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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2016/09/15
  • 出版社: 講談社
  • レーベル: 講談社文庫
  • サイズ:15cm/443p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-293497-8
文庫

紙の本

祈りの幕が下りる時 (講談社文庫 加賀恭一郎シリーズ)

著者 東野圭吾 (著)

【吉川英治文学賞(第48回)】極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の...

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祈りの幕が下りる時 (講談社文庫 加賀恭一郎シリーズ)

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商品説明

【吉川英治文学賞(第48回)】極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡みあう謎に、捜査は混迷を極めるが…。【「TRC MARC」の商品解説】

悲劇なんかじゃない。これが私の人生。
加賀恭一郎は、なぜ「新参者」になったのか---。

明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。

シリーズ最大の謎が決着する。
吉川英治文学賞受賞作。【商品解説】

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みんなのレビュー428件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

父娘の絆

2023/10/25 15:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:再び本の虜に - この投稿者のレビュー一覧を見る

読後感は重かったです。頁をめくる手がゆっくりになりました。橋をめぐる箇所では父娘の息を止めて見つめあう様が浮かんできました。東京へ行くことがあったら作品の舞台となった橋巡りをしたいです。

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紙の本

希望の糸と合わせ読み、胸にしみる

2023/03/31 21:20

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る

加賀シリーズは実写化されて以来、あまりに私のイメージと違うので原作からも離れていたのだけど、本の中での加賀刑事は私がずっと知っていた加賀刑事のままで安心しました。

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紙の本

続編を希望します

2023/01/21 12:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:凶暴なポメラニアン - この投稿者のレビュー一覧を見る

加賀恭一郎シリーズを一気に読みました。どの話も手に汗握る展開で、最後切なくなるのですが、この話も読後切なさが募りました。もう一冊希望の糸が手元にありますが、是非更にシリーズの続編を出して欲しいです。小遣いが潤沢にないので普段ほとんど文庫本しか買いませんが、このシリーズなら単行本買います、、、多分

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紙の本

タイトルに込められた“祈り”の様々な意味

2022/02/05 22:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あかふじ - この投稿者のレビュー一覧を見る

作中で東京の橋の名前が月ごとに記される謎があるのですが、
真相が切な過ぎて涙した。
華やかな女優生活の裏で、凄惨な人生を送って来た博美は、
「白夜行」を彷彿とさせます。まあ、白夜行の雪穂よりは博美の方が善人ですが。
浅居親子は救われない展開ですが、唯一救われたのは加賀の母に対する想いか。
時を経て、もう一度読みたいと思える傑作です。

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紙の本

辛い

2021/12/25 22:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:MR1110 - この投稿者のレビュー一覧を見る

事件の真相が分かった時とっても辛いです。主人公の加賀恭一郎の父親や、事件の鍵を握る浅居博美の父親が子を想う気持ちはまさに無償の愛です。このシリーズ全編通して「愛」がテーマになっていると感じました。

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紙の本

映画より原作

2021/01/05 15:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:KEY坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る

原作を読んでから映画を観たのですが、やはり原作と落差があり、原作の方が断然上回っていました。

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紙の本

過去が明らかに

2020/01/19 06:42

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:おもしろ太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

加賀恭一郎シリーズ最新刊です。ずっと謎だった加賀の過去のこと、母のことが明らかになります。おすすめします。救いはないです。

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紙の本

この作品は、加賀恭一郎シリーズを順番に読むのと読まないのとでは全然違うと思う

2019/05/22 18:44

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る

加賀恭一郎シリーズ第10作、最終巻である。まだ先もあるような気もするが今のところ最終巻である。この作品は、加賀恭一郎シリーズを順番に読むのと読まないのとでは全然違うと思う。絶対に最初から読むべきです。

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紙の本

泣けました

2019/01/12 01:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コアラ - この投稿者のレビュー一覧を見る

加賀恭一郎シリーズの最終巻(らしい)。親子の情愛というか,親の子供を思う気持ちというか,ともかく感動しました。実は飛行機の中で何度も見ている(愛用のエールフランスの映画コレクションがいまいち…フランス語わかんないし…)ので内容は細かいところまでわかっている。しかもミステリ…。それでもかんどうするのだから東野圭吾すごすぎ。これって純文学だよ。

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紙の本

すごい

2018/11/17 14:05

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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

こんな話をよく考えつくなと素直に感心してしまいました。とにかくミステリーとして本当に面白くて、名作だと思います。

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紙の本

切なくなる

2018/07/11 22:01

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投稿者:hiro - この投稿者のレビュー一覧を見る

加賀恭一郎シリーズの総決算となる作品。
加賀が背負った過去、父との確執、母との惜別など、これまでの作品で少しずつ描かれていた事象が、一気につながります。親と子の情や親の業など、読んでいて切なくなる展開ですが、自分も人の親になりなおさら身に染みる部分があります。
悲しくもつらい話ですが、最後にすべての人の心が救われるところがあり、読んでいて少し心が軽くなりました。

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紙の本

二度読み

2018/07/11 17:42

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投稿者:あんこパン - この投稿者のレビュー一覧を見る

大好きな加賀恭一郎シリーズの最終巻。早く結論が知りたくて、ざっと流して読んでしまったため、改めて読み直してみると、なるほど。これで加賀刑事に会えなくなると思うと寂しいです。私の中では加賀刑事=阿部ちゃんの図式は永遠です。

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紙の本

推理小説らしい推理小説

2018/07/09 23:38

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投稿者:ランディ・B/M - この投稿者のレビュー一覧を見る

全く別の出来事と思われたことがだんだん一つにつながって来て、最後に作者しかわからない種明かしに知らぬ間に納得させられた。また、加賀恭一郎の生い立ち、性格、父親との関係もすべて明らかになり、新参者の完結編というか、ここから新たな新参者がでてもいいような。

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紙の本

加賀恭一郎シリーズの集大成です。

2018/05/13 23:22

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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る

この主人公のシリーズは、かなり初期のものから読んでいるけど(バレエ団での殺人事件を描いた『眠りの森』か。これはシリーズ2作目)。いよいよ、これで最後かなぁと思って手に取って、この作家の物語を編むチカラ...みたいなものに驚愕しながら読み進む。ってか、いつからこんな隙なく、多くの複線を回収して物語に決着をつけることを考えてたんだろう?一気に読んだら、このシリーズの最初から読み直したくなってしまいました。

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紙の本

タイトルがいい

2018/05/07 22:55

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

いつものように半身浴しながら読み進めましたが、真相が明らかになってゆく終盤部では、一気に読んでしまったので長風呂になりました。
  『新参者』などの加賀恭一郎シリーズの作ですが、やっぱり東野圭吾はうまいなあ、面白いなあと思わされます。
  楽しめるだけでなく、自分の人生は一度きりで、人生をやり直すことはできないという人間の哀しさを感じさせてくれる本です。
 読み終わって、タイトルのよさに気づきました。

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