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その女アレックス みんなのレビュー
- ピエール・ルメートル (著), 橘 明美 (訳)
- 税込価格:979円(8pt)
- 出版社:文藝春秋
- 発売日:2014/09/02
- 発送可能日:購入できません
文庫 第12回本屋大賞翻訳小説部門 受賞作品 2013年英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガー賞 受賞作品 2012年リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞ミステリ部門 受賞作品
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高い評価の役に立ったレビュー
低い評価の役に立ったレビュー
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
2015/01/29 17:09
がっかりです
投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宣伝を見て読んでみましたが、一度読んだら二度と読むことはない本だと思います。
奇抜な登場人物設定など、エンターテイメントを狙った作品だと思いますが、スリルで楽しむというより、残虐と人間の薄っぺらさだけが残るような作品でした。
電子書籍
とにかく読んでみて。
2015/02/14 12:16
22人中、17人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:はな - この投稿者のレビュー一覧を見る
アレックスに会いたい。
読後そう思いました。私はミステリは読みません。タイトルに魅了されました。内容は言えません。ひとかけらも。本格的なミステリ好きな方には意見が分かれるところだとは思いますが、1人の女として、私はこの物語が好きです。読後も心のどこかで引っかかって仕方ありません。
アレックスに会いたいです。アレックスに会ってどうしたいかも言えません。でも読まれた方にはわかると思います。ぜひ一読を。
紙の本
文庫本で読めたのがありがたい
2014/12/23 15:11
17人中、12人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:とんとろり - この投稿者のレビュー一覧を見る
今年の「週刊文春」海外ミステリーベスト10で1位になった時に読みたいと思った。
その後「このミステリーがすごい!」で1位を取り、これはすぐに購入しないと読めなくなるとその日に買った。
文庫本だから安く読めてありがたい。。
帯に「101ページ以降の展開は誰にも話さないでください」と小さく書いてある。私は最近はこの帯に騙されて購入することが多い。
表紙裏の小さな解説文の中に「物語は大逆転を繰り返し」と書いてある。これを「どんでん返し」と勘違いして読むと期待外れとなる。
これは非常によくできた警察小説だと思ってよむほうがいい。
内容は三部構成となっている。ネタバレはしないで書いてみる。
【第一部】
舞台はフランスのパリである。魅力ある女アレックスが突然誘拐され、廃屋となった工場に監禁される。
女が誘拐されたことが警察にわかり、監禁されたアレックスの状況と犯罪捜査部の班長「カミーユ」を中心とした4人の捜査班の状況が交互に進行していく。
アレックスは自分で廃屋から逃げ延びる。
【第二部】
アレックスは自分で廃屋から逃げ延びる。頭を物で殴られ硫酸を喉に流しこむ殺害が連続に発生する。6件である。「カミーユ」のグループが操作するが。殺された人間の横のつながりが見えない。
ここでも、アレックス4人の捜査班の状況が交互に進行していく。
アレックスは死を迎える。
【第三部】
ある事件の関係者に対して「カミーユ」のグループの尋問がずっと行われる。
死んだアレックスの日誌から悲惨な過去が明らかになる。
読者はここでこの小説が復讐の小説だとわかる。誰が誰に対して復讐したのか。
【私の感想】
この小説の一部と二部はグロ的な殺人が繰り広げられる。但し、そんなに恐怖や不安は感じない。何故ならば、捜査班「カミーユ」が動いている為に読者は期待して読んでいるからだ。私が今年読んだジャツク・ケッチャムの「隣の家の少女」の救いのない残虐さと比較すればわかる。
第三部が面白い。
ひとつは「カミーユ」のグループの6件の硫酸殺害事件に対し尋問が実に丁寧でリアルに書いてあり、こうやって尋問は進めていくものかと思った。
最近日本で老齢の男の資産を狙って婚姻し、硫酸で何人かを殺害した中年女の事件がある。硫酸の入手方法が明らかでない。
警察がそれを証明できるかが問題となって、現在日本の警察の尋問が行われている。
ただ小説はアレックスの日誌が見つかって事件の解決となっていくのだが、
ポイントとなるその内容が読者にわかるのは警察の尋問の中である。伏線は何処にもない。
もうひとつの面白いことは「アレックス」の死の意味が予期しないものであったことだ。
これには伏線がある。終盤、切ない気持ちが読者を襲う。
読んで損は無いミステリーであることは確かである。
紙の本
大賞、間違いない!
2015/01/25 11:04
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヨンデリーヌ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ミステリーのジャンルで、
「手法の、こんなの展開しかたがあったのか」
「モチーフの、こんな活かし方があったのか」
と、胸に迫るだけでなく、
驚きに満ちた読後を提供してくれた、忘れがたい一冊。
紙の本
がっかりです
2015/01/29 17:09
7人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:黒猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
宣伝を見て読んでみましたが、一度読んだら二度と読むことはない本だと思います。
奇抜な登場人物設定など、エンターテイメントを狙った作品だと思いますが、スリルで楽しむというより、残虐と人間の薄っぺらさだけが残るような作品でした。
電子書籍
読みだしたら止まらない!
2015/12/27 05:02
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ストーリーは3部に分かれていて、アレックスの誘拐・監禁を扱った第1部(アレックスの様子と誘拐事件を捜査する刑事ヴェルーヴェン)、独自脱出後のアレックスの行動と誘拐事件から一転「正体不明の女(=アレックス)」を追うことになったヴェルーヴェン警部を描写する第2部、そしてその裏にある事実や一連のアレックスの行動の動機を解明していく第3部という構成ですが、第3部の3分の一くらいまで読者(少なくとも私)は?????でいっぱいのまま。一度読み出したら、いっぱいの???が解き明かされないままにはしておけないストーリー展開。ミステリー・サスペンスファンには堪らない話なのではないかと思います。いろんな賞を受賞しているだけはあります。
そして日本語訳も完成度が高いですね。ウン十年前の新潮文庫辺りのフランス文学とか哲学とかの翻訳本なんて読みづらくてどうしようもなかったという印象が残ってますが、『その女アレックス』は日本語作品としてもレベルが高いと思います。ダジャレ的なものは説明的になってしまっているので、ちょっと残念な感じですが、ほんの2・3か所のことですので、「何が何でも原文を」と思ってしまうことはありません。
電子書籍
ミステリー好きは絶対読むべき1冊
2015/09/10 18:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みるお - この投稿者のレビュー一覧を見る
章が細かくて読み進めやすい。まるで映画を見ているかのような展開。何度も良い意味で期待を裏切る大どんでん返し。ミステリー好きは絶対読むべき1冊。
紙の本
すごい
2015/08/23 00:37
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:えんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
店頭の「今、売れています」
読んだら、その理由が、よく分かった。
第1章で、話の展開が大体予想がつくと思っていたら
第2章で、凄い展開に
第3章は、さらに衝撃
凄い話だった。
電子書籍
みなさんのレビューどおりおすすめです
2015/01/13 01:19
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:洋 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほとんど小説を読まない自分ですが、こんなにおもしろいと感じた小説は初めてでした。
紙の本
罠
2015/03/25 15:25
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
誘拐・監禁事件で始まるのだが、予想外の結末でした。アレックスサイドと警察サイドがテンポよく切り替わり、登場人物のキャラクター(特にパリ警視庁犯罪捜査部の面々)も面白く、嫌な気になることなく大満足で読了した。映画化の話があるみたいだが、是非見てみたいし、ピーター・ルメートル氏の他の小説も読んでみたくなった。
電子書籍
後味悪い
2015/01/27 19:06
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やきとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
2015年版このミス一位ということで読みましたがミステリーとして読むと公平性が無いのでガッカリするかも。三部構成になっていて各部で主人公の見え方が全く違って見える展開になるのですがそれを成り立たせる為に作者が意図的に情報を隠しており必ずミスリードさせられます。それを良しと出来るかどうかが本書の評価の分かれ目でしょうか。私的には合いませんでした。話は面白いとは思うのですが後味悪い作品。
紙の本
後味が悪い…☆
2015/01/27 13:32
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あんず - この投稿者のレビュー一覧を見る
本屋さんの店頭で大々的に宣伝していたので期待たっぷりで読みました。
確かにスリリングで展開は予想できず前半は楽しめましたが、後半は酷い。
とにかく後味の悪く、マイ本棚に並べる気にはなれない本でした。残念☆
電子書籍
噂通り
2015/03/24 16:22
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コンチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
物語の出発地点と、結末の着地点がこんなにも違う小説はなかなかないと思います。海外の作品ということもあり、また日本で公開されていない物語と登場人物が交錯しているらしく、この作品だけ読むと若干回収しきれない問題もありますが、それを除いても面白かった。この展開は予想できませんでした。アレックスの二面性も緊張感があってよかったです。
紙の本
ネタバレはせずに。
2015/02/04 18:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Bremen - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレをすると読む価値が薄れるので、大まかにどういった作品なのか、を。
他所でこの作品のレビューを読むと「どんでん返し」という言葉を目にする事が多かったですが、
確かに、とある部分がひっくり返る驚きはあるものの、それだけの作品ではありません。
特にラスト部分の、えぇ、ネタバレはアレですので、たとえるなら「誠実さ」で言えば誤りだが、「正義」としては正しかろう、という様な解決法や、意外な人物が意外な行動をしていた、というサプライズなど、語るべき点は複数あり、中々に面白い作品に仕上がっています。
少々お値段は高めですが、素直に楽しめた1作品でした。
紙の本
お薦めです
2015/01/12 10:17
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こじこじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
内容知らずにこのミス1位だったので読み始めました
表紙から、ホラーかサイコサスペンスその類かとおもいきや・・
ネタバレになるので・・・是非読んでみてください。