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みんなのレビュー52件

みんなの評価4.1

評価内訳

52 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

あっと驚くサックスの行動に意外性あり

2012/05/30 22:12

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ドン・キホーテ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ディーヴァーによるリンカーン・ライムのシリーズ3作目である。事故で車椅子生活となったライムが地元ニューヨークを離れて、名医のいるノースカロライナ州へ手術を受けに行った。したがって、舞台はノースカロライナ州の街である。

 病院での手術を待つ間に、ニューヨーク市警のベルの親戚からの依頼で、解決が難航する事件の解決に助力をする。ここからライムとサックスの活躍が始まるのである。馴れない土地での捜査はきわめてやりにくい。地質や植栽などの特徴は地域によってかなり異なるので、科学捜査を行うライムとしては証拠となるこれらについて知識がないことは、致命的なのかもしれない。地元ニューヨーク以外の土地についてはライムといえども見当がつかないのである。

 さらに、ライムとしては商売道具がなければ何もできない。そこはニューヨークの自分の実験室とは環境が大いに異なる。まず、保安官事務所に検査機器を借りるなり、買うなりして揃えてもらうところからスタートする。

 シリーズを通してみると、手強く凶悪なライバルが登場してライムの前に立ちはだかり、真剣勝負になるのが常であった。本書ではライムとサックスは敵役が誰かとか、どういう人物かという以前に事件の全容を掴むのに苦労する。

 場所はノースカロライナ州の片田舎で、少し北に行くともうヴァージニア州である。地元の警察は保安官事務所の保安官と保安官補である。実在の地名と架空の地名が混在している。

 内容は複雑であるが、それがいつもの通り面白いのである。時々刻々情勢は変わっていく。読んでいる方もなかなか追いつかないほどである。今まで味方だと思っていた者が敵であることが判明する。すると、今までの情報は相手方に筒抜けであったことになる。この味方が急に敵になったり、敵になりそうになることは、ライム・シリーズの真骨頂であろう。

 シリーズの面白さはやはり本書でも如何なく表出する。舞台を変えることによって趣が異なる本書であるが、捜査方法は同じである。ただし、サックスが自分の信念を曲げずにあえて違法な行為で闇雲に突き進むという行動はサックスの意外な面を見せてくれることになった。

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電子書籍

うーん

2021/03/05 17:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る

第三作。
確かに、ギャレットはある意味無垢な気がして殺してはいないのかもと思います。
そしてメアリーの居場所を言わないのは、警察官の中に犯人の一味か犯人かとにかく知られてはいけない人物がいるのかなーって思いました。
ギャレットは頭がかしこくて学校の成績はいつもオールAだし、罠を仕掛けたり等の知恵もあるし、そういうのもありそう。
メイソンはただただメグのことがあったからって感じなんかな。。。
とにかく殺そうとしてる所もあるから怪しい気もしますが。
今回はリンカーンよりアメリアに焦点が当たってる気がします。
子供欲しいんですねリンカーンとの。

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紙の本

ディーヴァーの傑作のひとつです!

2016/08/21 13:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書は、ジェフリー・ディーヴァーの傑作の一つです。内容は脊椎手術のためにノースカロライナ州を訪れていたライムとサックスが、地元警察から捜査依頼を受けます。男一人を殺害し、二人の女性を誘拐した少年を行方を追うというのです。土地勘もなく、機材も持たない二人はどのようにして少年の行方を追っていくのでしょうか。ぜひ、本書をお読みください。

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紙の本

アメリカ社会

2016/05/07 04:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たっきい - この投稿者のレビュー一覧を見る

今回は、場所も変わり、登場する人物も変わりで、過去2作と違った感じです。しかし、面白さは相変わらず。犯人に懸賞金をかけて、一般住人が銃を持って犯人を狙う、この辺りはアメリカ社会が垣間見えます。
アメリアが犯人と一緒に逃亡、というところで終わった前半ですが、後半に期待です。

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紙の本

ちょっと大人しい感じで不安

2017/07/10 15:04

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る

「リンカーン・ライム」シリーズの3作目です。アメリカでは2000年に、日本では2001年に出版されています。

このシリーズとしてはわりと大人しい物語進行で上巻を読み終えた時点では、ちょっとこれは外れかもしれないと不安に思ったりもしています。
まぁそこはジェフリー・ディーヴァー氏のことですから、後半はもう怒涛の急展開で息つく暇も与えないものを読ませてくれるでしょうけれど。
今は時間をかけて引き上げられる最中のジェットコースターに乗せられているのは間違いないでしょうし、却ってここまで平穏といってもいいくらいなので逆にドキドキ感は高まってきています。

ということで下巻に多大な期待を持って読み始めたいと思います。(笑)

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紙の本

初、ディーヴァー

2017/07/13 12:13

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:読書はじめました - この投稿者のレビュー一覧を見る

初めて、ジェフリー・ディーヴァーを勧められて読む。
評判が良く、有名で、映画にもなっている人気作家の作品らしいが、
面白くなかった。
登場人物たちがよくあるような感じで、一気読みするほどの作品に魅入られず、
どうして人気があるのか良くわからない。
この作品だけが面白くなく、他の作品は面白いのだろうか。

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2007/01/27 00:40

投稿元:ブクログ

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2008/01/21 22:25

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2010/04/09 15:56

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2009/10/17 23:00

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2010/02/28 22:43

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2010/04/10 07:42

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2010/09/20 00:24

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2011/01/04 09:51

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2011/02/16 15:36

投稿元:ブクログ

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