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みんなのレビュー55件

みんなの評価3.8

評価内訳

55 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

第一人者の本は時を経ても色褪せない

2010/01/11 12:57

12人中、10人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:GTO - この投稿者のレビュー一覧を見る

 帯に「京大で受けたい授業NO.1の名物教授」とあるのがうなずける、楽しく分かりやすく知的好奇心を大いに刺激してくれる本であった。
 
 取り上げられているのは、ダーウィン、ファーブル、メンデル、ワトソン、ユクスキュル、パブロフ、カーソン、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ハッブル、プリニウス、ライエル、ウェゲナーの14人の著書である。(化学分野が少ない気はするが、著者の専門上仕方ないだろう、次作に期待)多くは世界史にも登場するので名前を聞いたことがあるだろう。しかし、その著書ファーブルの「昆虫記」とカーソンの「沈黙の春」を除けば原典を読んだことがある人は少ないのではないだろうか。
 
 私自身もあとワトソンの「二重らせん」を以外読んだことがなかった。一つの理由は、これらの名著で扱われている内容が、高校までの教科書にまとめられていて、あえて原典を読む必要を感じなかったことである。また、多くはかなり昔のものであるため古臭い文章だという思い込みがあったり、相対性理論のように難解で、入門書しか理解できないだろうと諦めが先だったものもある。
 
 しかし、この本を読んでそれが間違いであることに気がついた。画期的な発見が初めて世に問われる瞬間の生き生きとした躍動感は原典でこそ味わえるものである。それは、教科書からは得られない科学する喜びであり、真理に迫るワクワク感である。参考文献も充実しているので、これから科学の世界を目指す人はこの本を読んで、興味ある分野の名著に是非挑戦してもらいたい。

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紙の本

すこしでも科学に興味のあるひとには得な本

2009/03/18 22:44

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る

過去の有名な科学者が書いた本を紹介するというスタイルをとっているが,おもな目的は本よりその著者を紹介することである.本の内容にももちろんふれているが,あまりページをさいてはいない.240 ページほどの新書によって 14 人の科学者とエピソード,彼らの著書だけでなく彼らにかかわる最近の本も知ることができるので,すこしでも科学に興味のあるひとには得な本といえるだろう.

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紙の本

原著を齧ってみるきっかけに。

2009/12/01 16:16

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「書いたのはこんな人」「こんなことが書いてある」「その後、世界はどう変わったか」「エピソード」「科学者の教訓」「さわりピックアップ」。ニュートン、ダーウィン、アインシュタインなどの、全部で14の著作について上記のような項目に分けて書かれている。

 「・・こんな人」は、なかなかよくできた人物の紹介であると思う。2,3ページに、ポイントが要領よくまとまっている。
 「さわり・・」は原著からほんの数行ずつ、1~2頁文。数式や長い論理はでてこない。これで雰囲気がわかるのだろうか?しかし、原著も地の文だけ、理解できるところだけ「何が言いたかったのか」をまずは読むというのも「あり」なのかな、と思い至った。科学の著作のことであるから、書かれて何百年もたてば内容が間違っていることも当然ある。しかし、「あの時代に、あのような考えを提出した」ということの重大さは変わらない。それならば「なにを言いたかったのか」をまずはしっかり学ぶことが原著を読む一番の意味だろう。理系の著書ばかりでなく、思想書など文系の著書も同様なのではないだろうか。

 認識を変えるような名著は、ここにあげられた以外にももちろん沢山ある。しかし、とりあえずこのようなところから「どんなものか」の様子を垣間見、原著に近づいてみる、というのでよいのだろう。なんとなく様子がわかり、興味がもてたら、全部理解できなくてもいい、原著にあたってみる。幸いにして、日本語訳も文庫などで随分入手しやすくなっているものも多い。
 
 この本で学んだ一番大きなことは、鵜呑みにして先人・偉人の名前業績を覚えるばかりではなく、ちょっと気になったら原著を齧ってみること(勿論、「齧っただけ」で「理解した」かどうか、の自覚が必要だが)の大事さであった。
 本書を読むことが、原著を齧ってみるきっかけになればよいと思う。

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紙の本

科学の古典を文系にもやさしく

2017/06/03 20:50

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:aki - この投稿者のレビュー一覧を見る

科学の発展に寄与した古典を紹介。世界がわかるというのは大げさ。

取り上げられているのは次の14冊:
1. ダーウィン『種の起源』
2. ファーブル『昆虫記』
3. メンデル『雑種植物の研究』
4. ワトソン『二重らせん』
5. ユクスキュル『生物から見た世界』
6. パヴロフ『大脳半球の働きについて』
7. カーソン『沈黙の春』
8. ガリレイ『星界の報告』
9. ニュートン『プリンキピア』
10. アインシュタイン『相対性理論』
11. ハッブル『銀河の世界』
12. プリニウス『博物誌』
13. ライエル『地質学原理』
14. ウェゲナー『大陸と海洋の起源』

それぞれ、
 ・書いたのはこんな人
 ・こんなことが書いてある
 ・その後、世界はどう変わったか
 ・エピソード
 ・教訓
 ・さわりピックアップ
について分かりやすく解説されている。理系のみならず、文系のひとも楽しめる。

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紙の本

わくわくしながらページをめくり、有名だが触れたこともなかった科学の古典に楽しく接した

2022/12/25 10:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:大阪の北国ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずぶの文系の私にも大変楽しい読書だった。文章は平易だし、「古典」の紹介も大変理解しやすい。往復小一時間の通勤電車の中だけで3日間で読み終わった。著者の鎌田先生は火山と地震の本を多く執筆されているので、本書の「理系全般」のカバー範囲にやや疑問があったがそれは読み始めて一気に雲散霧消、採り上げられているすべての古典はもともと理系の皆さんにとっては常識の範囲内の著書ばかりであろうことと理解した。そして鎌田先生の饒舌な語り口が読書を盛り上げてくれた。
本書ではダーウィン、ファーブル、メンデル、ワトソン、ユクスキュル、パヴロフ、カーソン、ガリレイ、ニュートン、アインシュタイン、ハッブル、プリニウス、ライエル、ウェゲナーの14編、一部を除き有名ながら一般人があまり読んだことのない著作が次々に採り上げられ、またそれらに関するエピソード、後日譚としての関連書籍も併せて紹介される。私はさっそく本書で紹介されている関連書籍を数冊購入し、既に読み終わった。
それらの構成やエピソードも面白いが、さらに激しく同意したのは著者の鎌田先生によるあとがきの一節である。先生は語る。「また、科学はほんとうに面白いと再認識した。私の学生時代、教科書であんなに無味乾燥に扱われていたのは何故だったのか、と憤りに近い気持ちも抱いた。」 
全く同感である。科学者の事跡について、もちろん読み手側の興味の深度によって理解度の相違があることも充分に認知した上で、教科書執筆に携わる偉い先生方には耳をほじくってよく聞いて貰いたい。学生が面白くないと感じる教科書はご自身の文章力が劣っているせいではないか、ご自身の説明したい記述が読み手目線と合っていないのではないか、と自省を促したいものである。私の学生時代にも講義は自らのノートを棒読みするだけの、やらされ感満載の偉い教授がいらっしゃって落胆したことを思い出した。
本書のような教科書があったなら、私自身も物理や化学、そして生命科学を受験のためだけでなく、研究の対象としてもっと深めたいと思ったことは間違いない。

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紙の本

わかりやすい

2021/05/14 08:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る

理系の専門書が、かみ砕いて説明されていて、わかりやすくてよかったです。アインシュタインやニュートンなど、読んでみたくなりました。

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紙の本

何を読むか

2017/01/31 22:03

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:でぃー - この投稿者のレビュー一覧を見る

古典的名著を簡単にまとめてあり、どの本から読めばいいのか分からない人にはまずは、この本から入るべきである。

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2009/04/14 22:04

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2009/06/06 00:29

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2010/07/31 16:19

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2010/04/17 16:54

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2010/04/20 22:02

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2010/12/26 16:15

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2010/08/11 17:57

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2010/10/15 15:29

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