アルテ １ みんなのレビュー

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：夜メガネ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

16世紀、イタリアのフィレンツェを舞台にした物語。
森薫さんの「エマ」以降、度々こういった作風・ストーリー構成の作品がありますが、
これもそのタイプです。
冒頭のシーンにある通り、男尊女卑著しい時代をベースに描いているので
女性ファンのほうが圧倒的に多いんだろうなぁという印象でした。

上手いと思ったのは、貴族出でありながら誰かの下で働き身を立てたいと
願う絵が大好きな主人公の女の子。
これは女子のマンガ読者たちと被る要素を多く持ち合わせているので、
マーケティング的成功作といえます。

好きなキャラのヴェロニカの顔が時々お面みたいになっているのが残念。。。
(コマによって斜め横の顔が輪郭に対してパーツが崩れながらズレてる)
この人だけビジュアル系マンガの絵なので余計目立ってしまいました。
ヴェロニカの努力へのまっすぐな称賛など、
アルテのセリフも育ちの良さがうかがえる良いものが多いですし、久々に面白かったです。

●他サイトの感想で見かけましたが、
　　　確かに設定・ヒロイン含めてキャラ相関図は朝ドラの典型パターンですね。
　　　局受けするので、アニメ化とかドラマ／映画化が早いタイプの作品。
　　　(その時、私の好きなヴェロニカ姉さんの主軸エピソードは
　　　　倫理だなんだとバッサリ切られるであろうこと必死…。
　　　　そういう目で見ている側の問題だと思うのです。)

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：BlueSky　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ルネサンス期に限った事では無いですが、長く女性が教育や高い技能を身につけるのが難しい時代が続いたのだと思うと、主人公のアルテはかなり無理をして頑張っているのだなぁ。

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：MIYU　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

おもしろいです！わくわくしながら読みました。
イタリアのルネッサンス期において、当時としては稀な女性画家が主人公です。
専門家ではないのですが、仕事の関係でキリスト教美術に触れる機会があるので手に取ってみました。私の場合は南米で、アルテの舞台はイタリアなのですが、植民地初期のラテンアメリカでは、まず、ヨーロッパから絵画を学んだのです（実際ラテンアメリカに渡った人もいる）
南米では、先住民にキリスト教をより早く広めるために、宗教画の工房では絵画の作成にてんやわんや。まるで日本の漫画家のようだ。。。と思っていたのですが、作者がこの漫画を描くきっかけが、工房への親近感とのこと。納得です（ヨーロッパでも納期に間に合わせたりとか大変だったんですね）。
当時の時代背景がしっかり描かれていて、物語にすんなり入り込めるし、アルテの他にも個性豊かな人々が登場します。（個人的にはこれからどんどん技術面も紹介してほしいな。。。）
工房では、テンペラ画の下地塗り、そのあとの巻で出てくるが、フレスコ画などとっても大変な肉体労働がアルテを待ち受ける。頑張れアルテ！！！
そして、女性ならではの芸術性も期待できるし、なにより彼女のロマンスのゆくえも気になるところ。。。

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：なさ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレを含みます。
まだ女性が社会にでるのは、普通のことではなく、困難だった時代、貴族の一人娘が自分の夢である画家を目指すため家を出て、奮闘するお話です。とても丁寧に背景、小物を描いているため、絵を見ているだけでも面白いです。また、主人公のアルテが逆境に負けずに頑張っている姿を見ると、こっちまで頑張ろうって思えます。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：まる子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

前向きにがんばる女性はすてき。読むと、ポジティブにがんばろうという気持ちにさせてくれる作品だと思う。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：くれーぷ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

絵が描きたくて、家を飛び出したアルテ。拾った画家は無骨だけど人を真っ直ぐ見る人。アルテもまた、男社会で力強く生きている。早速集中力を欠く事態になっているけど、大丈夫かな。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ねこにゃんこ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

貴族の出でありながら、画家を目指して弟子入りをするアルテ。真っ直ぐさと負けん気の強さで、困難を乗り越えていく姿がステキです。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ちょこsweets　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメから先に見ました。漫画では、アルテの元々の家の話がアニメより詳しく書かれていて、作画もこちらのほうがかわいいなという印象を受けました。頑張る主人公を応援したくなる、大好きな作品です。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：まる子　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

16世紀初頭・フィレンツェが舞台という新鮮な設定。貴族出身の女性が職業画家になるというありえなさそうなファンタジーだけど、主人公の頑張る姿は清々しい。

1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：owls　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

青年漫画のカテゴリーで紹介されていたので、全然知らなかったのですが、アニメ化されたとのことで読んでみました。おもしろい！　貴族の娘でありながら、たくましくがんばるアルテは応援したくなります。かきこまれた絵もきれいで、そちらも見どころ。続きを楽しみに読んでいきます。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：papakuro　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

料理とかもそうだけど、普通女子がやるようなことも、職業となると、男社会になってしまう。食べていくためには、きれい事ばかり言ってられるわけも無く、お嬢様の手慰みというわけにわいかない。好きだというだけでそれを職業にして生きていけるかというと、そんなに世間は甘いもんじゃ無いのですが。
で、イタリアルネッサンス時代に、本当の貴族のお嬢様が好きが高じて、出奔し絵画工房に弟子入りするという話。
母親が反対するのは、現実を知っているからだろうし、工房で門前払いを食らうのは、勘違いしている世間知らずのお嬢様なんか迷惑でしか無い、好きだったらなんとかなるなんて甘いもんじゃ無いからで、別にひどい人たちということでは無い。
しかし、このヒロインは、一本芯が通っていて、甘やかされず親（多分母親）からきちんと躾しつけられていたようで、とてもメイドが付いていたとは思えないほど庶民の生活にもすぐなじんで、幸運にも自分の道を切り開いていく。
あまりに令嬢ぽく無いけれど、明朗でしみったれて無くて、主人公の魅力で読ませている部分が大きい。
あまりに恋愛に奥手すぎるのが、不自然（ネタなんだろうけれど）
あと、目と眉が離れすぎて、白人ぽくない。
期待を込めて星5つ。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：Koukun　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ルネサンス期の北イタリアを舞台にした女画家もの。
ルネサンス期の北イタリアらしい風物の書き込みがとても良い雰囲気を醸し出している。
ヒロインのアルテがとても健気で応援したくなる。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：ももすけ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

アニメ化されて注目の漫画と思い、手にとってみました。
主人公アルテは、中世イタリアの貴族の出身にも関わらず当時の因習から抜け出し、自分の好きな道を歩むべく苦境を乗り越えてゆく物語。アルテが若さゆえか何事にも前向き過ぎるきらいはありますが、落ち込みかけている時に読めば、元気をもらえそう。

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：Masetto　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ルネサンス期のフィレンツェで画家になろうとする貴族の女の子。なかなか難しい話だなとは思うけど。勢いのいいアルテ、がんばれ!

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：やさし　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

16世紀フィレンツェで、貴族といえども下級だとお金の工面も大変だし、女は財産相続できなくて、結婚するか修道院いくかしないとまともに生活できない感じとか理不尽…と思うけど、それでも好きなことがやりたいとやってみるアルテは気持ちいい。女だから駄目なんておかしいと思うけど、親方の身になって考えてみると男ばっかりの工房で女入れるとなると考えること増えるなとちょっと思うかも。舞台といい題材といい好きな方面なので楽しみにしていて、思ったより絵がすっきりしてない印象だけどキャラクターも魅力的でストーリーも楽しい。でも溺れるような恋をしたら男の庇護にある女だろうが男だろうが誰でも破滅しうるよな、とは思った。