有翼の騎士の一途な求愛【電子特別版】 みんなのレビュー

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

高地を舞台に羽のある有翼人種の騎士たちを相手に負けん気の強い受けの頑張りと、その受けに求愛する攻めの協力で、騎士団は生まれ変わり一致団結して不正を暴いていく。
新任の上官が荒くれ部隊の男どもに手洗い歓迎を受けながらも地道に彼らの心をつかんで難題をクリアする。どこかで見たことはあるようなシチュエーションだが王道パターンはやはり面白い。
羽根のある彼らの鳥のような生態や不正を暴く過程のドキドキ感が秀逸。

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投稿者：のりのり　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かった。
生い立ちのせいで、強がりで影では努力家なレフと、身体も懐も大きいゼイン。二人のやりとりにニヤニヤしたりホロっとしたり、話にグイグイ引き込まれていきます。
鷹の巣の現状と過去の違いから、レフたちが色々調べていくうちにあわや…な目にあったりと、スリリングな部分もあり、最後までドキドキしながら読みました。
鷹の巣のメンバーとの初顔合わせの一件で、あれこれやりあった後にレフが啖呵を切るシーンが最高でした。
あと、挿絵が美しく、特に二人の体格差とかゼインの羽がちゃんと大きくしっかりと描かれているところとかもしっくりきてよかったです。
有翼人種の設定もちゃんと細かくしてあるし、これ１冊だけじゃなくてもっと読みたいです。もちろん続きも。

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投稿者：ゆきちん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

作家買い。
今までの作品は全部読んでいて外れ無しです。

有翼人種の騎士団とそこに派遣された内務官。
最初は対立しているけれど、受の頑張り（攻も頑張ってる）で
徐々に纏まっていく様子や仕事ができる受にワクワクします。
この作家さんのキャラはいつも一生懸命で気持ちよく読めます。
悪い奴はいますが、周りのキャラも魅力的なので
スピンオフとか続編も読んでみたいです。

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投稿者：おはな　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

冒頭のレフがアトスに溜池に落とされるシーン、伯爵邸でランタンを上げゼインが会いにくるシーン、式典でのシーン等々、見どころ満載でした。
イラストではゼインよりアトスの方が好みです。
アトス主役のスピンオフを是非。

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

面白かった。有翼の種族ベルクトのゼインと内務官のレフ。見かけによらずタフと堂々としてるレフが最高。ゼインもいい男、彼のおかげでレフが救われて良かった。

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投稿者：apple2　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

鷹と言えば、日本のF-15戦闘機の愛称もイーグル、集まる基地を鷹の巣(イーグルネスト)と呼ぶよなぁ。
と、飛行機好きな私は一気に彼らに親近感。
フォローし合い、２機編隊で一組と動くところなど、作者さんは戦闘部隊を意識されたのかなと。

あらすじは他の方が丁寧に書かれているので、そんな趣味寄り寄り～の感想を書いてみました。

途中、バトーさんをちょっとだけ疑ってしました。
ごめんなさい。
鷹の巣が強く、愛に溢れ、平和でありますように。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

作者さん初読み
私巷で人気のもふもふ獣には萌えはないのですが
鳥は萌えツボなんですよね。
ということで、手に取った本です。

有翼人種の騎士団の元に内務官として赴任したレフ
有翼人種ベルグドたちの手荒い洗礼を受けるけど強気で対応
（失禁してのズボン投げは・・・なかなか読めない光景です）
風紀が乱れに乱れた騎士団を立て直すというのがストーリーの流れで
レフが色々とがんばります。
ただ話は単純ではなくて、どうしてそういう状態になっていまったのかまで
きちんと事情があってそれを解決していくので
ただがんばってみたいな物語ではないです。

レフのがんばりを助けてくれるのがベルグドのゼインなんですけど
タイトル通りの一途な求愛です。
もっと強引なのかと思っていたのですが、そうではもなくて。
無理矢理強引ってわけではなくて、ただひたすらに求愛している。
「ツバメちゃん」呼びもそうですし・・・
好かれるために色々がんばる。
なんか一生懸命ぶりが・・・可愛い。
そして、最後の伯爵への宣言は見物でしたね。
レフもこれで精神的に父へのわだかまりは決別できたでしょうし。
（馬鹿兄は放置なのかな？？？？）

個人的な萌えポイントは羽繕い
レフがゼインで練習するのですが、
初めての時「ちょろい男」って思ってしまうあたりくすくすしてしまった。
で・・・レフはこれでアトスを籠絡する。
（アトスが陥落するシーンはなかなかだったし、
ゼインがでれでれになるのも良かったです）
その後のゼインの怒りというか嫉妬は見物でしたけどね。
（案の定おしおきだし）
とにもかくにも羽繕いは萌えポイントではありました。
鳥習性（止まり木とか・・・）もほどよく描かれていて鳥萌えの嗜好も
満たしていただいた作品でした