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紙の本
七瀬シリーズ
2024/01/25 11:02
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の感情を読み取る特殊能力を持った七瀬さんが、住み込み家政婦として8つの家庭で働く短編集です。続編もあるので、また七瀬さんに会いたくなります。
紙の本
家庭
2022/08/05 16:53
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公はお手伝いさんとして家庭の中のドロドロした部分を覗き見る。家政婦は見たが好きだった人は絶対好きな作品です。
電子書籍
七瀬お疲れ
2021/10/21 20:23
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投稿者:ちーかま - この投稿者のレビュー一覧を見る
若きお手伝い・七瀬VS問題のある8軒の家族。人間の表と裏の顔の対比描写が素晴らしい。けど読んだ後、人間不信になっちゃいそうな一冊
電子書籍
ありがちとしか
2021/10/21 13:08
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投稿者:素浪人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
10代の時に筒井を読まず大人になってから読みました。
どこかで見たような設定、テーマでまったく面白くありませんでした。
発表当時は斬新でその後マネされ続けたのだとおもいましたし、それはそれですごいことなのでしょう。
ただ、今なお筒井は衝撃的と語る熱狂的読者にはついていけません。
紙の本
火田七瀬は私の永遠のアイドル
2021/02/01 21:33
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
筒井康隆氏の小説でヒロインと言えばと聞かれたら、大多数の人は「時をかける少女」の女の子と答えるだろうけど、私はやはり「家族八景」の火田七瀬一択です
電子書籍
覗き見る秘密
2020/02/29 08:23
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレパシーの能力を持ちながら、徹底的に傍観者の立場を貫き通す七瀬が美しいです。欲望を剥き出しにした、彼女の周りの人たちとのコントラストが心に残りました。
紙の本
心を読むことで成長
2020/02/22 08:38
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の七瀬が、シリーズを重ねるごとに歳を取っていくところが良かったです。他人の内面を覗き込むことによって、自分自身を見つめ直しているようでした。
紙の本
筒井版「家政婦は見た」
2019/01/31 12:03
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
七瀬にはある特殊能力があって、その能力を使って家政婦に入った家庭のどろどろをのぞき見るという話。筒井作品の中では3本の指にはいるくらい私は好き。
紙の本
今まで読まなかったのが口惜しい。
2018/05/15 10:35
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投稿者:ROVA - この投稿者のレビュー一覧を見る
筒井さんの作品は以前一冊買ったことがあるものの、
あまり好みではないな、と感じて(タイトルは忘れてしまった)それきりでした。
弟の本棚にあったこの本も背表紙だけを見てずっと読まずにいたのですが
今回初めて読んでみてちょっと過去の自分を引っぱたきたくなりました(笑)
テレパスものと言えば簡単ですが、何より七瀬のキャラクターが魅力的!
おそらくテレパスとして生きてきた上でやむなく身についてしまったと思われる
十代の少女とは思えぬ精神構造。小説の主人公とは思えぬ精神構造。
かと言って極端に悪でもなければ正義でもない。どっちつかずの語り手キャラでもない。
一番好きな話はやはり水蜜桃。やり過ぎカタルシス。
『やむなく勝美の精神を圧殺することに決め』でこの本に出合えて良かったと痛感。
紙の本
七瀬シリーズ第1弾
2016/04/12 07:25
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が敬愛するモレノやフロイトの心理学が、作品の中でいかされていた。中でも「無風地帯」は、心を読むことがどれだけ孤独かが伝わってくる優れた短編だ。
電子書籍
人の心の奥をえぐる
2015/11/13 14:27
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
「人の心が読める」という設定から当然わかるように、人の心の奥をえぐるような作品。筆致がとても鋭く深いので読み進めてゆくのがつらくなるときがある。
高いレベルの作品とは思うが個人的には好きでない。
電子書籍
数十年ぶりに読んで
2015/08/29 18:37
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投稿者:Kattsu - この投稿者のレビュー一覧を見る
たぶん3,40年ぶりに読んだと思います。
七瀬3部作を一気に読みました。(第1作が本書)
現実に読心能力がある人がいたとしたら、やはり七瀬のように隠し通すだろうから、本当は気づいていないだけで周りに実在してもおかしくないなと思ってしまった・・。
これをきっかけに筒井康孝を電子書籍で再読破しようかな。
電子書籍
家族八景
2015/08/28 19:25
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投稿者:Carmilla - この投稿者のレビュー一覧を見る
筒井康隆の初期の傑作「七瀬三部作」の第一作である。
高校を卒業して以来、住み込み家政婦として働く火田七瀬。
彼女には「人の心を読む」能力があるが、それを他人に知られるのを恐れている。
七瀬が住み込み先で遭遇する事件の数々、そして彼らが抱える心の闇…
この本が出版されて40年以上経つが、家庭が抱える問題は、今も昔も変わらないのだということがよくわかる。
これは家族の問題なのか、それとも社会の問題なのか…
紙の本
リアルです
2002/07/02 23:23
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投稿者:とも - この投稿者のレビュー一覧を見る
人の心を読める女性が、他人の家に女中として住み込む。
他人の心の描写があるわけだが、とてもリアルで
心の移り変わりがよく分かる。
とくに紅蓮菩薩では、他人の心の中の、怒りで燃え上がる赤い火が
見えたような気がした。そのくらいリアルである。
紙の本
男の悲しさ
2002/06/21 22:10
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投稿者:へてる - この投稿者のレビュー一覧を見る
テレパスが男性にあうたびに裸の自分を想像されてしまい、自分を性の対象としかみていない男という生き物に幻滅するのですが、それを当たり前ととらえなおして成長していく姿に新しい女性像を感じました。
家族という最小人間集団も、一皮むけば醜悪な欲望を隠し持っているわけですが、まず、その前の基本である個人の醜さを見事に表現していると思いました。ただし、フロイト理論に傾きすぎの面もあるとは感じました。