまりにも繊細で
森で迷子になる前に引きあげるのがいいと感じた。
ピアノは白鍵と黒鍵からもできているわけだし。

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紙の本

静寂を感じます!

2018/07/14 23:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る

若きピアノの調律師さんの成長物語!鮮明に景色が浮かび、調律する姿も浮かびながら、静かにただ静かに物語が進み、ラストも静かにひきこまれて、気づいたらほっこりして読み終えてました(^^)外村君の頑張ってる姿に、『初心忘るべからず』の気持ちで仕事を頑張りたいと思いました。

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紙の本

ピアノ調律師のお話。センチメンタル過ぎるかな。

2017/12/27 18:09

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たけぞう - この投稿者のレビュー一覧を見る

追いかける対象の宮下奈都さん。
要所で語られるきらきらセンテンスが好きなのだが、本作では
ちょっとセンチメンタルに振りすぎた感じがした。
ファンはいいとして、これから読もうという方は別の作品から
入ることをお勧めする。

外村は山間の育ちで、高校はひとり暮らしをしながら通っている。
普段から頼みごとをされやすいと自覚している。
断らなさそうだし、暇そうだし。そんなところか。
高校を卒業したらなんとか就職口を見つけてなどと、
あやふやな毎日だ。

その日も、来客を体育館に案内してくれと頼まれた。
江藤楽器の板鳥と名乗ったその人は、茶色のジャケットと
大きな鞄を提げていた。体育館のピアノをというので連れていくと、
さっそく作業に取りかかる。

外村はすぐに帰るつもりだったのに、帰りぎわに背中で響いた
ピアノの音が妙に気になる。弾いているのではなく、いくつかの音が
点検しているみたいに鳴らされている。
それなのに楽器の音というより、何かもっと具体的な形のあるものが
立てる音のような、懐かしい何かのようなとてもいいもの、
そんな感覚が去来する。

外村は立ち止まり、黙ってピアノのそばに立った。作業が始まる。
ピアノは羊毛で作ったフェルト製のハンマーで、鋼の弦を叩いて
音を出す。
トーン、トーン。
外村はピアノを響かせる木の筐体に、森の深みを感じる。
調律が進むにつれ、音の景色がはっきりしてくる。

このときの感覚が、外村を調律師へと駆り立てるのである。
外村は、こころに映る深い森の音を求め、美しい音色と和音を、
一弦ずつのチューニングへと結びつけていく。

家庭のバランスのいい調律と、コンサートの観客・弾き手・会場に
あわせた繊細な調律。どちらも理由があり、絶対的な調律は
ないことが分かる。
結局、調律がすべてではないこと、いろいろと折り合いを
つけていくさまも蘊蓄が深い。

調律された一音一音に、喜びも悲しみも込めようとしているが、
それはさすがに背負わせすぎかなと思う。
調律にかける熱い思いは伝わった。
でもセンチメンタル過ぎる部分もあり、調律でそこまでできるのかと、
少々違和感も感じてしまった。
おすすめ程度は、時間があればという感じである。

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紙の本

静かに燃える思いに、熱くなる。

2017/11/21 11:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぼぶ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ピアノで食べていくんじゃなくて、「ピアノを食べて生きていく」という言葉にはっとさせられた。自分で何かを選んで生きていくってこういうことか、と腑に落ちた感じ。
物語自体は静かだったけれど、いろんな人の燃えるような思いが感じられる本だった。

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紙の本

「音」の森に分け入る」

2017/06/22 16:40

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ががんぼ - この投稿者のレビュー一覧を見る

やられた。

タイトルは比喩だと思っていた。
ピアノの音を支える弦とハンマー、それらに使われる鋼と羊毛。
それらが複雑に有機的に組み合わさっているピアノを森と表現しているのだと。
美しいが比喩にすぎないと思っていた。

だが違った。
ピアノの音自体が、音楽自体が森なのだ。
うかつにも最後になってようやく気づいた。
実際、「ピアノって、音楽って、ほんとうは自然そのものなんじゃないか」(229-30)
という言葉がある。
そして気づいてみれば、この小説は最初から最後までそういうものだったのだ。

深く、そして遠い、おそらくはおそらくはずっといにしえからの自然、
その一部である音、そして音楽。
この小説では、
山深い土地で生まれ育ったらしい主人公の意識に乗せられて、
あくまで柔らかく、ひそやかにではあるが、
そうした根源的ともいえる次元で人間の生活や自然や音楽が結び合わされる。
語られる自然は不思議だ。
普通の意味の、具体的なものとしての自然描写ではなく、音や光を受け止める感覚として描かれる。
若いピアノ調律師の成長を描いたこの小説は、そうした「森」に深く分け入ってゆく発見の物語でもある。

『羊と鋼の森』は本屋大賞を受賞したし、
調律師というユニークな人物設定でも話題になったから以前から知ってはいたが、
最初からそれほど読もうと思っていたわけではない。
それが恩田陸の『蜜蜂と遠雷』を読んでいる途中で、
やはりピアノと音楽を描いた評判の良い小説ということで意識しだした。
それが直接のきっかけだったといってもいい。

しかし同じくピアノや音楽を扱っていると言っても、この二つの小説はずいぶん違う。
ピアノコンクールを描いた『蜜蜂と遠雷』は音楽への情熱に満ち溢れて、いかにも熱い。
そこへいくとこちらはいかにも静かな、静かな物語だ。
音楽の曲名もほとんど出ては来ない。
もちろん違うのは当たり前といえば当たり前で、
読者によって好き好きはあるだろうが、
私にはどちらも別の魅力でとても楽しかった。

ここに描かれているのは音の哲学と呼んでもいいものかと思う。あるいは音の詩学。
だから具体的な曲名は少ないし、静かでもあり、自然とつながってもいる。

ピアノを45年調律してもらっているという作者の宮下奈都さんはもちろん音楽が好きなのだろうが、
音楽との関わり方というのは、人それぞれ様々な形を持っているのだとあらためて思う。
思えば私自身は、こんなふうに音楽を、
音として、それも自然とつながる音として、考えたことはなかったかもしれない。
また一つ違った感性に導かれて、新しいともいえる音=音楽の魅力に触れることができて嬉しい。宮下さんに感謝。

主人公の素朴な人柄も魅力だが、
彼が心を寄せる和音との関わり方も、ありがちな恋愛もののような形で描かれていないのもいいと思った。

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紙の本

美しい音が聴こえました

2017/06/12 16:04

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:のぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

文章も出てくる人々も美しく、頭の中で終始美しい音が聴こえていました。
普段小説を読んでいる時とは脳みその違う部分を使っているようで、森林浴をしているような不思議な読み心地。

久しぶりに実家に帰ってピアノを弾きたくなりました。
また読み返したい一冊です。

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電子書籍

主人公は地味だけどいい話。

2017/05/09 22:54

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る

北海道の山村で育ち、おとなしくまじめな少年はこれといって 興味関心を持つ対象、夢中になるものにも出会えず 生きていた。 高校生の時、たまたま学校のピアノを調律に来た調律師の仕事を目にした時に 思うことがあり調律師になることを決め、専門学校へ行き、その調律師の勤めているピアノ店に就職した。 まだまだ一人前とはいえない主人公が同僚の調律師たちや顧客との関わり合いとの中で成長していく話。
すごい才能があったとか 何がドラマチックな出会いがあったとか そういう華々しい話はないのだけど 主人公の性格のまま こつこつとまじめに誠意と持って ピアノと人生にむかいあっていく様子がとても好感が持てる。 いい小説だと思う。

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紙の本

静かな

2017/03/06 08:31

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ゆりりん - この投稿者のレビュー一覧を見る

静かな静かな文体に、ただひたすら目を走らせました。
ピアノを弾くはしくれですが、自分の人生にピアノは必需品であり、こんなにもピアノを大事に考えている人がこの世にいることに励まされました。
テクニックだけじゃない、自分の音を出したいと願っています。

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紙の本

ぼちぼちかな

2017/02/10 20:53

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:てくちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

調律師だけではなく他の職業の方も同様にお客様のニーズに応えられる様に努力」しています。でも、この作品では、仕事に対して慣性が感じられる作品でした。

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電子書籍

静か

2017/01/31 23:49

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ワガヤ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひたすら静かな物語に感じた。小説の世界に入り込んで、その中にしずかに浸り、自分自身も平穏な気持ちになれる。

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