- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/11/08
- 出版社: 実業之日本社
- サイズ:20cm/281p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-408-53732-0
紙の本
フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE
著者 伊坂 幸太郎 (著)
仙台市内のファミレスで、常盤優我は語り出した。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のことを…。不思議で、切ない、...
フーガはユーガ TWINS TELEPORT TALE
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商品説明
仙台市内のファミレスで、常盤優我は語り出した。双子の弟・風我のこと、決して幸せでなかった子供時代のこと、そして、彼ら兄弟だけの特別な「アレ」のことを…。不思議で、切ない、長編小説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
伊坂 幸太郎
- 略歴
- 〈伊坂幸太郎〉1971年千葉県生まれ。「オーデュボンの祈り」で新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。「ゴールデンスランバー」で本屋大賞および山本周五郎賞受賞。他の著書に「砂漠」など。
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紙の本
双子
2019/02/11 21:18
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なま - この投稿者のレビュー一覧を見る
フーガとユーガは、特殊能力を持つ双子である。その二人が、妙に泥臭いところが面白い。伊坂幸太郎さんの作品は、どれもそうだが、物語の展開が面白く、続きが気になってしまい、どんどん読んでしまう。
電子書籍
読まなきゃよかった、でも読めてよかった
2019/01/08 13:18
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに読む伊坂作品は、子育て中の身にはしんどい内容でした。読み始めたことを途中で後悔もしましたが、それでも物語の続きが気になり、ページをめくる手は止まりませんでした。
「読んでよかった」と思える作品でした。
紙の本
双子って入れ替われるのー!
2020/11/24 20:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:びずん - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつまでもそんな回想をしているから、ただ単純に伊坂節を楽しんでいた。どんなに残酷な犯罪でも、伊坂さんが書くとどこか愛が見えたり、良心があるものに思えるのは、伊坂さんの中に良心がきっちりあるからか、法律を勉強人だからなのだと思う。なんて考えていたら、予想外の外をいく展開でした。好きだなあ。
紙の本
不思議で、切ない
2020/05/06 21:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あおたいがー - この投稿者のレビュー一覧を見る
帯に書いてあったとおり『不思議で、切ない』話でした。
双子が誕生日だけ2時間おきに入れ替わる特別な力で色々なことを実験して、色々と楽しんでいる姿が読んでいて嬉しくなるほど伝わる。
ふたりはつらい生い立ちのなか、二人でひとりのように生きていて、ふたりにしかわからない特別なことがあって。
ふたりともがずっと幸せでいて欲しかった。
ふたごはどちらも大好き。
紙の本
引き込まれるクライマックス
2020/03/10 07:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:@n_tbook - この投稿者のレビュー一覧を見る
不思議な力をもった双子の話。伏線の回収は少々都合良過ぎ感もありますが、読者が「都合よくなってほしい!」と願っているときにこそそれはやってきます。必ずスカッとさせてくれる伊坂作品が大好きです。
紙の本
双子あるある?
2019/09/28 18:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
全然「双子あるある」じゃないです、すみません。不思議な力を持った双子の復讐劇。
二人を「天使と悪魔みたい」って子供が言うところがあるんですけど、でも基本的にイイ奴らです。
何故語る気になったのか。何故相手はコイツだったのか。何故仙台なのか。新幹線の遅延まであとあと関係してくる。
久しぶりに伊坂作品読んだけど、救いようがあるのかないのか微妙なバランスが後味引くお話でした。
紙の本
侮れない双子の力を垣間見る感じ
2019/09/23 11:12
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
あるある双子エピソード、と思う場面もいくつかあり…SFとはまた少し違う伊坂ワールドです。伊坂作品は陰に「いじめ」に対し追求していますね、主人公の周りがそんな境遇という事が多いのですが、暗に訴えているのを感じます。
電子書籍
繋がった双子の気持ち
2019/05/08 04:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:wishkids - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子に起きる、不思議で特別な物語なのかと思いきや、全ては、中学生時代から断続的に続く奇妙で不快な事件に迫る展開で、とてもハラハラ・ドキドキでした。不思議なファンタジーにも感じられた部分、鬼気迫る迫力のある部分と、話にメリハリがあり、読んでいて飽きない素敵な話でした。
紙の本
支配への嫌悪
2019/02/14 15:33
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者が暴力で人を支配しようとする者への嫌悪がくっきり表れている作品。
特に主人公たちの父親が気持ちが悪い。我が子の幸せにミクロ単位の興味もなく、ただ踏みにじるだけ。
このあたりは読んでいて辛いものがあった。
それでも別作品のあの人がちらっと出て来たり伊坂ファンにはニヤリとする物語でした。
電子書籍
そっち系やったかぁ~。
2018/12/26 21:57
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
望んでた描写のお話ではなかったけど、読む手は止まらず。
彼らが抱えさせられた闇、育てた闇、育んでしまった闇に、誰か寄り添い光を当てられたなら、また結果は違ったのかな?彼らは、拒んだ気もするけれど。
ある人物に、自分の過去について語る男。彼の物語は、現実離れしていて、受け入れがたいけど、彼の目的達成のためには、そのお話が必要だった。
わたぼこりの本名に、笑ってしまいました。
電子書籍
不思議な双子のお話
2021/07/22 02:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くらひと - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子の入れ替わり、と聞くとよくありそうなテーマだが、発動条件は大きな制限があり、その制限を利用した話の展開はこれぞ伊坂幸太郎。
結末は寂しい感じ。優我がワタボコリ連れて脱出、からの風我が高杉撃退、という流れでも「僕の弟は僕よりも結構、元気です」は効果的だったと思うけど、どうなんだろう。
ハルコさんハルタくんとの絡みももう少し見たかった。
紙の本
最後まで読んでよかった
2020/08/02 08:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かのま - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めて、心がだんだん重くなり、暗闇にひきずられそうになりました。救いはあるかないか、最後まで読んでもよく分かりませんが、それでも一つの結末を見届けて安心しました。
紙の本
双子の入れ替わり現象が引き起こすストーリー
2019/06/21 12:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:@rikkha - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子が誕生日だけに起こる「瞬間移動」。この現象を使って兄弟にまつわる復讐を実現する物語。
私自身はこの瞬間移動という現象に現実さを感じることはできなかったものの、終盤に復讐の事実が分かった時にはとても面白く感じた。
優我と風我の正反対の性格は物語上で重要であるし、兄弟、双子しか感じられる絆のようなものがにじみわたる。
小玉、高杉、ハルコさん、ハルタくん、ワタヤホコルなど登場人物にも個性あり。
閑話休題。
伊坂幸太郎のファンであれば、読んでほしい。
紙の本
双子兄弟だけの特別なもの
2019/10/20 22:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなほの - この投稿者のレビュー一覧を見る
双子であるからこそ協力しあって生きていく。
双子に起きる瞬間移動!そして結末がなんとも言えない感じです!
紙の本
後悔するけど、読み止められない…
2019/08/05 13:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みよし - この投稿者のレビュー一覧を見る
伊坂幸太郎作品は苦手です。
井坂作品おなじみの、終始漂う取り返しのつかないことが起こりそうな不穏な空気や、少しずつ損なわれていく物語。
読み始めると「あぁ、そうだった…」と後悔するのですが、気になって読み止められなくなりました。そこが悔しいところです。
そして、エンディングに読後も後悔するという…。エンタメ小説のカタルシスを求める方にはおすすめできません。