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投稿者:qima - この投稿者のレビュー一覧を見る
仲良かったお兄さんとの別れ。お姉さんとの別れ。いろいろ切ない経験をしながら大人になっていく新九郎。続きが気になります。
電子書籍
面白いです
2020/04/05 19:16
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投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
応仁の乱で足利義視が東軍から西軍に走る過程がよくわかる。新九郎もいよいよ京を出るということで次巻以降の活躍がますます楽しみになりました
紙の本
少年期の終わり
2020/01/20 13:26
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投稿者:ZATO - この投稿者のレビュー一覧を見る
東軍総大将の足利義視(八代将軍足利義政の異母弟)と従者としての伊勢八郎(伊勢新九郎の異母兄)の帰還、足利兄弟のすれ違いに基づく八郎とその他の伊勢一族との軋轢、伊都(新九郎の異母姉)の嫁入り、足利義視の東軍から西軍への鞍替えとその過程での八郎の死、等が描かれています。
わかりにくい応仁の乱の経緯を人々の思惑も含めて、わかりやすく描いています。
史実と思われる点はちゃんと抑えつつ、史実としては不明な点はゆうきまさみさんらしいストーリー展開とゆうきまさみさん一流のクスッとあんる笑いも散りばめられていて、歴史好きにも、あまり歴史が好きでなかった人にも楽しく読めると思います。
本編の最終場面は、数年後に伊勢新九郎が備中荏原に赴任する直前で終わります。ここまでで新九郎の少年期が終わり、次集からは思春期編という感じでしょうか。
それと番外編として、新九郎の父、盛定の若かりし頃が掲載されています。正妻の須磨も若い時は可愛かったこと、側室の浅茅が若い頃から色気があったこと、盛定が周りに振り回されながらも頑張ってるところなど、全体的に微笑ましく、かつ笑えます。
紙の本
新九郎を待つ新たな運命。
2020/01/11 19:06
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投稿者:氷狼 - この投稿者のレビュー一覧を見る
新九郎の前に兄八郎が帰還。
しかし、将軍義政と八郎が仕える弟義視の間に徐々に亀裂が広がり...
問題は義政の細部にこだわらない性格か、真っ直ぐで融通の効かない義視の性格か。
それとも近侍の緒将の好き勝手な思惑か。
決裂に向け進む現将軍と次期将軍。
八郎と新九郎も巻き込まれ、とうとう...
そこに登場するのは父の実の兄、盛景。
盛景の取った行動とは...
巻末には父盛定の若かりし頃が。
何故、兄の盛景がああ言った行動に走ったかが何となく。 これが原因か。
そして、正室須磨との婚姻、側室浅茅との出会いも描かれ。
父盛定は結構なエリートだったのか...
だから、盛景はあんな嫌みを。
伊都も今川へ輿入れし、目まぐるしく展開する物語。
歴史は壮大なドラマか。
しかし、そこにはそれぞれの想いがあり。
相変わらず、呼び名が色々あり、誰だっけ?状態ではありますが、段々慣れてきた。
新九郎に待つ新天地。
伊都さんはどうなった?
浅茅さんとのその後は描かれるのか、など、まだまだ興味は尽きない。
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月刊スピリッツ連載分はここまで。父親の話やったのは週刊への移動前の単行本ページ数調整だったんだろうなあ。
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兄との別れ、姉との別れ。
大きなものに巻かれて生きていかなくてはならないのは、少しでも上流へと向かいたいという欲の成した末のことなのか。大きなものに巻かれ振り回されるだけでなく、自分たちが舵を取ろうと、少なくとも舵を取る者の側にいようとするゆえのことなのか。
兄との別れは、幼き新九郎の心に何を残すのか。あの一連の騒ぎの中で出会った浮浪者の存在も含めて、大事な一夜であったことでしょう。
ふぅ。読んでいてしんどかったなぁ。
そうはいうけど八郎のことも考えてはいたのだぞ、という熱量で物事が進んでゆくのがまたしんどい。結果的に捨て駒になってしまったんだなぁ。
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時代背景が応仁の乱前後ということで、皆髪型・装束や名前(官職呼びが基本)が似ていて覚えづらいのはこの物語も例外ではありません。加えて武家の人間関係の何と複雑なことか。
しかしそういった困難要素を抱えながらエンターテインメントとして見事に料理しているのはさすがと言わずにはいられません。特に今回は新九郎の、大人達の権謀術数を横目に見つつも兄姉の優しさに護られていた少年期の終わりを示唆するような、ハードな展開も含まれていたので、青年新九郎が次巻以降に立ち向かい乗りこなしていく筈の時代の荒波に読者がしっかりついていくための作劇の工夫は非常にありがたいところです。
なおシリアスな物語に時々挿入される現代風演出は、作者さんの手塚治虫へのリスペクトに違いないと勝手に解釈しております。早くも次巻が待ち遠しくてなりません。
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応仁の乱は難しい。ややこしすぎて訳が分からない。顔ができたら分かるようになるかなと思ったけど、分かるようにならなかった。
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登場人物もそろそろ固まったかなと思い
これを機会に1巻から読み直して、
(この3巻は巻末の”外伝”が一番良かったと思う。
登場人物の関係性が深く理解しやすくなった)
「ようやっと感じを掴めたかな~」と思ってたら
次巻から新章突入かw
しかしこれまで月刊ペースだったのが週刊連載になる
(なってる)んですか?
ペースが上がるのは嬉しいんですが中身が薄くならないか心配。
でも期待♪
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ゆうきまさみさん描く大河ドラマ、第3巻!
世間と家中に渦巻く権謀術数の中、
兄と、姉との別れを経て、新九郎は成長していく…。
新九郎にとっても世の中にとっても大きな事件が
立て続けに起こり、物語はぐっと動きを増してきました。
お話としてはとても面白いところに差しかかって
きたんですけど…時代背景と人物の名前と役職、
さらにはそれぞれの関係がどうにも難しい!(^^;
このあたりは映像でやっても同じことなんでしょうが…。
折に触れて説明を挟みつつ、きっちりドラマを転がして
いかれているのはさすがの手腕。ついていかねば。
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小田原北条の初代、北条早雲の生涯を語る(のか、新九郎時代だけで終わるのか、五代分語るのか知らないけど)作品の3巻で応仁の乱編が完結する。
応仁の乱であり、合戦ではあるが、当時子供だった新九郎は、直接戦でどうこうするわけもなく、政治的な流れに奔走される感じ。
勿論、これが後の活躍の基盤となるわけで避けては通れないエピソードではあると思うが…。
正直、マンガで語るテーマにしては退屈過ぎる。
退屈過ぎる内容ではあるが、後の活躍を知っているだけに、そこへ至るまでの「溜め」の期間としてわくわくしながら待つ。
・・・から、静岡県に入る前に打ち切られたら最悪だ・・・まぁだから、新刊で買って応援しているんだけどね。
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http://www.jidai-denki.com/2020/01/post-3d596f.html
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話が大きく動いた巻だけど、登場人物が多い上に関係が複雑で、歴史的なバックグラウンドがない人間には話を追いかけるだけで大変。副読本が欲しくなる。
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応仁の乱がわかりやすい、だと。
シンプルにまとめる表現力。日本の漫画の情報処理能力の結実ですね。読者に対するサービスを、誠実さといってもいいのかもしれません。普通の漫画家は、応仁の乱を描こうと思わないでしょう。ここにはゆうきまさみさんの自負があるのかもしれません。独特のゆるさ。ヒストリエに通じる。ゆるさで、面白く読めます。
しかし、これだけわかりやすくしてもゴチャゴチャしている応仁の乱はめちゃくちゃですね。
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敵味方がめまぐるしく切り替わる点において、室町幕府創成期と応仁の乱は日本史の二大巨頭ですよな…そのどちらにも足利氏が絡むのは、やっぱ初代の尊氏が何と言うか…情に厚くて細かかった【オブラートに包む】あたりを血筋として継いでるからなのか。応仁の乱については、義視の「屋根に登ったら梯子蹴倒された」感がハンパなくて、新九郎の伊勢家も巻き込まれて大変。伊都姉様の嫁入りの当日にまさか、ねえ…そりゃ新九郎も十三歳でこんな状況に巻き込まれては、大人にならざるを得ない。父・盛定の若き日を描く外伝も、本編理解に役立って親切。