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ねじまき鳥を巡る長大な年代記の始まり。日常を踏み外してしまっても、歩き続けることでしか元へと帰ることはできない。
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今、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいるんですが・・・
皆さんの意見を是非聞きたい!
第二部の丁度真ん中まで来ました。
ストーリーの展開がものすごく面白いです。
いい本に出会った!!
そこでですが、
中盤で、家出をした妻「クミコ」から手紙が届きます。
夫の『僕』はうすうす感づいていたんだけど、凹む暇も無いくらい物語りは進んでいきます。
前提:僕とクミコは出会って6年目。結婚して4年くらいかな?5年くらい経過している。妻と僕は愛し合っている。
僕はクミコからも愛されていると確信してるし。クミコも僕を愛していると確信している。僕は、一度も彼女を疑ったことがない。彼女を100%信用している。だが、2ヶ月前から性交を行っていない。何故なら彼女は、浮気をしているからだ。それを下記の手紙で事実として受け入れる事になる。
手紙の内容:
職場の人にとてつもない性欲を感じて、浮気してしまいました。一度ではなく、何度も交わりました。そのときは罪悪感のかけらも感じませんでした。それは、貴方とのセックスでは、感じたことが無いほど、よいものでした。貴方とのセックスでは、快楽を感じた事がありません。全部私が悪いです。確かに貴方を愛していました。
しかし、私は家出をしました。
浮気相手の男の人とはもうあわないでしょう。
私の事を探さないで欲しい。
私と離婚して欲しい。
私が残していった服は処分してください。
さよなら。
こんな手紙が『僕』の元に送られてくる。
この小説を読んでいると、とてつもなくひき込まれる。
僕(ジョニー)は、主人公の『僕』に投射してしまう。
ものすごい感情移入だ。
何故なら、僕(ジョニー)も、『僕』と『クミコ』のような夫婦愛に憧れているからだと思う。
さぁ『僕』はどうするのか!
今夜は徹夜だ。
そこで、皆さんは、長年愛し合っている恋人がいたとして、
寧ろ、夫婦の関係になっているとして、100%信頼してるはずのパートナーがこのような形で去っていったらどう思いましすか?
?妻をなんとしてでも探し出して、やり直したい!
?あきらめる。
(とりあえず妻のものをすべて捨てる。焼く。売る)
?戦う。(慰謝料払え!!)
?何もしないが、はんこも押さない!!
?その他
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懲りずに村上春樹。でも短編ならいいのだが、厚い本3冊に村上ワールドが繰り広げられると、いささか重たい(3巻目は未読)。仕事をやめた僕は妻のクミコに家を出て行かれて、不思議な人物と不思議な回想(なぜノモンハン?)とに取り巻かれ、クミコが出て行ったわけを考える。井戸に入ったり、人の顔をずっと眺めたり。これを読み進めているとき自分も気分がふさいでいたので、この友達のいないひたすら自己に閉鎖していく主人公が身近に感じられないでもなかった。けど、やっぱこの別世界感に引きずりこまれたくはないぞ。健全な精神のときに、ふわふわっとするために読みたい。
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断片的に続く文章ひとつひとつの密度、質量と描写に圧倒されます。
それ以上のことはやはり語るべきではないのだと思います。
自分には到底理解できなかったですがそれで良いのだと思います。
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3部もあってとにかく長いです。でも読んでてあきない。ねじまき鳥、井戸、皮を剥がれた人。不思議な姉妹。村上ワールドは常にメタファーに括られているけれど、そこが魅力なんだと再確認しました。現在2部を読破中。
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終わったあとポカーンってなる
だめっていわれてても、これがいちばん好きさ。
つまらない日常が、壮大なストーリーの上に成り立っているって考えるとわくわくしない?
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理解には程遠い、けれどこれを読んで確実に自分の中で何か変わったと思う。
他の本に比べると読みにくいなと思うところも多々あるし生々しいけれどね。捩れているし。
けれどこれ以上は語るまい(笑)
余韻に浸る為に読んでいるんだろうか??
『羊〜』の次に好きです。
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村上春樹の作品は初めて読みましたが、奇妙な感覚を受ける作品ですね。大きく盛り上がっていく話ではないのに先が気になって仕方がありません。無理矢理ジャンル分けするなら、これもファンタジーの一種かなと思います。
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長かった・・
またじっくり読み返したいと思った本。
文章の書き方が綺麗。
芸術ですな!
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分厚いハードカバーがなかなか手をつけさせないかもしれないが、読み始めるとはまってしまう。
読み返すには、サラッと文庫で読むのも良いかも。
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酷かも知れないけど、ハルキさんは再びこういう小説を書かないと思う。書けないのではなくて書かない。そう思うと余計にこの作品が親密に思えてくる。
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特にとんでもない出来事が起こったわけでもないのにこんなに先が気になるのは何でなんですか?一刻も早く2部が買って読みたい。クレタとマルタには少し笑いました。
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3冊全部読んだ上で。友達に薦められて読んだ村上春樹初作品。非常に面白かった。読んでいくうちにぐいぐいとストーリーに引っ張られていき、自分の中で何かしらの変化が起こっていく感じ。これを機に村上春樹のほかの作品も是非読んでみたくなりました。
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パラレルな世界と現実の世界とを繋ぐキーワードとして井戸という闇が象徴的に表現されていたが、いくつもの話が最後にリンクせぬまま終わってしまったように思えて謎が深まるばかり。
何年か後にもう一度読み直してみたい。
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初めて読んだ村上作品。拷問の部分を読んで本気で気持ち悪くなった…まだ続きを読む気になれない。
村上ワールドについていける日は来るのか。