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高い評価の役に立ったレビュー
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2004/08/31 20:25
世界の中心で、愛をさけぶ
投稿者:かーりー - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく「涙」です
映画を見た方も、ドラマを見た方も、
活字から生み出される「想像力」で更に泣いて欲しい!
低い評価の役に立ったレビュー
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2004/09/10 00:54
世界の中心でアイを叫ぶ
投稿者:so−shiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容は大甘の恋愛小説で、私は大崎善生の『アジアンタム・ブルー』の方が好きですね。
なにしろ題名がいけません。
ハーラン・エリスンの『世界の中心で愛を叫んだけもの』のパクリかと思ったら、『新世紀エヴァンゲリオン』TV版最終話の題名「世界の中心でアイを叫んだけもの」のパクリというのが正しいらしいです。『エヴァンゲリオン』はほぼ確信犯的にパクッているのですが、題名を決めた編集者さんは、ハーラン・エリスンの短編のことは御存知なかったのでしょうか。
恋愛物としては良くできているとは思うのですが、おそらく片山恭一氏の新作が出ても私は読まないでしょう。
紙の本
世界の中心で、愛をさけぶ
2004/08/31 20:25
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投稿者:かーりー - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく「涙」です
映画を見た方も、ドラマを見た方も、
活字から生み出される「想像力」で更に泣いて欲しい!
紙の本
愛をさけぶっ!
2004/08/16 18:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぁぃ☆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んで1回目ゎもちろん大量の涙が出ました。2回目もあと少しで垂れる所でした。この本を読んで泣けませんでしたかぁ? 私ゎ心から愛する人がいなくなってしまうといぅ脱力感や悲しさなど、色々なことを考えるきっかけとなる事が出来たのでこの本ゎいいと思います☆
映画も見ましたが、泣きすぎて大変でしたぁ。この本ゎとってもいいです☆
紙の本
純粋だった気持ちを思い出せました
2004/05/11 22:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぶっちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
亜紀がうらやましい。こんなに好きになってもらえるなんて。自分の好きな人が精一杯自分を愛してくれる幸せ…亡くなっても自分のことをずっと心にとどめておいてくれる幸せ…悲しくて涙するというより、一人の人を夢中で好きになることができた10代の頃を懐かしく思い出すことのできた物語でした。
亜紀と朔太郎の恋とともに、ステキなのがおじいちゃん達の恋。年を重ねてもずっと想いつづけられるほど好きな人に出会えられたら、それはそれは幸せなことです。
この本1冊で、1か月優しい気持ちでいられました。
紙の本
みんな心がくさってやがる
2004/02/25 00:03
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投稿者:アボリジニ - この投稿者のレビュー一覧を見る
みんな『つまんない』とか『面白くない』とか言ってるけど…感受性豊かじゃなぃね〜…。表現がいまいちとか少し文学をわかったようなこと言っちゃってさぁ(笑) こんなに純粋にアキを好きな気持ちがみんなにはわからないらしいね。感情移入できないのならそれは…心が純粋ではないんじゃないの。これだから下手に書評好きな人は困るよ。僕は別に書評したいんじゃない!!! ただこの作品を純粋に受け取って欲しいんだ(笑) まぁ〜恋をわかっちゃいない人。もしくは恋などをとっくの昔にあきらめた人にはムリかもしれないけどねぇ…。
紙の本
人生何が起こるかわからない
2005/02/19 12:12
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投稿者:yurika - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んでハマリ、映画・ドラマ・漫画なども制覇しました。
私は本のお話が一番好きです。
過去と現在が交互に書かれているので
最後にズドーン!と落ち込まなくてすむからです。
ただ読者が主人公の朔ちゃんを心配しながら、このお話は終わります。
それが気がかりですが、その余韻がヒットのきっかけかなとも思います。
それにしても、人生何が起こるかわからないです。
あんなに幸せだったのに。
自分のしたいこと、伝えたいことを
相手や自分が元気なうちにやっておかなければ、と思いました。
紙の本
感動しました。
2003/12/03 22:46
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投稿者:慈円 - この投稿者のレビュー一覧を見る
思わず泣いてしまった。あの淡々とした
物語が、より一層深い悲しみを与える。
自分が生きていること、生きるとは・死とは何なのか
考えさせられる1冊だった。
紙の本
素直な心とは
2003/06/12 00:00
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投稿者:ryo - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある意味本書は、どこにでもある青春小説かもしれない。ストーリーだけを追えばその通りだろう。しかし一気に読み終わって気がついたのは、頬をぬらす涙だった。そしてもう一度読んで、また文章が涙で曇ってしまった。何がそうさせたのか。おそらく2人が互いに求め合う素直な心だろう。それは誰しもが持っており、もし可能であれば、何の遠慮も表に出したいと心の奥深くに隠しているものだ。もちろんこの2人のように何の曇りも無く愛し合うことの素晴らしさにもあこがれるだろうし、そして誰はばかることなくその気持ちを表現できたら…。皆戦い、戦いで疲れ果てている。そろそろ素直になろうよ。そんなメッセージを含んでいるようにも思える。筋立てはやや無理なところもあるし、お涙頂戴のために技を使いすぎていると感じる部分もある。しかしそれを補って余りある魅力を感じさせる本である。
紙の本
17才では痛く、優しい程に切なすぎる恋愛。
2003/06/09 13:34
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投稿者:真愛 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あなたはもし17の時に、この2人の様な恋愛を体験したら、其の時どう乗り越え、想い合い、また其の先どういう自分を思い描けますか?」
読み終わった後、私にはそう問われている気がしました。
17の朔太郎とアキ。初めは「これ以上はないな」と思う程の、かわいらしく、純粋すぎる位のレンアイの仕方。そんな2人に「病気」と言う「魔」が入り込む。病と戦い、朔太郎と生き、もっと色々な同じ物を見て、共に感じ合いたいと望むアキ、そして同じく思い、そうさせてあげたいと傍ら、幼いながらも懸命に支え、其れを受け止める朔太郎。何とも、危うく、支えが必要かと思う中に、しっかりとした2人の「芯」があり、たくましささえ感じました。 またこうなると「純粋さ」と言うのは消え逝く物と思っていましたが、作者の巧みさが最後までこの2人の「純粋」を護り通しています。それは読んでいて、とても晴れやかな感じさえ受けました。
そんな病の中、2人はアキの行きたかった国へと行こうとします。しかしそれは、別の形で後に叶うしかありませんでした。
朔太郎はアキの灰をずっと肌身離さず持っていました。だがやがて、其の灰を自然へと還します。
そのラストは私にはとても痛く、移り往く、生きてる人の心の悲しさの
様な物を受けさせました。亡くなった時点で其の人の時期は止まるが、生
きている人の心に居る事で新たに時を刻み初める。しかし、其の心に留め
ている人が、もっと心に大きな人を入れてしまったらどうなるのだろか?
其の人はそれでも「幸せ」と思えるだろうか? それとも「悲しさ」に満ち
てしまうだろうか? そんな事を考えさせられました。
この2人はもちろんですが、朔太郎の祖父の柔軟さ、そして忘れられない想い、それはこの本の「もう一つの恋物語」の様です。ですので、そちらも気にしながら読むと、「継がり継がれる恋愛」の様な印象を受けます。
こんなにも「レンアイの直中」と思わせる小説には出会った事がありませんでした。何とも素敵な小説でした。
紙の本
気配までをも愛する
2001/08/20 11:38
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投稿者:みちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ぼくとアキは中学生の時に出会った。自然に二人は近づいていきなくてはならない存在となる。生涯に渡って本当に大事な人との出会いは大体こんな感じだ。そこにはもちろん契約などなく無理もない。一緒にいると楽しいから一緒にいるようになる。
自分以外の人間を愛するという感情。思いやる気持ち。この本を読んでいると、胸元を締め付けられるほど伝わってくる。
もしかすると、誰しもここまで他人を好きになることはないかもしれない。しかし、この物語を読んだ事で人間を愛する気持ちの痛々しさを少しだけ、体験する事ができる。痛くても、それはとてもやさしい気持ちだ。人を好きになる気持ちというものは。
紙の本
Boy-meets-girl
2012/06/13 18:28
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る
何年かに一度、こんな小説が必要になる。過去の作品で思いつくものをあげれば、エリック・シガールの『ある愛の詩(ラブ・ストーリー)』、伊藤左千夫の『野菊の墓』、大江賢次の『絶唱』などがある。同じようなプロットでも時代に合わせて背景を変えて書き換えなければ、共感できないからです。
男性が、戦争や事故で死ぬ。女性が、病気や事件で死ぬ。世間が二人を許さないなど、おきまり(Boy-meets-girl)といえば、おきまりだが、恋が終わる前に、恋人がいなくなるところがポイントである。傷つけあう前に、相手がいなくなると、時間は止まる。時間が流れれば、恋は失われるか、愛に変わる。
愛は、恋よりも深い感動を呼ぶが、恋のようには激しい感動は呼ばない。だから、ロングセラーになりえても、ベストセラーにはなりにくい。
内容的にもう少しふくらみがほしかったが、10代、20代の読者には、たまらないものがあるでしょう。もう少し歳をとったら、『あ・うん』向田邦子も読んでみてください。そういえば、このころ、私のまわりの30代、40代(特に女性)は『図書館の神様』瀬尾まいこにはまっていたように思います。
多くの異性を愛した人間よりも、たった一人の異性を愛した人間のほうが、はるかに深く異性を知っている。」とトルストイも言っています。多くの恋をするのではなく、本当の恋に出会った時のために、多くの恋愛を読んでおきましょう。
紙の本
何で、突然、二年も前に出た本が騒がれ始めたんだろう。悪い作品じゃあないだけに、却って不自然な気がして、昔からの読書人は裏を読みたくなるんだよね
2003/07/31 23:05
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投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
斎藤美奈子の『趣味は読書』のなかに、『白い犬とワルツ』が突然、売れ始めたのは、千葉県のある書店が掲げた一枚のコメントがきっかけだった、といった文章があった。初版が出てから、何年もたって急に売れる、騒がれるという背景にはそれなりの背景、仕掛けがあって、それに乗ってしまう読書家というか、俄か読者がいるということだろう。
実は、私はこの本を、出版された時に読んでいる。悪い印象はなかった。でも、絶賛はしなかった。それが今年になって、何故だか書店の棚に、コメントつきで並べられるようになった。おいおい、である。しかも褒めているのは、圧倒的に若い人が多い。読書体験の少ない初心な人が巻き込まれたのかなあ、と思いもした。でも、気になる。さほどのものだった?
で、当時の読書メモを引っ張り出して、再読をしてみた。やっぱり印象は変わらない。変化があったことといえば、多分出版元である小学館が、今までは殆どヒットを飛ばしていなかった文学作品で、良い作品をコンスタントに出し始めたことくらいだろう。くどいようだけど、悪い作品ではない。野球選手でいえば新庄。でも、イチローや松井ではない。ともかく、書いてみよう。
画面を覆う雲を見れば、英国の画家ターナーの作品を思い出す、というのはあまりに単純だけれど、この本のカバーに使われている川内倫子の写真は素敵だ。画面を占める雲が小説の波乱の展開を予感させてくれる。ただし波乱といっても、この小説のそれは静かなものだ。幼馴染と言ってもいい松本朔太郎と広瀬アキの間に芽生えたものは、二人が同じ高校に進むことでしっかりしたものになる。といっても、キスするのがやっとだから、今時の高校生の実態からは関係と呼べるほどのものではないかもしれない。しかし、それが少しも不自然ではない。
朔太郎は、議員だった祖父の尽力で、市立図書館の敷地内の建物に住まわせてもらっている。母親は図書館の司書で、家の窓からは図書館で読書する人たちの姿が手にとるように見える、そういう環境で育った。中学生のとき、周囲の男子生徒が自分を敵視しているのに気付くが、それが自分とアキのことが原因だとは思いもしない、それほどに男女間のことに疎い少年だった。
彼女に目をつけている人間がいる、と言われてようやく同級生のアキが美しく見えてくる。そういう少し晩熟の少年の自然な心の動きが、この小説にはたくさん見られる。市立図書館に彼女が来るようになって、二人の仲は進むけれど、それも穏やかなものに過ぎない。その状態に焦り始めるのが、男の朔太郎というのも自然だ。人が羨むような恋人を持った人間の不安がよくわかる。それが人も棲まない夢島への旅となっていく。冒頭のオーストラリアへの旅行や、祖父の初恋などが、上手な伏線となって、淡々とした話を引き締める。
主人公である朔太郎は性格に濁りというか、周囲に押し流される自主性のないところがあって、単純な人間が好きな私には必ずしも魅力的ではない。その点では高橋三千綱『九月の空』や井上靖『北の海』『あすなろ物語』『しろばんば』の少年に及ばない。それが現代、と言ってしまえばそれまでだけれど、評価が分かれるところだろう。作者紹介を見ると1959年生まれとある、若い作家ではないのだ。案外ここに、瑞々しさが決して、ドキドキするほどのものではない原因があるのかもしれない。
もし、高橋三千綱の『九月の空』を読んだことがないのなら、とりあえず読んでごらん。それでも、まだ『世界の中心で、愛を叫ぶ』が面白いって言えるかな? 桐野夏生の『リアルワールド』に勝てるかな? 聞いてみたいところだね。
紙の本
悲しくても乗り越えないといけないこと−D君の課題図書
2003/07/22 21:43
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
D君へ。
今年は冷たくて長い梅雨がいつまでも続きます。山間の、君の住む小さな町もどんよりとした雨雲が張りついたままです。中学生になって初めての夏休みを迎えようとしていた終業式の日の夜、君のお父さんは突然亡くなりました。君はその悲しみも今後の不安も、まだ実感する余裕すらないかもしれないですね。でも、いつか梅雨空が消え去って夏の日差しが差し込むように、君もお父さんのいない深い悲しみにふいに襲われるかもしれません。
でも、D君、考えてみて下さい。(人の死は多くの人に考えるということを教えてくれる尊厳なものです)その時、君が感じる悲しみは誰にも理解できない程深いものでしょう。でも、君のお父さんが死の直前に感じただろう悲しみはどれほどつらいものだったでしょうか。お父さんはまだ四十三歳でした。君は背丈が大きくなったといっても、まだ中学一年になったばかりです。お父さんはこれから君と過ごせただろう日々のこと、君が素敵な彼女を連れて歩いたり進学や就職に悩んだり、やがて美しい人と結婚するだろうその日に、父親として君のそばにいてあげれない悔しさにどんなにつらい想いだったことでしょう。
「好きな人を亡くすことは、なぜ辛いのだろうか」。片山恭一の「世界の中心で、愛をさけぶ」は恋人の死をめぐっての、高校生の純粋な愛の世界を描いた小説です。中学生の君にはまだわかりにくい作品かもしれません。あるいは今の君にはつらい内容かもしれません。でも、悲しくても乗り越えないといけないことがいっぱいあるのだということを君にもわかってもらいたいし、乗り越えるということ自体が今の君の大きな課題だと思います。悲しみから逃げてはいけません。悲しみは乗り越えないといけないのです。
「ずっと以前になくしたものが、ある朝ふと、もと置いた場所に見つかることがある。きれいな、昔あったままの姿で。なくしたときよりも、かえって新しく見えたりする。まるで誰か知らない人が、大切にしまってくれていたかのように」(205頁)
D君。君もいつかお父さんの死が君に教えようとした大切なことをわかる日がくるにちがいありません。そして、それがいつもより長い梅雨の年の、中学生最初の夏休みのはじまりの日だったことを、悲しみの想いを封じ込めてなつかしく思い出す日が来るでしょう。
紙の本
ドリームタイムとオーストラリア
2004/10/16 19:02
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投稿者:KAZU - この投稿者のレビュー一覧を見る
前にも書いたが、オーストラリア関係書籍の蒐集をやっている。タイトルにオーストラリアと書かれた書籍はもちろんのこと、物語の中でオーストラリアに関連するものも蒐集の対象としている。現在、350タイトル程度集め、260タイトルの書評もリストアップしている。しかし、不覚にも本書がオーストラリアに関係していたとは、最近まで気が付かなかった。
確かに、主人公の恋人の死を安易に(?)取り扱っている点、そしてオーストラリアのアボリジニのドリームタイムを、朔太郎とアキの会話を通して肉体の死と精神の生に絡めて語る点、において不満は残った。アボリジニの精霊、意思の伝達、メモリーバンク(チュリンガ)など、生死にかかわるアボリジニの伝えは奥が深く、17歳の主人公達に語らせるには荷が重過ぎるのであろう。
しかし、恋愛小説として単純に見た場合、結構感動して(涙して)読めたことは素直に認めたい。それは、僕自身の高校時代の恋愛の経験を顧みて、あの激しいまでの恋に共鳴したからだと自己分析している。主人公には、10数年後、新しいパートナーとともに思い出の地を訪れてほしくなかった。おそらく僕が同じ立場だったら、主人公と同じようなことになっているだろうと思える点、せめて小説の中だけでも主人公には…
紙の本
最後がつまらなかった
2004/07/10 19:01
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投稿者:ハッピィ*四葉 - この投稿者のレビュー一覧を見る
TVや雑誌などでよくこの本の話題は目にしていたのだが、なかなか買う機会がなく今ごろになってしまった。
素直に感想を言わせてもらうと、期待していたけど拍子抜けというか。涙が出る作品では無かった。
コウちゃんとアキの2人のラブストーリー。
こういう恋をする人は、きっと多いことだろう。最愛の人を亡くすということ、それを受け止めることが出来るかどうか…
コウちゃんはアキを失ったことは、なかなか受け止めることが出来ないだろう。
そんな終わり方で少しつまらなかった。
紙の本
先入観を持たないでよんでほしい!
2004/05/09 15:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:メレデ・レーニ− - この投稿者のレビュー一覧を見る
今や、映画公開もしてさらに人気が上がっていくと思う。しかし、泣ける物語だろうと思って期待をふくらませてて読むと以外とがっかりするかもしれない。
しかし、物語自体はありがちな話ではあるが、主人公の朔太郎と亜紀の純粋な感情表現には誰もが共感できるものであると思う。又、キーパーソン的な人物である朔太郎のおじいちゃんが朔太郎の全てを理解していると思った。恋愛に限ったことではないけれど散り際が美しいのではないかと思った。