紙の本
ワクワクが止まらない!
2020/10/07 21:54
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投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
山内に突如投下された1人のニンゲン、はじめ。
彼に説明する形で
山内の概要や人間世界との関係が提示され、
上品な中年になった雪哉の
清々しいまでの悪役ぶりが披露され、
さあ舞台は整った!
雪哉をここまで駆りたてる原因は何なのか、
未だ姿を見せない新旧キャラの不穏な影や深まる謎に、
ワクワクが止まりません!
電子書籍
とにかく衝撃的
2020/09/06 21:45
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投稿者:ぺいゆ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも以上に、いろんな点で、叫びたくなるほどショックを受けた。最後の最後まで何度も予想が裏切られる。誰の真意もわからないし、まだまだ解決してない謎だらけ。以前に何があったのか、これからどうなるかとても気になる。
紙の本
新章スタート
2021/05/31 10:40
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投稿者:うえありひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大戦から20年の時を経た山内が舞台。
渋味を増した雪哉こと雪斎が益々老獪になっている気が…
まだまだ謎ばかりで、今後どう展開していくのかとても楽しみです。
紙の本
民を守ることが正義
2020/09/17 20:00
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投稿者:かごめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大猿との大戦から20年。雪哉さんは、本当にあれこれあったろうに、博陸侯になり、そうして、何を目指して行くのか?一緒に見極めるしかありません。
紙の本
辺獄の烏
2020/11/09 14:34
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
20年の月日が過ぎて、こんな事になっていたとは。
誰しもここは楽園だと口を揃える、その違和感。
その欺瞞の楽園の事実上の主があの雪哉だというのが救われない。
雪哉にとってもそこは地獄も同然なのだろうに。
雪哉は必要性の奴隷であるという評価を聞いた後の種明かしにただ溜め息が出た。
そして雪哉がここまでやらねばならない危機とは?
奈月彦は?姫君は?
続巻を待つ!
紙の本
こういう展開とは!
2021/10/17 17:51
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投稿者:のほほんと - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公が烏ではないので、面白いのかなあと思っていました。
でも、読み進めるにつれ、第一部とリンクしてきて引き込まれました。
紙の本
あれから数十年
2020/10/04 18:47
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
養父から山を相続した「はじめ」が謎の美女に導かれ「山内」へ。
猿との大戦から数十年経ってて、雪哉が政権を掌握しています。
山内の現状を一緒に視察していく感じです。
うすらぼんやりの「はじめ」がちょいちょい鋭かったりして、ただの放蕩者じゃないな・・・って思ってたら、意外な正体。
最初に登場した謎の美女は誰だったのか、仄めかしはあっても結局分からずじまいだったので、これは続くな・・・って期待してます。
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猿との大戦より20年後が舞台となる第二部がスタート。
第一部後半から感じていた雪哉の違和感が更にパワーアップした感じ。第二部といいつつも、何か別の作品のよう。
第一部の主たる登場人物はほとんど出てこないが、今後の展開で20年の間に何があったのか、今後はじめがどう絡んでくるのかが明らかにされていくのだろう。
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楽しみに待ってたヤタガラスシリーズ、第二部スタート。
猿との戦いから20年後、雪哉は雪斎と名乗り、黄烏になっていた。人間界で巨万の富を得た安原作助が失踪し、荒山と呼ばれる山を相続することになった安原はじめ。その山こそ山内を内包しているのだ。山を売ってほしいとやって来る様々な人々、そして幽霊と名乗る女によって山内に足を踏み入れたはじめは雪斎と対峙、山を買いたかったのが彼だと知る。雪斎を信用できないはじめは頼斗という宮烏を案内役に任命、猿の襲撃に合い、地下街に逃げ込む。そこで今の山内の現状を知る。雪斎に心酔する頼斗、でもかつての仲間・千早は彼のもとから離れ、批判する側になってる。金烏はいるみたいだけど、全権を雪斎に任せていったい彼は今何をしてるのか、弥栄の烏で誕生した紫苑の宮は?好きだった雪哉の描かれ方が冷徹な独裁者的表現になってるのがなんとも言えない気持ち…彼は彼の正義のため、いろんなことを犠牲にしてるんだと思いたい…まだ物語の序章って感じ、次回作がどんな展開になるか楽しみ。
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【累計150万部突破の八咫烏シリーズ、第2部開始!】資産家の養父から相続した山には、信じがたい秘密が隠されていた。『弥栄の烏』から約20年後の山内を描く、八咫烏シリーズ最新作。
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99作品目( * ॑꒳ ॑* )♪八咫烏シリーズ新章スタート♪弥栄が、第1章最終となり、この楽園の烏が、第2章の第1部となります。弥栄から20年後の山内驚きばかり。雪哉は、雪斎となり、読むにつれて、えぇーなんか嫌な奴になった!って(๑´ლ`๑)笑千早との決別も少し語られていたが、本当にそれだけなのか?!頼斗とはじめは、この後どうなるの?トビは?紫苑の宮って?気になることばかりで、早く続き知りたい~!読むにつれ、タイトルの意味もわかってくる。はじめの言葉が響く。楽園に必要なものは、人。人にとって、1番の希望は人なんだ。これを読んだ時、物凄くあぁ~そうだなぁって…ちゃらんぽらんなイメージ最初していたが、どうこれから関わってくるのか、物凄く楽しみなキャラだ。紫苑の宮って第1章に出てた?誰のことだ?
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SL 2020.10.13-2020.10.20
何もかもが見た目どうりではないという終わり方。
20年の間に何があったのか、なかなかに一筋縄ではいかない予感。
幽霊は紫苑の宮なの?若宮はどうなった?浜木綿は?真赭の薄は?今の金烏は誰?
となるよね。
この第2部のはじまりは謎かけだけで終わってしまった感。
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3年待った烏シリーズ第2部スタート!
一体山内はどうなったのかと思いドキドキしながら読み進めれば、ちょっと予想はしていたけど舞台は現代からスタート。
このチャラいはじめと言う男は誰なんだ?
と思いつつ読んで行けば今度は壮絶な美女が現れてそこからどんどん話が進む。
弥栄の烏から20年経ったのかと分かり始めると共に雪哉の思いもかけない登場からはもうノンストップ…
一体これはどうなってんだよ!?
と心臓をバクバクさせつつこの20年であった事が掻い摘んでしか分からない現状にもどかしさを感じつつ、雪哉のとんでもない行いに絶叫…
千早は生きてるけど明留は死んだ?
若宮は? すみおは!?
みんなは??!
楽園の烏と言うタイトルとは裏腹にじわじわと足元から這い上がる不気味さ。
ちょっと早く続きを出して下さいお願いします!!
と懇願せずには居られない。
やっぱり阿部智里さんは本物だ。
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タイトルとあらすじに心惹かれ手を出しかけてシリーズ途中と知り一度は読むのを止めた一冊。
己の勘に間違いはなかった!
内容重めなので心が落ち着いている時に読むのをオススメします。
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完全に、油断していました。阿部智里さんの作品は最後でひっくり返される。
この感覚を第二部でも味わうこととなるとは。最高です。
*この後、八咫烏シリーズの他の作品も含めがっつりネタバレしています
楽園??20年の間になにがあったの山内…第一部から崩壊する世界の示唆はあったけど完全にディストピア。
特に衝撃的だったのは雪斎。『烏百花』で子ども時代を読んだばっかりなので振れ幅がすごい。(そして、帯の新作短編が追い打ちをかける)
谷間がメイン舞台だから貴族が出てくる機会が少なかったというのもあるけれど、雪斎個人を心配してくれて、彼を諫める立場の人がほとんど出てこないのが不穏。
そして、最後に雪斎の憶測した「幽霊」の正体。ミスリードなのかも知れないけど、少なくとも初登場した『弥栄の烏』の彼女と「幽霊」の瞳の描写は一緒だからなぁ。
彼女が「幽霊」だとすると、両親って、親しい人って…。雪哉と初めてあったとき、生まれてはじめて笑っていたのに、本当になにがあったの山内…
正直、感想をすべて書き切れない。全て読み取れてないだろうし、ここで書いた事もミスリードなのかもしれない。でも、予想を覆して、事実のどんでん返しを味わえる八咫烏シリーズがまた読めて嬉しい。今から、早く次の巻が待ち遠しいです。