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紙の本
仁吉のとまどい
2015/12/03 09:11
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:T.Y - この投稿者のレビュー一覧を見る
相変わらずのユニークな世界観でおもしろい。
特に仁吉が記憶喪失になって戸惑う物語がおもしろい。
紙の本
たぶんねこ
2017/01/29 15:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらのお話、短編ですが、序章で兄やたちと若だんなが何個か約束をし、それを一話で一つずつ破っていく(笑)お話となっています。約束をした時点で、無理じゃないかなと思って読んでいましたが、予想の斜め上を行く形でだいたい破られていきます。面白いです。
とくに、さいごの「たぶんねこ」は、やるせない結末になりそうだったところを、若だんなが思いもよらぬ解決法を提案して、なんだか素敵におわります。若だんなすごい!やっぱりしゃばけは面白いです。
紙の本
冒頭の兄や達との五つの約束…それがお題となって
2017/01/25 13:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭の兄や達との五つの約束…それがお題となって一太郎はことごとくそれに背いてしまうという構成が見事だ。そこには『ゆんでめて』にみられたような作品世界を揺るがす危うさはなく、いつもと変わらぬ…という安定が伺えるが決して一本調子に感じさせない語り口のうまさがあるように思えた。しかし、作者の登場人物たちに対する甘さはいかがなものだろうか?“こいさがし”の於こんはそれが伏線になってはいるが“くたびれ砂糖”の小僧の始末はいただけない…
紙の本
安定した面白さを保ってます
2016/12/12 20:36
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
長いシリーズでハズレが無いという畠中先生の筆力に脱帽。江戸時代のお店の様子を活き活きとした描写が魅力的。お見合いのエピソードが特に気に入っています。
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縁続きの物語
2016/10/18 05:17
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投稿者:unifura - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近では人社会に適応して若だんなを相応に見守るのが板についてきたかに見えていたので、久しぶりに兄馬鹿二人が豪腕を振るう様が楽しかったです。
縁談がテーマの話も盛り場の親分、禰々子河童、と縁が続いているのが面白いです。
畠中さんの作品は剣戟が主だった時代劇とは違い、今の時代に共通する江戸の営みが読み手を引きつけます。不平不満・理不尽がありながら保護や庇護があるわけでもない人々は、自分たちと似通いながらもずっと現実的であることがほのぼのとした物語の芯になっています。