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みんなのレビュー193件

みんなの評価4.2

評価内訳

193 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

久しぶりに

2015/07/04 15:54

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ろんろん - この投稿者のレビュー一覧を見る

涙がぽたぽた落ちました。映画化された原作ということで、映画は見てませんが本を購入。生きる意味にたどりつく哀しく、でも知るべき史実に基づいていた濃い内容だったとは驚きでした。親友にも贈りたいと思いました。

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紙の本

優しいあんの甘みもあればほかに言うことはない。

2019/05/20 20:46

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る

派手な展開のある物語ではない。しかしじわりと染み込む温かさがある。タイトルや表紙絵から連想されるだろう、食べものをテーマとしたよくある人情ものとは少し違う。物語の核心に触れるためはっきりとしたことは言えないが、小さなどら焼き屋に「あんを作りに」やってきた、徳江という高齢の女性の過去にその理由がある。「生きる意味を教えてくれる」作品などというと少し重い。だがあなたがなんらかの孤独と闘っているというのなら読んでみるといい。人生にも休息は必要だ。優しいあんの甘みもあればほかに言うことはない。

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紙の本

樹木希林主演映画の原作

2017/04/26 20:41

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

河瀬直美が樹木希林を主演に迎え、元ハンセン病患者の老女が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマの原作。おいしい粒あんを作る謎多き女性と、どら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様が描かれる。映画でこの原作を知り、その日のうちに読み切りました。小学5年生の息子にも渡して読んでもらいました。グルメ小説でありながら、生きる意味を問いかける本です。

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紙の本

偏見はひそむ

2016/08/26 05:14

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハンセン病患者の徳江さんとどら焼き屋主人と女子学生ワカナちゃんと。偏見があるかどうかっていうと、誰しも心に手を一瞬当ててしまうと思う。そして近くにハンセン病患者がいなければ、一生関わり合いなく人生を終えてしまうことも確か。そんな世間の気高い人間にちょっとメスを入れる作品だなあと思った。昔の間違った知識がいまだ横行している。頭ではわかっていても、が渦めく心中。辛い辛い。これが人間なんだ。一人ずつでも理解者が増え蟠りを流し「ふつう」に接する人が多くなれば自然と解消されるのかもしれない。これは希望だけれども。

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紙の本

ただただ感動

2024/03/07 13:31

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kunkun - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画も評判であった名作をようやく読み終わりました。重いテーマを扱った話ですが、終始温かいタッチで描かれていた本当に名作だと思います。結末は賛否分かれるかもしれませんが、いつまでも読み継がれていてほしい作品です。

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紙の本

あんこ作り50年

2021/01/12 19:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る

ハンセン病は、名前を聞いた事があるだけで、隔離施設の存在や、患者さんが自由に出られるようになった法律の樹立が、1996年と、まだ30年も経っていない事は、全く知りませんでした。 
とても、優しく話が進み、心にスッと染みます。 読後は、切なさが胸に残り、徳江さんと店長さん、ワカナちゃんの事を思ってしまいます。

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紙の本

考えさせられる

2018/07/11 17:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あんこパン - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画を見て、原作を読んでみたくなって購入。映像ではおいしそうなあんこのシーンが一番残ったが、文章になると、考えさせられるテーマであることをひしひしと感じた。家族にも勧めて、読んでよかったと感想をもらった。

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紙の本

映画を見て

2016/04/20 21:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:メガネ - この投稿者のレビュー一覧を見る

いい映画だったので、原作も読んでみたくなり書籍を購入しました。原作では、主人公の内面の気持ちが理解でき、映画の場面を思い出しながら読む事が出来ました。

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紙の本

映画を観て、積読中だった原作を読む。

2016/04/02 19:28

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投稿者:海(カイ) - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画の場面が浮かんできて、涙が止まらなくなった。

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紙の本

思わず、どら焼きを買いに走ってしまうそんな小説

2015/08/25 17:49

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ブラックティー - この投稿者のレビュー一覧を見る

河瀬直美監督の最新作「 あん」の原作と知り、購入した。
この映画に原作本があることに、まず驚いた。

読み始めると、あっという間にストーリーに引き込まれていった。
小さなどら焼き店、どら春が舞台。
主人公の千太郎は、服役した後に出所し、生きる気力もなく、日がな一日鉄板でどら焼きを焼いている。そんなところにバイトの求人をみてやってきたのが徳江という70歳過ぎの手の不自由な女性だった。彼女の作る餡は絶品だった。
ふたりの作るどら焼きで、どら春は繁盛しはじめるのだけれど…。

予想できる結末だが、目で追う文字が涙でかすんでしまう。
生命の大切さ、生まれてきた意味、いろんなことを深く考えさせ、また感じさせてくれる人間ドラマだと思う。

ラストシーンは、どんな人も涙なくしては読み終えることができない。
そして、美味しいどら焼きが無性に食べたくなるだろう。

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紙の本

どら焼きと桜

2015/11/13 14:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みかんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドリアン助川さんと言えば、金髪で「叫ぶ詩人の会」を主催していた方、というイメージでした。
そんなパンクなイメージと先入観で読み始めたこともあり、とても意外性がありました。
もちろん、良い意味で。
文章も、クセがなく一人よがりな作者の情景描写や心理描写もなく、すっきり読みやすい。
作中の、コツコツと餡を作る作業と重なり合うような、誠実さを感じる文章です。
テーマは重たい内容を扱っていますが。
その描き方、話しのまとめ方にも、扱うテーマへの誠実な心配りを感じ、好感を持ちました。
と書くと、深刻な作品の様ですが。
春に庭先で吹かれる、暖かい風のような、優しくてさわやかな気持ちにさせてくれる作品です。
どら焼きは、絶対食べたくなります。

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紙の本

知ることの大切さ

2021/03/28 16:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あいん - この投稿者のレビュー一覧を見る

無知に基づく法律がなくなり、ハンセン病の人々が自由になった(療養施設から開放された)と漠然とニュースを聞いていた記憶がある。その曖昧な情報が、「あん」の登場人物のおかげで具体的な人物となって現れました、しかも、国立ハンセン病資料館は、親戚の住んでいる近隣の町にあることを知っていながら、一切足を向けることもないまま。近いうちに資料館に行ってみようと思います。「あん」の徳江さんのような人達に会いに。

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紙の本

この餡は甘いかしょっぱいか

2020/04/24 16:56

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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る

訳ありやる気なしのどら焼き屋の店長のもとに、絶品の餡を炊き上げる老いた女性がアルバイトに。餡を焚き上げる工程の描写には、思わず生唾が。これは、オリジナルの塩どら焼きづくりを目指すサクセスストーリーか?
しかし、甘いと思われたストーリーは思わぬ方向へ。絶品の餡づくりの背景には老女の苛烈な過去があることが次第に明らかに。千々に思いが揺れる一冊でした。

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紙の本

生命の餡

2020/03/11 22:53

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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る

小豆の声に耳を傾けながら作る、徳江特製のあんこが実に美味しそうでした。彼女が理不尽な差別にさらされる、後半の展開にも考えさせられます。

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紙の本

今なお続く闘いの道

2019/11/16 17:43

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る

映画化された時に、映画を見逃し、その後原作をずっと読みたいと思っていながら、今になってしまった。期待を裏切らない内容で、登場人物らが少しづつ自らの人生を吐露しあう中、物語は進む。小説で涙したのは久しぶりです。

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