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イトウの恋 みんなのレビュー

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みんなのレビュー53件

みんなの評価3.8

評価内訳

53 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

時代を上手く描いている

2018/05/31 20:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たあまる - この投稿者のレビュー一覧を見る

中島京子『イトウの恋』を読みました。
イトウ(伊藤)とは、開国から間もない日本にやってきた英国人女性冒険家に随行してその通訳をつとめた青年です。
この作家は、直木賞受賞の『小さいおうち』もそうだったけど、その時代のことをよく調べて、うまく描いているなあと思います。
まるで、その時代を生きた人が書いたように思えるほどです。

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電子書籍

ロマンを感じる

2017/05/14 16:25

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

イザベラ・バードの紀行文はまだ読んだことがない。少し読んでみたくなった。伊藤はどのように描かれているのだろう。確かにかの時代、通訳は必要だ。イザベラの通訳として淡い恋心、慕情を抱く伊藤鶴吉視線の話。手記、日記、書いている当時はなんてことないただの雑文でも50年、100年経つと価値が出てくる。その重要性がよく分かる。記録というのは面白いものだ。歴史の隙間に埋もれている事柄を掘り起こし、未来の直接関わりのない人間に感動やら勇気を与える。言葉、文字がある限り続く現象であり時間が持つ雄大なロマンでもある。

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紙の本

昔、昔、ヨコハマのお話

2008/09/06 09:54

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つきこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルが表す通り、イトウという人物の恋の顛末を綴った物語です。ですが、恋バナに終始するお話でもありません。

物語の始まりは現代の横浜から。冴えない私立中学教師久保耕平が、屋根裏の旅行鞄の中で眠っていた古い手記を発見し、廃部寸前の郷土部の活動を盛り上げようと画策したことから始まります。続いて登場するのが元モデルにして人気劇画「ビースト海峡」の原作者田中シゲル、イトウの孫の娘です。ところで明治維新後間もない日本で、通訳として活躍した青年イトウの恋の相手は英国人旅行家I・B。「日本奥地紀行」を著したイザベラ・バードに想を得た人物です。耕平とシゲル、イトウとI・Bという時代を違えた二組の男女を登場させ、いきなり明治の昔に飛んでもついて来られないだろう現代人への配慮が行き届き、手記を読み進む形で現代と過去を繋ぎます。

母親ほども年が違う、人種が違う、階級が違う。そんな二人に恋が芽生えるとは何と不可解な。けれど年齢や容姿といった外見的要素を越え、その人のもつ公平さとか高潔さやユーモア。そんなものに惹かれることもまた起こり得るのかもしれないと、時代も何もかも違う二組の男女を通じて浮かび上がらせる手法が周到です。

畢竟、恋とは不可解なもの。そうなるとは思わなかったのに、こうなってしまった。そんな不可解さとともに生きるのも人生。そして不可解さのうちでも最たるものの恋を描きながら、ただ幸福なばかりでもない人生で不可解さと共に生きることを、手記が教えてくれる、物語が教えてくれる。”娘、おまえは誰のようにもなる必要はない。おまえ自身の不可思議な人生を生きるのだ”その言葉に辿りついた時救済を感じるのは、きっと娘に限らないと思います。

僕なんかが頑張ったところでどうせと、やる気のなさ全開だった郷土部員赤堀くんが、彼自身の人生を歩み始める姿。彼に限らず各人が、誰のものでもない自分の人生を生きる姿には、お約束とはいえ心励まされます。

そういえばイトウのフルネームは伊藤亀吉なのですが、「日本奥地紀行」に登場するのは伊藤鶴吉。著者のユーモアはこんなところにも生きてます。

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紙の本

イザベラ・バード

2019/11/22 19:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る

イザベラ・バードへのイトウの届かない思いが切ないです。それにしてもこの時代に女性でこんな旅をしていたことにも驚きました。

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紙の本

それは溢れる想い

2024/05/01 14:56

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:名取の姫小松 - この投稿者のレビュー一覧を見る

実家で見付けた古い文書の正体を見定めようとする中学教師や、その文書を綴った男性の子孫と思われる女性が絡み、過去への旅が始まる。
 明治時代の日本を旅したイギリス人女性I・Bと通詞を勤めた務めた伊藤の足跡を辿る旅へ。

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2008/05/06 12:31

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2008/07/01 00:38

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2008/08/23 09:19

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2009/12/12 17:00

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2010/03/29 01:15

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2010/05/23 13:02

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2010/08/28 11:56

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2010/09/25 18:32

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2010/11/18 18:31

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