村上さんのところ （新潮文庫）

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投稿者：a　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「読者」の様々なお悩みに「村上」さんがあれこれと回答するという473のQ&A集です。これが役に立つのですねぇ。

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投稿者：ひややっこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

電子書籍は一切読まないのですが、この本を読んだ後はコンプリート版である電子書籍読んでみたいと思いました。真剣なものも息が抜けたものもちょっと怒っているふうなやり取りも、読み終わっているとぼおわーんと自分の中にふんわり残っていきます。河合隼雄さんについての記述も繰り返し見られて、二人の対談は面白かったな、深みを凄味があったなと思い出しました。
電子書籍どうしよう・・悩みますわ。

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投稿者：コアラ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

わりと人生相談的なものが好きです。村上春樹だったら脱力系で楽しいだろうなと思って，帰りの電車用に購入。期待以上に楽しめた。いわゆる右翼系の人々（まぁ評者もその一人ですが）には「無国籍文学」とかいわれて評判の悪い村上春樹だけれども（って文学に国籍必要？），評者は好きです。村上主義者と名乗ることにしよう（会員証を発行してくれたら会費くらい払ってもよいので，新潮社さん検討してくれないでしょうか）。もちろん主義主張は異なるのだけれども，その主張の仕方はまったく優れたものと考えます。カウアイ島いいですよね。いつも一週間しかいられないので，ああいうのんびりしたところで半年くらい暮らしてみたいものです。しかしこの本自体はたいへんだったみたい。3万＋通のメールを読み，3千＋通の返事を書くって，どれだけ誠実なんだと思いました。1Q84以降はあまり好きではないけど，次回作に期待しています。

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投稿者：Ｈ２Ａ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹が、一般読者からの質問に答えていくという企画。それだけなら聞き流せてしまうが、まずその数に圧倒される。総数は3万通以上で、村上春樹は全てを読んだ。そしてそのうちから3716通に返答し、そのうちから473通が選ばれてこの本に収められた。質問も読めばわかるが、2行程度のものもあるものの意外に少数で、人生や夫婦生活や、ヤクルトスワローズのことからネコ、文学、ジャズ、世の中への疑問まで結構真剣に村上春樹に問いをぶつけている。その返すにはかなり重い膨大な言葉に対して、軽妙に流したりもするが真剣に答え、突き放したりするが一方で激励したり様々だがスタンスは超然としてぶれない。これだけ答えるのにも大変な体力と精神力を要したのは想像に難くない。簡単な言葉で要約はできないが形容だけするとやはり「おもしろい」。

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投稿者：ドナルド・トランプ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ページ数も多く、厚い本ですが、鼻白むことなく、スイスイ読めます。
挿し絵も可愛く、リラックスして楽しめる本です。

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投稿者：たかし　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

せっかく村上さんに質問するのに、なぜか不思議な質問をする人がいて、村上さんがそれをピックアップして答えて、さらにふるいにかけて本に載せるだなんて、それはほんとに読者が知りたいことなのかな？それとも、変な話にも付き合ってあげる優しい村上さんの反応を見るのも、私小説みたいで楽しいというのかな？

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投稿者：ねむこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

今の若い人って、作者に平気で「はるきさん」って呼びかけてるのにびっくり！！
興味深かったのは、何人かの小学生が、興味を持っているのに、親にまだ早いって言われていること。
私は小学生で「風と共に去りぬ」にはまったけど・・・

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投稿者：まなしお　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

手軽に読める本です。なんてこともない質問から結構シリアスな質問まで玉石混交って感じです。私も３つ質問したのですが、載ってませんでした。残念！