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ティファニーで朝食を みんなのレビュー

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みんなのレビュー368件

みんなの評価4.0

評価内訳

358 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

クリスマスの思い出

2023/09/09 16:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kisuke - この投稿者のレビュー一覧を見る

最後の短篇「クリスマスの思い出」がとても好きで、毎年晩秋に読み返しています。
ピカンを拾いに行ったり、樅木を切りに行ったりする描写は落ち葉を踏む音が聞こえてきそうで、こんな森が近くにあったら良いだろうなと思います。
この時代なら大統領も送られてきたケーキを召し上がったかもしれない、そんな感じも好きです。
残念なのは、翻訳者が龍口直太郎さんから人気作家に変わってしまったこと。電子版だけでも旧訳を残してもらえたら…と思います。

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紙の本

映画を見た後でも楽しめる

2022/11/29 21:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ティファニーで朝食を』というと真っ先に思い浮かぶのは映画で主演を演じたオードリーヘップバーン

オードリーのイメージと小説のホリーゴライトリーのイメージは結びつかない。
有名な話だけれど、映画と小説の結末は異なっているので、先に映画を見てしまってもネタバレを気にすることなく楽しめる。

ホリーゴライトリーはどこか現実離れしていて破天荒だけれど、自分なりのポリシーに基づいて行動していて、憎めない不思議な魅力のあるキャラクターだと思った。

一緒に収録されている短篇では『花盛りの家』が一番好き。
転んでもタダでは起きないオティリーの逞しさに明るい未来が想像でき、読後感が一番良かった。

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紙の本

ヘップバーンでは主人公は上品すぎるかも

2019/01/28 16:34

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹氏が訳者あとがきで、オードリーヘップバーンではなくて読者がそれぞれのホリー・ゴライトリー像を考えてほしいと訴えているが、確かにそうだろうけれど、それは全く無理な話だ。作者カポーティも映画化にあたってオードリーの起用には懐疑的であったというが、確かに自由奔放な(性的にも)ホリーを演じるには彼女は上品すぎる気がする。これは王女様だからという先入観もある。村上氏も書いている通り原作に忠実なリメイク版がそろそろ撮られてもいいような気がする。スーサイドスクワットのマーゴッドロビーなどいかがなものか。「クリスマスの思い出」もとても心に残る良い作品だ、私はこちらの作品の方が好きだ。

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紙の本

映画とは少し違う

2018/11/12 07:09

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:飛行白秋男 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ホリー・ゴライトリーとオードリー・ペップバーンのイメージが合わないですね。

それぞれ作品としては素晴らしいです。

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紙の本

新鮮です

2017/08/08 20:14

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:k - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画でみた場面を
活字から自分で想像し、確認しながら
楽しんでみました

一昔前前の本も、ある意味新鮮です

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紙の本

カポーティ×村上春樹

2017/07/30 10:37

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る

有名な表題作「ティファニーで朝食を」を含む4作品を収録した中編集。
限定カバー発売を機に買ってみました。

なんといっても表題作が良かったです。一昔前のアメリカ文化を象徴する物語の背景は高揚感と退廃的な雰囲気を含んでいて、非日常的な世界の中で生きていたいと願う登場人物の浮遊感と村上春樹訳の訳が合う(浮世離れ度合いが近いのかも)。

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紙の本

強くあろうとする女

2013/09/26 23:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:英現堂 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『ティファニーで朝食を』。
オードリー・ヘップバーンの映画もちゃんと見てないが、なんとなくオシャレな話かなと思っていたら、そうではなかった。主人公のホリー・ゴライトリーは奔放と言うか、波瀾万丈と言うか、孤独と言うか、つっぱってると言うか、戦ってるなあという感じがする。後悔もするが、自分で切り開いている。強くあろうとする女だ。そこがいい。

『花盛りの家』のオティリーも戦うぞ。
売れっ子の娼婦であったが、花盛りの家に嫁に行く。だがそこの姑にいやがらせをされるが怯まずに戦う。娼婦の仲間が連れ戻そうとするが思いとどまる。

『ダイヤモンドのギター』。
囚人農場にキラキラにデコされたギターを持った新人がやってきた。一目おかれた囚人シェーファーと共に脱走を試みる。だがシェーファーは途中で倒れ置いてきぼりになる。

『クリスマスの思い出』。
20年以上も前、当時7歳であった僕と親友であった60過ぎのいとこのおばさんの友情物語。2人でフルーツケーキを作り、クリスマスツリーを切り倒してきて飾った思い出話。子供のような彼女がかわいらしい。

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紙の本

かつてこの作品を読まれた方も是非手に取って欲しい、なぜなら村上氏の斬新な新訳により忘れつつある青春が蘇ってくるからである。

2009/05/04 14:37

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トラキチ - この投稿者のレビュー一覧を見る

村上春樹訳。
オードリー・ヘッブバーンによる映画化で有名なトールマン・カポーティの代表作。
さて、以前滝口龍太郎訳で読んだのは25年ほど前であろうか。
その時は映画と比べて読むことは出来なかったのであるが、今回はそこをポイントにして読んでみた。
大筋は同じであるが、やはり映画はロマンティックラブストーリー、小説は生きざまを問う作品となっている。

村上氏が打破したかったのは、やはり映画でのヘッブバーンのイメージ。
それは訳者あとがき“『ティファニーで朝食を』時代のトルーマン・カポーティ”を読んでいただけたらよくわかります。
村上氏にとっては著者をかなり擁護している節があり、それがわれわれ読者にも伝わってくるのである。
私としてはこのあとがきの熱さは本文より面白く読めた。
おそらく私だけじゃないとは容易に想像できるのであるが・・・

実際、村上氏が翻訳することによりかなりの人が本作を手に取ったはずである。
私も以前瀧口直太郎訳で読んだ記憶があり、そして映画も観たのであるがその差異等に興味もなかった。
村上氏の意図はヘッブバーンのイメージだけがずっと残っている悔しさを本作の翻訳で晴らした形であろう。

話の展開的には結構読ませてくれます。
映画のようにある程度わかりきったエンディングじゃなくて、余韻を残すというか読者の想像に訴えた部分が大きいんじゃないでしょうか。
村上氏は“イノセンス”という言葉を多用して使っている。

主人公のホリー・ゴライトリーも語り手の“僕”も映画の俳優のように華やかでないのだ。
ただ、映画よりもずっと奔放でありそこが人間らしい。
少なくとも語り手の“僕”は作者カポーティの分身のように感じて村上氏は訳されているのであろう。

本作はいわば、カポーティへの敬意の表れとしての情熱あふれる翻訳であったと言えよう。
私自身、カポーティの全体像をおぼろげにしかつかんでないので、断言はしにくいが作者にとってホリーは理想に近い女性だったのであろうと感じる。
初めはしたたかさばかりが目についていくのであるが、やはり象徴的なのは猫を置き去りにするシーンでしょうね。
これはホロっとしました。

村上氏のやさしくてお洒落な訳文。
読者は村上氏にエスコートされ、そしてヘッブバーンじゃなく本の中のホリー・ゴライトリーに酔いしれれば読書の醍醐味を味わったこととなる。
それはまるでホリー・ゴライトリーがティファニーの店の中を闊歩して歩いている姿のように感じるのである。

さあ、あなたも映画では味わえないあの頃を蘇らせてください。
たまにはセンチメンタルな気分に浸るのもいいかもね。

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2019/04/12 18:09

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2011/01/13 15:36

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2008/12/08 11:44

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2008/12/11 20:54

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2008/12/23 23:58

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2008/12/28 12:16

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2009/01/05 21:31

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