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ファーストラヴ
  • みんなの評価 5つ星のうち 3.9 108件
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2018/05/31
  • 出版社: 文藝春秋
  • サイズ:20cm/299p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-16-390841-0

紙の本

ファーストラヴ

著者 島本理生 (著)

【直木賞(159(2018上半期))】多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・環菜。彼女は、父親を、その勤務先である美術学校で刺殺したとして逮捕されるが…。裁判を通じて...

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ファーストラヴ

1,400 (税込)

ファーストラヴ

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商品説明

【直木賞(159(2018上半期))】多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・環菜。彼女は、父親を、その勤務先である美術学校で刺殺したとして逮捕されるが…。裁判を通じて明らかにされる家族の秘密とは? 『別冊文藝春秋』連載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】

夏の日の夕方、多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り、あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。環菜は就職活動の最中で、その面接の帰りに凶行に及んだのだった。環菜の美貌も相まって、この事件はマスコミで大きく取り上げられた。なぜ彼女は父親を殺さなければならなかったのか?
臨床心理士の真壁由紀は、この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され、環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。そこから浮かび上がってくる、環菜の過去とは? 「家族」という名の迷宮を描く傑作長篇。【商品解説】

著者紹介

島本理生

略歴
〈島本理生〉1983年東京都生まれ。「リトル・バイ・リトル」で野間文芸新人賞、「Red」で島清恋愛文学賞を受賞。他の著書に「ナラタージュ」など。

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みんなのレビュー108件

みんなの評価3.9

評価内訳

紙の本

ミステリー形式の再生の物語

2018/07/06 16:25

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みんと - この投稿者のレビュー一覧を見る

子供が静かに、着実に精神的肉体的に大人に搾取され傷つけられるということを島本さんがずっと書き続けているように思う。最近の作品はそこから離れたようにも思えたけれど、そこへきてこの作品が登場した。人目を引く容姿の女子大生がいて、彼女はアナウンサーを目指していた。裕福な家の生まれで何も問題はないように見える。
しかし、彼女は父を殺した罪で取り調べが行われる。そしてこれは単純な殺人事件ではなかった・・・。とにかく登場人物がそれぞれ傷だらけの感があり、書いていても相当きつかったのでは?と思った。全く何も悪くないのに、周りの大人にどんどん追い詰められて、子供の成長や人生が望まぬ方向にゆがめられていくのは胸が痛くなる。
昨今には虐待など、家庭の中の密室で起こる事件が報道されるようになって久しいけれど、この小説のようなことが実際にありそうで怖くなった。でも救いとしてこの女子大生には、彼女を理解しようとするカウンセラーと、罪を軽くしようとする弁護士がつく。この二人の存在が彼女の未来にひそやかな灯を示すことになる。重たいテーマだが、物語として非常にうまく構成されていて読む手はとまらない。読後もかんがえさせられる。親とは、愛とは、女性とは、とても難しいものだなと。力作。

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紙の本

映画化されるとして・・・

2018/08/13 14:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレになるようなお話はしません。
「ナラタージュ」はおもしろかった。そして、読みやすかった。知り合いの高校生が読んだので、この作者は男性?女性?と尋ねたが、図書局員でもあるはずの彼女、わからなかった。女性と知って、なるほどと思った。映画化されたが、設定が、けっこう原作と違っていて、少しがっかりした。
「ファーストラヴ」も、ドラマか映画になるでしょう。でも、いずれにしても、原作には及ばないのでは?
本作も、とても読みやすかったです。けっこう厚くて、登場人物もさまざまなのに、すーっと読んでいけました。そして、ラストが近づくにつれ、結末まで読み切りたくなって、自分にしては珍しく、夜寝る前にベッドの上で、読み終えました。作者、なかなかやるな、よくここまでうまく書けたな、と。蜜蜂と遠雷、銀が鉄道の父、など、最近は受賞作も読みごたえのあるいい本が多いですね。
読もうかどうか、迷っている方、ぜひお読みくださいませ。

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紙の本

性について

2018/07/10 20:06

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:真太郎 - この投稿者のレビュー一覧を見る

性という言葉を見て人は何を思い、何を感じるのでしょうか。ここの秘めた性を暴かれたときの感情はきっと計り知れないものでしょう。
主人公の臨床心理士の真壁由紀は、ある殺人事件のルポのため、被疑者を追う内自身の過去、家族の形をすり合わせていきます。誰しも何かしら抱えて生きている世の中。少しでも緩和できればと思う主人公の気持ちがすごい。
そして、主人公の夫我聞はカメラマンで、とても良き理解者でもあります。もう少し彼側の話も知りたかったなと思ってしまいました。

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紙の本

家族とは

2018/10/01 17:16

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ピーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

親子の殺人事件かと読み進めると、その奥に隠れた家族の異常な関係性が徐々に浮かび上がる。
そして関わる登場人物も実はみんなそれぞれに、家族故の問題を抱えている。
問題の大小はあれども、どう乗り越えてその山を乗り越えるのかが、テーマのような気がする。
なかなか、読み応えのある作品。

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紙の本

家族

2018/10/07 14:08

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

父親が女子生徒に殺害されてしまうという事件をきっかけに、だんだん家族の抱える闇の部分が浮き彫りになっていく。

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2018/08/13 20:34

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2018/07/24 17:02

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2018/06/24 17:48

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2018/08/12 20:10

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2018/10/30 20:47

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2018/08/17 09:17

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2018/08/15 21:20

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2018/10/28 23:50

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2018/07/23 23:32

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2018/10/14 13:31

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