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読割 50
紙の本
鎌倉うずまき案内所 (宝島社文庫)
著者 青山 美智子 (著)
双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っている「鎌倉うずまき案内所」。平成を6年ごとにさかのぼりながら、6人の悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなる−。ほんの少...
鎌倉うずまき案内所 (宝島社文庫)
鎌倉うずまき案内所
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商品説明
双子のおじいさんとなぜかアンモナイトが待っている「鎌倉うずまき案内所」。平成を6年ごとにさかのぼりながら、6人の悩める人びとが「気づくこと」でやさしく強くなる−。ほんの少しの奇跡の物語。〔2019年刊の加筆修正〕【「TRC MARC」の商品解説】
『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞し、『お探し物は図書室まで』で本屋大賞にノミネートされた人気作家・青山美智子氏の最新文庫です。主婦向け雑誌の編集部で働く早坂瞬は、取材で訪れた鎌倉で、ふしぎな案内所「鎌倉うずまき案内所」に迷いこんでしまう。そこには双子のおじいさんとなぜかアンモナイトがいて……。YouTuberを目指す息子を改心させたい母親。結婚に悩む女性司書。クラスで孤立したくない中学生。気づけば40歳を過ぎてしまった売れない劇団の脚本家。ひっそりと暮らす古書店の店主。平成の始まりから終わりまでの30年を舞台に、6人の悩める人々を通して語られる、心がほぐれる6つのやさしい物語。最後まで読むと、必ず最初に戻りたくなります。【商品解説】
収録作品一覧
蚊取り線香の巻 | 7−64 | |
---|---|---|
つむじの巻 | 65−119 | |
巻き寿司の巻 | 121−187 |
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紙の本
私のうずまきはなんだろう
2022/05/18 20:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「猫のお告げは木の下で」が大好きでこの本を読みました。
〜つむじの巻〜では最後涙が出ました。
息子に、普通や人並みを押し付けている自分の事の様で。
〜ソフトクリームの巻〜では、大好きだった大江千里や銀色夏生の名前が出てきて、ふわっと当時の記憶が蘇りました。
早速、千里君のCDを聴いたり、銀色夏生の詩集を読みました。CDや本を引っ張り出す事が楽しかったです。
手助けアイテムは単語だけで、変えるのも変わるのも「自分」だというところが好きです。
でもちゃんと背中を押してくれる。
本当に優しく温かいお話だと思います。
電子書籍
うずまき案内所って
2021/09/23 13:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
何の案内所なんだろう?と興味が湧いたが、人生相談といった感じかな?
今すごく悩んでいる事といわれると、特にない気がするが、誰かの相談ごとをきいたら案外と自分のふと迷いに思ってる事も解決するかもしれないな。
紙の本
螺旋グルグル
2022/10/26 01:20
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「はぐれましたか?」
鎌倉の時と場所の狭間のような場所にある
鎌倉うずまき案内所で待つオセロを指す老人、
外巻と内巻が授けるのは
ひとつのキーワードとひとつのキーアイテム。
短編連作形式だけれど、
登場人物はつながっている。
全部は螺旋。
短編としてもグッとくる話が収録されているし、
長編として読んでもしっかり詰まった作品。
紙の本
楽しい気持ちになりました
2021/11/16 21:28
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと不思議だけど、その人その人に合ったアドバイスで、とても幸せな気分になりました。
アニメになっても楽しいかなあ、と思いました。
続編を希望します。
紙の本
双子のおじいさんとアンモナイト所長
2021/06/01 21:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人生にちょっと「はぐれてしまった」人たちが行きつける案内所。
双子のおじいさんとアンモナイト所長がヒントをくれます。
ずばりの解決策ではなく、あくまでもヒント。解決は自分で導かなくてはいけません。
でも、ちょっと視点を変えるだけで気が楽になったり、相手を理解できたりできます。
紙の本
渦巻きは一つの糸なのかもしれない。
2022/04/11 19:48
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みつる - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本で青山美智子さんの本は、制覇したかな。
というわけで、やっと読めた本です。
鎌倉を舞台に、ふと気がつくと見知らぬ場所に居て。
「鎌倉うずまき案内所」と書かれた地下にたどり着くと、
そこには、双子のおじいさん二人と、アンモナイトがいて。
はぐれてしまった人達を案内するヒントをくれる。
道にはぐれるというよりかは、人生という道からはぐれてしまった人達の物語です。
青山美智子ワールドには、もう散々やられてきましたので、今回は慎重に読み進め、また戻って、この人がこの人と繋がっていく…と、順調に進めていきましたが…
やられました!!
黒祖ロイド!!そう来たか!!
人魚さんとの会話も良かったですね。
"「違うよ、文太さん。何かを残すためじゃなくて、この一瞬一瞬を生きるために、私たちは生まれてきたんだよ。生きるために生きるんだよ」"
やっぱり青山さんの本はどれも心が温かくなります。
今回は、時間を遡って行くお話でしたので、私が生まれる前の出来事もありましたが、いつの時代も人と人との関わりは変わらず、複雑であったり、もしかしたら、私たちが勝手に複雑にしているだけで、それこそ一本の糸が渦を巻いているだけなのかもしれませんね。
紙の本
鎌倉に行きたくなります
2022/02/22 19:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岸谷 - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名通り鎌倉を舞台にしたオムニバス形式の小説。
初めて青山さんの作品を読みましたが、爽やかな読了感はまさしく鎌倉の海のよう。そして何より、鎌倉に行って私もこんな体験をしたい!!と強く思いました。
この方の別の作品も、読んでみたいです。
紙の本
時代のうずまき
2021/06/04 17:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間誰しもが持つ悩みや後悔。そんな悩み解消のヒントを案内してくれる「鎌倉うずまき案内所」。そこには双子の案内人がいて「はぐれましたか」と優しく迎えてくれ、アンモナイトの所長が解消のヒントを教えてくれる。迷い込んだ6名の主人公はそれぞれのヒントで強くなっていく。6篇の物語は年代が違えど渦巻き状に繋がり展開される。
著者の他作品と類似する展開も歪めないが6つの短編が最後に繋がっていることに気づいたとき思わず見事と言いたくなる作品。
紙の本
うずまきは、エネルギー
2024/04/28 09:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
太巻き、ソフトクリームなど渦巻き状の食べ物が出てきて、食べたくなりました。「うずまきはエネルギー」という登場人物の言葉がありましたが、エネルギーがもらえそうです。
最後に少しづつ繋がっていたことがわかる短編集で、平成という時代がもう懐かしい事にも驚きつつ、楽しんで読めました。
紙の本
さかのぼって
2024/02/13 11:54
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとずつ過去に遡って、話が展開していく。
それに伴って、登場人物が過去に渡ってリンクしていく。
過去から未来へと行ったほうが、読むのは簡単だったかな。
紙の本
悩みもぐるぐると。
2023/10/15 21:51
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫苑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぐるぐる考えてしまうことがある。それぞれ収録されている物語、人生は違うものだけど、なんとなく共感できたり想像できたりするお話ばかりで。時々、エピソードや経験に刺さるものがある。でもストンと心に落ちる。それが青山先生のお話の温かく感じるところ。きっと少しだけ、明日を頑張って踏み出してみようと思える作品たち。
電子書籍
ラスト話で……
2021/11/14 06:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんと、単なる短編集ではないと、わかるとは……。ラストで連作短編集だったことが、判明します。アンモナイトと双子のおじいさんという設定は、変わっていて、三十年の年月にわたる連作です。